管理人出没情報〜舞台・映画 1/29UP!


2007年1月27日

クロスセンス
 (ル テアトル銀座)

かつて恋人に裏切られ自殺を図ったが奇跡的に助かった青年(賀集利樹)がいる。ある日、元刑事の男(白川裕二郎)と出会うが彼の妹も自殺してい

た。彼らの周囲で不審な自殺者が続出する。果たして怪談か、誰かの陰謀か?
やがて真相が明らかになるが、どんより重くなる。最近世の中で起きる様々な問題がたくさん物語の中に詰まっている。
しかし、最後にほんの少しだが光明が見える。それだけが唯一の救いだ。
狂言回しのような不思議な死の案内人(大坂俊介)が至るところで登場する。かなりスパイスの効いた存在だ。カーテンコールでは白川さんが、高いところにいた大坂さんを抱っこして降ろした。がっちりとした白川さんに対してやや小柄な大坂さんが軽くウインクする姿が茶目っ気たっぷり!おかげで沈んだ空気が明るくなった。

2007年1月25日

えっと、おいらは誰だっけ?(青山円形劇場)

ロンドン東部の街に暮らすエリック(岡田達也)の家には結婚式を3日後に控えた間借り人ノーマン(小林隆)がいる。エリックはかなり前に失業していたが妻のリンダ(村岡希美)にその事が言えず、エリックの名前で社会保障給付金を騙し取っていた。さらに、エリックの前の間借り人の名前も使って給付金を騙し取っていたのだが・・・。社会保障省の調査員(斎藤歩)、福祉事務所の職員(江口のりこ)、葬儀屋(土屋裕一)、さらには結婚生活指導カウンセラー(木村靖司)までやって来て、辻褄を合わせる為に、エリックは嘘に嘘を重ねていく。ついに社会保障省の主任調査官(峯村リエ)が現れ矛盾点を追及され窮地に追い込まれるエリック。おまけにエリックの共犯者であるおじさん(綾田俊樹)は解剖の上、火葬されそうにもなる。果たして窮地を乗り切れるのか?!
幕が上がってからずーっと笑いっ放し!エリックが嘘をつく度「えっと、おいらは誰だっけ?」と言う状態になる。これほど面白い舞台は本当に久しぶりに見た!結末を書けないのがもどかしい位、実に爽快な話だった。

2007年1月11日

宝塚宙組「維新回天・竜馬伝!」「ザ・クラシック」 (東京宝塚劇場)

「維新回天〜」は坂本竜馬(貴城けい)の半生を描いたもの。勝海舟への弟子入り、将軍・慶喜やジョン万次郎との出会い、薩長同盟、海援隊設立等、歴史ファンそして竜馬ファンにはたまらない内容満載。貴城さんは天真爛漫な竜馬のイメージにピッタリ。同志の中岡慎太郎を演じる大和悠河さんはいかにも一本気で信念を貫く男という感じ。竜馬の妻おりょう役の紫城るいさんはとてもかわいらしいが、もっと威勢が良くてもよかったかも。
「ザ・クラシック」は主にショパンの曲を使った華やかなレビュー。喜怒哀楽取り揃えたショートストーリー満載で飽きさせない内容。終盤、貴城さんが歌った「虹色の空」には「ありがとう」「サヨナラ」「よくここまで歩いてきた」等の歌詞が出てくる。まるで、今回お披露目&サヨナラとなる貴城・紫城トップコンビの心境を表しているようでちょっぴり寂しい。もっとこの二人の活躍を見たかった。

2006年12月22日

眠れぬ夜のホンキートンクブルース〜HOST2
 (シアターサンモール)

疲れた女性の心を癒すホストクラブ「ホンキートンク」のNo.1ホストの政秀(津田英佑)がキャバクラ嬢に刺された。その女性の身代わりとして店のオーナー太一(水木英昭)が警察に出頭。刑期を終えて戻ってみると店は人手に渡っていた。店を取り返すべくアルバイトとして働き始める政秀、太一ら3人。すっかり変わってしまった店のNo.1ホスト狂夜(白川裕二郎)らと対立するのだが・・・。毎晩のようにやってくる謎の客を巡って思いもかけぬ展開に!展開が早くて笑いあり、ちょっぴり切ない場面あり、と飽きさせない。ホスト達がアカペラで素晴らしいコーラスを聴かせる場面は本当に最高に素敵。とても楽しいストーリーなのだが、これから見る人たちの為に書くことができないのが残念!是非とも見てほしいです。

2006年12月19日

宝塚雪組「堕天使の涙」「タランテラ!」 (東京宝塚劇場)

第一幕は「堕天使〜」。神によって天上界から追放された堕天使ルシファー(朝海ひかる)は人間の姿で現れる。華やかにミュージカルの主役を務め、妖しげな魅力を放ち次々と周りの人々を悪へ誘惑していく。ある日、盲目の娼婦(舞風りら)と出会ったルシファーの心が少しずつ変化していく。朝海さんは美しくて魅力一杯の堕天使のイメージにピッタリ。悲しみを湛えた姿に胸を締め付けられそう。
第二幕は「タランテラ!」。華やかなレビューだがどこか悲しみが感じられる。今回雪組トップの朝海ひかるさんと舞風りらさんのサヨナラ公演ということも影響しているのだろうか。二幕とも美しく、切ない舞台だった。

2006年12月15日

筋肉ミュージカルJAPAN TOUR 2006 FINAL
 (NHKホール)

今年の総決算と言うか、今までに見た名場面をより進化させたと言うべきか!なわとび、ボールアクション、自転車など誰でも扱ったことのあるものが、まったく別の動きをする。とても口では言い表せないほど。トランポリンを飛びながら壁に文字を書いていく中田大輔さんに圧倒される。女性陣の50回連続側転は圧巻!よくあれだけのスピードで回れるものだ。観客参加型演目ではついつい我を忘れて踊ってしまう。やはり、この公演だけは実際に体験しないと本当の素晴らしさはわからない!



2006年12月14日

元禄忠臣蔵 第三部 (国立劇場)

いよいよ大詰めの12月、大石内蔵助を演じるのは松本幸四郎さん。
忠臣蔵ファンの方ならもちろんご存知でしょう!
12月14日と言えば討ち入りの日。どうせ観劇するなら討ち入り当日に、と思って観に行きました。ちなみに12月はチケット完売のようです。
「吉良屋敷裏門」「泉岳寺」「仙石屋敷」「大石最後の一日」の四編が上演された。
真っ暗な舞台で討ち入りの最中らしい音が聞こえる。やがて吉良を討ち取ったことを喜ぶ声が!そうして幕が上がった。実際の討ち入り場面はなく、事を成し遂げたことで放心状態の浪士達の姿が全てを物語る。勝どきの声で思わずもらい泣きしそうになった。
「泉岳寺」では墓の前で折り目正しく焼香する白装束姿が美しい。
「仙石〜」では仙石伯耆守(坂東三津五郎)が大目付として内蔵助を問いただす場面に惹き込まれた。心の中では義士達に心を寄せながらも毅然とした態度を取る。幸四郎さんと三津五郎さんとの対決、という感じもあって白熱した空気に圧倒された。
「大石〜」ではつかの間の平穏な日々を送る浪士達の姿にほっとして、でも、次第に終わりが近づいている寂しさもあって、見ていても複雑な気分になる。それだけ感情移入しているのだろう。内蔵助に対して一生の宝となる言葉を求める細川家の御曹司・内記(梅枝)。梅枝君がとても初々しくて清々しい。
浪士の一人・磯貝十郎左衛門(中村信二郎)と許婚おみの(中村芝雀)の二人を何とか会わせようと苦心する堀内伝右衛門(市川左團次)の優しさが胸に迫る。
いよいよ沙汰が下り、吉良家断絶の報を聞いた内蔵助の晴れ晴れとした表情を見ると、この三ヶ月通しで観劇した実感がより湧いてきた。



前のページへ
戻る
トップページへ
トップ
次のページへ
次へ