管理人出没情報〜音楽 12/18UP!


2006年12月2日・3日

上妻 宏光
 (東京芸術劇場)

太鼓を叩きながら客席を練り歩く太江田律子さん。舞台両サイドには背丈よりも大きい行灯のようなものが置かれていて「祭」の文字が浮かび上がる。ピアノ・野崎洋一さ

ん、ドラム・板垣正美さん、ベース・村上聖さんが静かに登場しスタンバイ。パッと舞台が明るくなると主役の上妻さん登場!いよいよ始まるのだな、と気分が高揚してくる。
『月の下で』
舞台後方に月の映像が浮かび上がる。素敵な曲で始まった。
『音乱舞-じょんがらよさこい-』
津軽じょんがら節とよさこい節をミックスしたオリジナル曲。いかにも祭りにふさわしい楽しい曲。
今回のコンサートは8月に発売されたアルバム「○-エン-」のツアー。最近イヤなこと、つらいことを見聞きすることが多いのはコミュニケーションが足りないからではないか。昔、祭りがその役割を果たしていたのではないか、祭りで人が集まると宴が始まる。これも「エン」。盆踊りはみんなで円になって踊る。これも「エン」。祭りであたらな出会いを得てそれが縁となる。これも「エン」。アルバムにはそうした「人とのつながり」を大事にしたい思いがあるようだ。 
『リンゴ追分』
美空ひばり追悼コンサートで演奏したことのある曲。それもまた「エン」なのだろう。優しく、そして激しく。素晴らしい音の世界を作り出す。演奏後、思わずという感じで客席から「うまいっ!」の声がかかる。「30過ぎてこんなこと言われることはない」と上妻さんも嬉しそう。
『祈りの韻(ひびき)』
祭りには賑やかで楽しいものもあれば、しーんとしっとりもある。この曲は後者。神社で白い着物を着て舞う姿を想像してほしい、と。
風の音、虫の音、衣擦れ・・・
様々な想像が広がる幻想的な曲。
『最上川舟歌』
今回のアルバムで唯一歌っている曲。舞台上で、しかも良い音響で歌うのはとても気持ちが良いと満足そう。艶があって味がある上妻さんの歌声を生で聴くことができるのはファンしてもとても嬉しいことだ。最近ヨガ、特にパワーヨガをやってるというだけあって歌う筋肉も良い働きをしているのだろうか。
『ねぶた祭り』
ねぶた祭りには独特の掛け声がある。客席一体となってその練習をすることに。「ラッセラー、ラッセラー」と上妻さんが言った後、「ラッセ、ラッセ、ラッセラー」と続ける。まずは見本として、ツアーを続けているうちにすっかりうまくなった美声を聞かせるというメンバー達。ところが、あれれ・・・
いざやってみると声が小さくてバラバラ。
さあ客席は?
見事!手拍子しながらしっかり掛け声も決まった!
見事過ぎてちょっぴり残念そうな上妻さん。何ともいたずらっぽい。さらに早口言葉を言わせたり、「アタック25〜」と言ってみたり、深夜TVの通販番組で見た物真似をして見せたり、本当に楽しそう。
『彼の面、此の面』
2つの顔、2つのメロディ、2つの歌、二面性を表す能の用語。琵琶や琴の音色のように静かなメロディから次第に激しさを増してくる。何とも迫力満点!
『太鼓バトル』
和太鼓と洋楽器のドラムとの共演。これが不思議と良く合っている。ついつい引き込まれてしまう。客席からも拍手の嵐、嵐。
バトルが終わってしーんと静まり返ると、舞台下手の行灯のようなものに上妻さんのシルエットが浮かぶ。

影だけなのに神々しい美しさ!

思わず聴き入ってしまう独奏。舞台に中央に登場すると
『時の旅人』
バンドメンバーとの掛け合いがとても楽しい。ふと気づくと
『游』
やはりこの曲を聴くと盛り上がってくる。どちらかと言うとクラブバージョンに近いように感じた。
『宴』
ついに盛り上がりも最高潮。スタンディングで盛り上がる客も多くなってきた。
『○-エン-』
最後はアルバムタイトルにもなった象徴の曲。タイトル通り丸みのある優しい曲。
アンコールは『Blown Away』をさらに進化させた曲で盛り上がり、最後は『津軽じょんがら節』の独奏で締めくくった。

2006年12月1日

西村 協 (銀座スウィングシティ)

ベース・青木信幸さん、ピアノ・本田富士旺さん、ドラム・木村由紀夫さん、そしてサックス・菊地康正さんによるインストで始まった。
『What's New』
ムーディなインストで盛り上がる。サックスの音色が良く似合う。
『Wave』
ここではフルートを使う。きれいな高音が良く響く。
主役の西村さん登場。
『I've Got You Under My Skin』
艶があって相変わらず素晴らしい歌声だ。「お盆過ぎたら転がるように師走」と言う西村さん。本当にその通り!
『Have Yourself A Merry Little Christmas』
早速季節に合わせたクリスマスソング。
『In The Still Of The Night』
「今日は何となくスローボッサで歌おうかな」と言って歌い出す。大人の雰囲気たっぷり。
『East Of The Sun』
軽やかで楽しい。素晴らしいインタープレイに合わせてメンバー紹介も。
『すてきなあなた』
ベニー・グッドマンのとっても素敵な曲。数年前、某テレビ番組でなかにし礼さんが訳詩した日本語で歌ったそうだ。「思い出したら日本語で・・・」の言葉により期待感が高まる。ピアノとのデュオによるバースでスタート。途中日本語も出てきた。その歌い方が本当に粋!
『Autumn In New York』
秋と言うには少し遅いけど、この時期に聴いても素敵。
『素顔のままで』
ビリー・ジョエルの名曲もさらりと。
『煙が目に沁みる』
数年前にタバコをやめたという西村さん。だから、というわけではないがこの歌を。
『Volare』
「この歌を歌うと客席から掛け声がかかって一体感があって良い!」と言う西村さん。確かに西村さんが♪Volare〜と歌うと♪Wow Wow〜と客席から声が返ってくる。楽しく1stステージ終了。
『In A Sentimental Mood』
アルトサックスを使う。美しすぎる音色!
『There Will Never Be Another You』
ややアップテンポで楽しく演奏。また違う雰囲気が楽しめる。
さあ再び西村さん登場。
『Begin The Begin』
お馴染み定番曲。何度聴いても自然と体がスウィングする。曲の途中モニターを直そうとした瞬間、パタンと倒れてしまった!その拍子に私の水の瓶が倒れてしまった(と言っても水はほとんどこぼれなかったが)。すると西村さんがそのおわびに・・・と私のリクエスト曲を歌ってくれることに!実は1stステージが終わった後に2曲リクエストしていたのだ。「普通リクエストは1人1曲なんだけど、あなたは2曲リクエストしたから・・・」と言ってまず歌い出したのは
『Angel Eyes』
何度聴いても、本当に素敵で声も出ないくらい・・・西村さんの声とこの歌は良く合っている。
『黒いオルフェ』
続いて歌ってくれたのはこの曲。西村さんの歌声で聴くのは初めてだが、思っていた通りピッタリ!
『All My Life』
この歌はカウンター席の男性客のリクエスト。「少し速め」とテンポまでリクエスト。そこで「テンポ出して」と言う西村さんに対して指を鳴らす客。「大人」だ!
ところが歌ってる途中で「男に歌いたくない」なんて言って笑わせる。それでもリクエストした男性は嬉しそう。
『Strangers In The Night』
フランク・シナトラも歌ったこの曲。シナトラと言えばヤンキースタジアムでシナトラの「New York New York」が流れる話からポスティングシステムで大リーグ入りを決めている井川、松坂の話など野球話でついつい盛り上がる。

ここだけで盛り上がって・・・

と私の方を指差す西村さん。でもそういう会話がとっても嬉しい!
『I Love You For Sentimental Reason』
こちらは夫婦連れのリクエスト。「リクエストだけしていなくなる客もいるけど、いてよかった」と喜ぶ。
『Honesty』
ビリー・ジョエルがモスクワ公演をした際、現地の人々の温かさに触れて作ったらしい。
『My Foolish Heart』
優しくムーディ。
『Cheek To Cheek』
最後は陽気にラテンのリズムを入れたり、楽しくスイング!



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