小林桂ライブレポート Part 3


2005年1月21日(金)

☆銀座スウィングシティにて☆

ピアノ・納谷嘉彦さん、ベース・佐藤ハチ恭彦さん、アルトサックス・安保徹さんが登場しインスト2曲。とっても良い音で指を鳴らす安保さんを楽しそうに眺める納谷さんとハチさん。寒い中を歩いてやって来たという納谷さんと安保さんもすっかり温まったようだ。
桂さん登場、暖かそうなグレーのジャケットに黒いタートルのインナー。北風を吹き飛ばし、"はにわ"(→つまり乾燥しないように!)にならないように、ということで
『On A Clear Day』
ゆったりと歌い出す。随所に挟まれるサックスの音が何とも言えずかっこいい。
もうすぐルノーのCMで桂さんの歌が流れるという話題に。桂さんは車にはあまり興味がないのか、ルノーを知らなかったらしい!もっとも納谷さんも車を持ってなくて地下鉄通勤だというから、ジャズマンは車には縁がないのかな?!
お正月は食べてばかりで少し肥えてしまった(?!)らしいが、最近はアルバムのレコーディングで「鶴の恩返し」状態だとか。確かに前回ライブより少し頬が細くなったような、ならないような・・・。アルバムと言えば、次の曲紹介の際に久しぶりに「一家に三枚!」って言うお馴染みのアルバム宣伝文句も飛び出した。
『You Were Meant For Me』
とってもかわいらしいラブソングを軽快に歌う。安保さんもサックスを叩きながら演奏してノリノリだ。
『My One And Only Love』
桂さん自身かなり古いレパートリー曲。「恋も知らないくせに・・」と自分自身に突っ込みを入れていたが果たして?!
いつも以上に艶っぽい声。すーっと声が伸びていく。
『A Foggy Day』
この歌の通り本当にロンドンは曇りか雨の日ばかりだ、とやや強調して話した後に歌い始める。しかし歌声に曇りはない。またしても安保さんはサックスを叩く。最後の一節をいつもの歌い方とは少し変えてきた。一語一語を丁寧に聴かせる感じ。
『It Had To Be You』
安保さんが一旦退場しピアノとベースのみ。「色んな人と付き合ってきたけど、やっぱり君が一番って言うやな奴の歌。"僕の"歌じゃないけど」と前置きしてから歌う。何を思いながら歌っているのか、けだるい雰囲気たっぷり。間奏では左ひざを軽く上げて両手で叩いてリズムを取る様までけだるい余韻。
『Easy Living』
まだアルバムには収録していないがお母様のレパートリー曲というだけあって、熟練された歌声。ライブでしか聴くことのできない曲を聴くと本当に贅沢な気分に浸れる。
『わが恋はここに』
「どこに?!」と言ってから歌い出す。自らの問いに答えるかのように1コーラス目の最後は
♪stay stay stay〜と3回繰り返す。2コーラス目は
♪to stay〜ともう一度強調する。間奏のベースソロでは足元から振動が伝わるほど低音を響かせるハチさんを、思いっきり低音で紹介する桂さん。あまりにかっこよすぎてのけぞりそうになったところで1stステージ終了。
2ndステージもインスト2曲。相変わらずノリノリでサックスを叩きながら演奏する安保さんに触発されるようにハチさんもベースを叩く。そんな二人をにこやかに見つめながら演奏する納谷さん。
『Cheek To Cheek』
この曲は「トップハット」という映画に使われていたのだが、急に主演が浮かばなくなってしまったらしい!名前が出なくなってしまうなんて「この年でやばいね」と言っていたが、「こわれた自動販売機も叩いたり蹴っ飛ばしたりすれば直る」という言葉通り、どうやらピアノを叩いているうちに思い出したようで

「フ、フ、フ、フレッド・アステア!」

もう少しで「フランク・シナトラじゃないし・・・」とドツボにハマってしまうところだったようだ。ちなみにこの曲の邦題は「ほほ寄せて」。と言うわけで桂さん曰く「好きな人とほほ寄せているだけでHeaven〜」らしい。後ろからすかさず「そのまんま!」とハチさんから突っ込みが入る。
曲の最後♪Cheek To Cheek〜と声にならない声で繰り返す。なかなか消えない余韻・・・。
『If I Had You』
一節歌った後にベースが入る。あまりにも粋な入り方にゾクゾクする。この曲は「世界中がアイラブユー」という映画で出所したばかりのいかつい男がピッチの高い声で歌うシーンがあるそうだ。すっかりツボにハマってしまったらしい。
『For All We Know』
とても物悲しい曲だが映画「ターミナル」では面白いシーンで主演のトム・ハンクスが鼻歌で歌っているらしい。何とも皮肉で思わずクスクス笑って隣の客に見られてしまったそうだ。「この映画については賛否両論あるけれど、ジャズが使われているだけで良いと思う単純な男です」と語る桂さん。
『'S Wonderful』
この曲が使われているのは・・・、またまたピアノを叩く桂さん。呼応するようにベースを叩くハチさん。
「巴里のアメリカ人」!
『捧ぐるは愛のみ』
ジャズの邦題の中には「ちょっとねぇ・・・」と思いたくなる曲もあるがこれもその一つ、と言う桂さん。確かに「捧ぐる」なんて言葉はまず使わない。ちなみにPCでも変換できない。そうは言いつつも歌はやっぱりムーディで素敵。間奏のスキャットは小粋。桂さんが膝を叩いてリズムを取るとハチさんも両手を口に当ててポポンと音を鳴らす。と、桂さんまで口を開けて手で叩いてみせる。一曲の中で様々な表情に触れることができた。
『My Romance』
間奏から弓弾きのベースが重厚さを増す。桂さん曰く「純粋でないと歌えない!」という歌。そう言ってから「?!」っていう表情を浮かべて視線を客席に巡らす。美しくて伸びやかな歌声は純粋そのもの!
どれだけ純粋か?
それはやはりライブで直接聴くしかないでしょう。
『In A Mellow Tone』
自然と体が揺れてくる、優しくて楽しい歌声。
アンコールは「月並みだけど・・・」と言って
『All Of Me』
久しぶりに聴く曲。ややゆったりした歌い方。納谷さんのピアノがより優しいメロディに仕上げるのだろうか、ほんわか、ふわふわした状態で終わってしまった。

★スイートベイジルにて★

2005年1月11日(火)20時〜

ピアノ・小林洋さん、ベース・安カ川大樹さん、ドラム・田鹿雅裕さん、そしてギター岩見淳三さんが登場、演奏が始まる。桂さん登場。明るめの黒いスーツに白いシャツ。前ボタンをかなり開けてラフだけど色気がある。
『On A Clear Day』
『You Were Meant For Me』
お馴染みのオープニングテーマから1stアルバム第1曲へ。
ここでの二夜連続ライブは6年ほど前に一度行なって以来だとか。その時は気合が入りすぎて二日目に熱を出してしまったので今回は熱を出さないように、と語る桂さんに力みは見えずリラックスした雰囲気だ。メンバー紹介で「知ってる人は知ってるけど・・・」と洋さんがお父様であることを話し、横を向いて「同じ鼻の形」と指をさす。思わず客席も微笑む。
年末年始はテレビを見てお笑いにハマり、ひたすら食べまくり太ったという。が、どう見ても太ったようには見えない!紅白で初めてまともにマツケンサンバUを聞いて、あのキンキラ衣装も含めて気に入ってしまったようだ。
『Love Letters』
初めて聴くこの曲。しっとりとした歌声に心が研ぎ澄まされる。
『Almost Like Being In Love』
CDより優しいメロディ。
『You'd Be So Nice To Come Home To』
スローボッサのリズムが体全体に沁みて心地よい。
『L-O-V-E』
この日、客席後方にカメラが設置されていた。そのカメラが狙っていたのがこの曲。洋さんのアレンジが実にかわいらしくて桂さんも「かわいいでしょ?」って客席に問いかける。とっても有名な曲なのに初めて歌ったのだとか。その為緊張していたのだろうか、ちょっと出だしが??少しでも緊張をほぐそうと思ったのか、桂さんと一緒に洋さんと岩見さんも指を鳴らす。メンバーの気持ちが通じ合っている様子がよくわかる。
歌い終わると思わず「あー、もう一回とりたいな」
ここで一旦桂さんは中座。インストで
『The Gift』
アップテンポなのにどこか物悲しさを感じるメロディが何とも言えない。
再登場した桂さんの足元を見ると、あれれ・・・
てっきりタップシューズに履き替えていると思ったのに靴は中座前のまま。
『Cheek To Cheek』
頬と頬を寄せ合って軽やかにダンスし、女性がクラッときてしまう様子をやや大仰に表現する姿が愛らしい。歌の情景が目に鮮やかに浮かんでくる。
『Smile』
「田鹿先生はお休みして」ドラムレスのスローボッサ。2コーラス目に入るとピアノを高音部でポロン、ポロンと鳴らす音が随所に聴こえてくる。思わずハープを連想した。
『How About You?』
実は歌詞を少し変えて歌っているのだとか。本当は「フランクリン・ルーズベルトにぞくっとくる」らしいのだが桂さんがぞくっとするのはエリントン・ナンバー。中でも次の曲にぞくっとくるそうだ。
『Sophisticated Lady』
確かにぞくっとくるような艶っぽさ。しかもこの歌にハマったのが3歳の時で「Sophisticated Ladyごっこ」をしていたなんて言うものだから、ついついおかしくなって笑ってしまった。と、舞台上から「面白いですか?」と問いかけられてしまった!
『It Don't Mean A Thing』
最後はやっぱりこの曲しかない!
アンコールで再登場すると「すみません、もう一回やらせてください!」
本来ライブで歌い直すということはない。しかし残るものだからやっぱり・・・というわけだ。「ちゃんともう1曲歌います!」とも。すかさず洋さんが「スペシャルサービス!」とフォローする。見事な父子連携だ。どう残るのか、については「そのうちわかります」。楽しみだなぁ。もちろん曲は

『L-O-V-E』

歌い終わって「あんまり変わらなかったかな。でも、僕の気は済んだ!」
さばさばした表情がとても爽やか。と、最前列の男性客から「タップやらないの?」
「えっ、タップ?」と言って軽くステップを踏む。
『Route 66』
ちょっとアップテンポで走ってる感じで終わった。


2005年1月12日(水)20時〜

スイートベイジル第二夜。ピアノとドラムは前夜と一緒。ベースは佐藤ハチ恭彦さんでアルトサックスの安保徹さんが加わった編成。まずは
『'S Wonderful』
1コーラス目はブラシを使っていた田鹿さん。2コーラス目にはスティックに持ちかえている。それだけで随分変化した感じ。
『Nice Work If You Can Get It』
大好きなガーシュウィン・ナンバーだ。初めて聴くことができて大感激!
2曲終えると前夜に引き続き「縁起物ということで・・・、新年あけましておめでとうございます」とご挨拶。メンバー紹介時何故か笑っている安保さん。「笑われてしまった!」と桂さん。田鹿さんに対しては「赤いドラムセットが素敵で・・・」。「ハチさんの名前の由来は聞かないでくれ、と言われている」という桂さんの後ろでうんうんと頷くハチさん。何となくおかしくなって笑ってしまうと、「今笑っている人は由来を知っているのかな」と。(いえいえ、知りません!)洋さんについては前夜同様鼻を指し示す。
『P.S. I Love You』
スローな曲の後はにぎやかに・・・
『Just In Time』
いつにも増して迫力を感じた。メンバー全員がにぎやかにっていう思いがこもっていたのだろうか。
『You'd Be So Nice To Come Home To』
右手にブラシ、左手にスティックでボサノバのリズムを刻む田鹿さんのドラムに釘付け。安保さんはお休みしてより静かな雰囲気。
ここで桂さんは中座しインストへ。
『ハイ・フライ』
なんだか全員ノリノリ。ベースの高音部が一段と良く響く。
再登場した桂さんの足元を見ると・・・タップシューズ!!2005年初タップのお披露目だ。と思ったらいきなり田鹿さんがカウントを取り出した。
どうも間違えたらしい。「こらっ!」とおどけた調子で言いながら腰に手を当てる。舞台下手で軽〜くタップをし、再び上手へ、そして田鹿さんの後ろへ。
そう、新年最初の"いけにえ"は田鹿さんだ。前へ出てきた田鹿さんはやけに派手なスニーカーを履いている。靴を指差し客席の注目を集める桂さん。一通り"レッスン"終了。カウントを間違えた「お仕置き」だそうだが、そう言った後に「大先輩に対してすみません」と言って頭を下げるところが桂さんらしい。まあ、派手な靴を見せたいという思いもあったそうだ。歌は不景気の世の中にふさわしく
『Pennies From Heaven』
間奏でも華麗に楽しそうにタップする。最後の一音を聴く前に拍手を始める客に「だからまだ!」と制する。一段と盛り上がった瞬間だ。
ところで今年は卓上カレンダーを発売した桂さん。「めくってもめくっても小林桂!会社のデスクに置いてやってください!!」→はい、もちろん置いてます!
『Fly Me To The Moon』
曲紹介で「飛ばせてちょーだい!」と言いながら手をパタパタと羽ばたく。「クールに見られるけど実は・・・」というわけだ。
サックスがお休みしていたせいなのか、大きいスティックのせいなのか、一段とドラムの響きが良い。
前夜、今年初仕事はCMレコーディングだったことを明かしたがこの日、ついに曲名が判明!それは・・・

『East Of The Sun』

こちらも初めて聴く曲。桂さんらしい優しい歌だ。「これからどこかで耳にするかも」ということで何のCMか、は後々のお楽しみ。
耳にする、と言えば数日前あるドラマを見ていたら女刑事が3人バーにいるシーンで「I Remember You」が流れていたそうだ。どこかで聞いたことがあるけど誰だろう、チェット・ベイカーでもないし・・・、どんどんボリュームを上げていくと聞き覚えのあるトランペット。そうもちろん桂さんの歌声だったのだ。
つい先日もジャズボーカルの流れる中華料理店で「My Funny Valentine」を聞いたそうだが、友人に「君の歌じゃない?」と指摘されるまで気づかなかったそうだ。案外本人は気づかないらしい。
『What A Wonderful World』
素朴な歌詞がじわっと沁みてくる。
『流し目プレイ☆』
退場後のアンコールを求める拍手がちっとも揃わない。「正月ぼけなのか見事に揃わない拍手」と言いながら再登場。とても揃いそうもないので早々と出て来たのかな。プレゼントを渡すお客が数人ステージ前へ。その中に黄色いニコマークの風船と「I Love You」と書かれたハートマークのピンクの風船が!「超かわいいね!」と喜ぶ桂さん。飛ばないように軽く結んで洋さんとデュエット。
『星に願いを』
みんなの願いが叶いますように、という祈りを込めて歌う姿がまぶしい。良い年始めになった。

2004年12月29日(水)

☆銀座スウィングシティにて☆

この日は石井彰さんのピアノに安カ川大樹さんのベースというシンプルな構成。
『I Love You』
二人だけで演奏してるのにとってもたくさんの音であふれている。一曲演奏し終えてマイクを手にした石井さん。「こんばんはー!メリー・クリスマス!」明るく元気に挨拶。ドラムがないので広々した空間を見て「席を入れてもいいのに。特別席で」などと言って和ませる。
『I Can't Start It』 (←ちょっとタイトルがあやふや)
弓弾きのベースの音が何とも言えず良い響きを醸し出す。何でもドイツ製のベースに新調したらしい。登場した桂さんも「つるつるピカピカ〜」と声を上げていた。
前回のライブ時よりややほっぺがふっくらした感のある桂さん。今年は珍しくクリスマスがお休みだったということで、少しはのんびりできたのかな。
この日はやや雪模様。でも桂さんにとっては「クリスマス過ぎに降っても意味がない」のだとか。第一「クリスマスがあるから冬を乗り切れるけれどクリスマス過ぎたらブルー」らしい。そんなブルーな気分を吹き飛ばすべくオープニングは
『'S Wonderful』
いつもより優しいメロディ。ここでもベースが効いている。歌い終わると振り返って安カ川さんに「いいですねえ」。安カ川さんも嬉しそうに「あっ、どうもありがとうございます!」
「ところで堅気の人は今日まで仕事ですか?」と桂さん。「今日の人?」挙手する人。「昨日の人」挙手する人。今日よりやや多い。客席を一通り見渡す。
『I Remember You』
「次はまったりゆったりバラードを・・・」と
『But Beautiful』
最近よく聴くけれど、聴けば聴くほど心に沁み入る。
『Almost Like Being In Love』
映画「ブリガドゥーン」の中で登場する曲。とても長い映画らしく途中で寝てしまったらしい。アルバムで石井さんがトリッキーなアレンジをしている曲。この日はイントロから石井ワールド炸裂。さすがの桂さんも歌い出すタイミングを計りかねていたようだ。でも、歌ってしまえばしっかり桂さんの世界に引き込んでいる感じがした。
さて次の曲は・・・と確かめるべく振り返る桂さん。小声で曲名をささやく石井さん。しかし大好きな曲だと小声でもわかってしまう。思わず「嬉しい!」と声をあげてしまった私。すると「嬉しい?」と答える桂さん。結構小声で言ったつもりだったのに、桂さんってよほど耳が良いのかしら。「この曲は僕がほとんど世に知られていない時にニュースJAPANに出演して村上ポンタさんと一緒に歌った曲」とエピソードを語る桂さん。「何でこの曲を歌ったのかはよくおぼえていないけど、ポンタさんのリクエストだったのかなぁ」と言う。この話を聞いてるだけで胸が熱くなってきた。何しろそのニュースJAPAN出演こそ、私が桂さんファンになったきっかけなのだ!だからこそより思い出深いこの曲・・・
『But Not For Me』
『P.S. I Love You』
昔は字がきれいだってほめられたという桂さん。でも最近はほとんど字を書く機会がなくて、久しぶりに手紙を書いたら字が汚くなってしまったと嘆いていた。が、FC会報の文章を見ても十分きれいですよ!
『You'd Be So Nice To Come Home To』
コール・ポーターのお馴染みの曲ということで映画「五線譜のラブレター」の話題に。「映画見た人?」と問いかけると何と挙手したのは一人。「一人だけ?!」とちょっとがっかりした様子の桂さんだったが上映される劇場が少ないせいでしょう。

2ndステージはリクエストがあった曲から

『Angel Eyes』
何故か石井さんの演奏で聴くと静かな夜をイメージするこの曲。心の中がシーンと静まりかえったとき、安カ川さんのハーモニクスがパパパンと美しく響いた。
『シスター・セディ』
安カ川さんフィーチャーでとってもノリノリ。この日のベースは特に響きが良いから一層素敵に楽しく聴こえる。思わず石井さんも「ほぅ〜!」とうなる。
桂さん登場。手にはメモ紙が!あれはひょっとして私が書いたメモ紙?
忘れないうちに・・・と翌日バースデーを迎える私の連れの桂友さんへバースデーソングを「Gで」!
『Take The A Train』
エリントン楽団のテナー・サックス奏者が作曲と紹介したが実は違っていたらしい。「間違えちゃった・・・」と、ちょっとうつむき加減に言う桂さんが何ともかわいらしい。
『You Were Meant For Me』
レコーディングの際、一番最初に録音した曲で東芝の人も収録曲の中でこの曲だけ知らなかったらしい。しかし歌を聴いた途端「いいねぇ」と、アルバム第1曲に選ばれたのだとか。とってもかわいらしいラブソング。
ふと、上を見て「暖房直撃!乾燥して"はにわ"になっちゃう!潤いを!!」と言う桂さん。
『I'm In The Mood For Love』
まるで恋する気分、と表現する。恋をしているのと恋する気分では違うけど、自分はよくわからない、と言うがちょっと意味深な言い方。この曲を聴くのは初めて。しっとりとしていて桂さんにピッタリだ。
『Just In Time』
桂さんのお母様のお弟子で一年にいっぺん、発表会の時しか現れずこの一曲しかレパートリーがない「変態おじさん」がいて、どうしてもこの曲は変態おじさんのテーマソングに思えてしまうのだとか。どう変態なのかは「マイクでは言えない」らしい。ちなみにこの変態おじさんは桂さんのベビーシッターも務めていたそうだが大丈夫だったのかしら?!
そんな話の後に歌うものだから何となく頭の中は変態おじさんでいっぱい。石井さんもそうだったのかどうかはわからないが、イントロからちょっと変わったアレンジ。低音を多用すると桂さんもつられるように低音で歌う。
『I Concentrate On You』
ゆったりとスウィングする感じ。すっかり変態おじさんも消えた!
『What Are You Doing New Years Eve?』
どうやら毎年紅白を見ているらしい桂さん、今年は何と言っても「マツケンサンバU」。何しろこの曲は桂さんとゆかりの深い宮川彬良さんが作ったもの。桂さんも一緒に踊るのかな。桂さんもこの日が仕事納め。翌日は大掃除をする予定だがなかなか片付かないらしい。
『In A Mellow Tone』
最初はベースのみ。そのシンプルさが歌をより引き立てる。ピアノが加わると幅が広がる感じ。
アンコールの拍手に対して「ありがとうございます。いつもすいません」と。
『It Don't Mean A Thing』
やっぱり一年を締めくくるのはこの曲しかない!って感じでノリノリのスウィング。最後は「良いお年を〜」と締めくくり。

2004年12月16日(木)

★銀座スウィングにて★

この日はもちろんザ・シャイニー・ストッキングス(以下SS)のライブ。まずコーラスの前に小林洋さんのピアノ、緑川一男さんのベース、小塚泰さんのヴァイオリン&ギター、そして桂さんのドラムという編成でインスト。
『In The Still Of The Night』
ドラムとベースの掛け合いが最高。左手のスティックはシンバルの支柱をコツコツッと叩く。タタタン、タタタンと刻むリズムが何とも軽快でかっこいい。
『The Christmas Walks』
ヴァイオリンの音色が本当に優しい。ブラシの音が柔らかく重なる。
さあSS登場。白を基調にした衣装がとっても華やか!特に有希さんはまるでウェデングドレスのよう・・・。登場しただけでため息が出る。
お馴染み『The Shiny Stockings』を歌った後は
『The Way You Look Tonight』
「ラバーズ・コンチェルト」を挟んでより明るい雰囲気いっぱい。
『ファースト・ノエル』
ここではすわまきこさんも加わって五声。厳かな賛美歌、といった風情で心が引き締まる感じ。
『Santa Claus Is Coming To Town』
吉田有希さんと夏希さん姉妹に山崎さとこさんの三声。やっぱりクリスマスソングって楽しい♪
『ウェディングベルが盗まれた』
何とSSさんのファーストアルバムA面に収録されている曲だとか。クリスマスソングではないけれどベルってクリスマスっぽいという選曲。歌だけでなく三人の振り付けがまたかわいらしい。
ここで、SS結成当時はヨチヨチしていた桂さんへバトンタッチ。桂さん曰く「ヨチヨチではなくバブバブ(?!)」
『'S Wonderful』
いつもよりゆったりした雰囲気なのだが、洋さんのピアノから次から次へと色んな曲が飛び出すので気を抜けない!クリスマス飛び越えて「もういくつ寝るとお正月〜」なんてメロディも聞こえてくる。
『Have Yourself A Merry Little Christmas』
ここで桂さんが宣伝マンならぬ押し売り(?)に変身。クリスマスアルバム「Wonderland」ははっきり言って良いアルバム、いやはっきり言わなくても良いアルバムだ、と。確かにその通りだ!
『Winter Wanderland』
アルバムでは雪景色が想像できるようなアレンジ。しかしここではちょっと変えて、優しさかわいらしさはそのままに。
吉田姉妹登場。
『Sley Ride』
クリスマスになると必ず一度は耳にするお馴染みの曲なのに、二人のデュオはとっても新鮮で美しい。
『赤鼻のトナカイ』
村上京子さんとさとこさんも登場し本来のSSへ。いつもこの歌の時はトナカイの角を被って歌うさとこさんだが、残念ながら今回は忘れてしまったらしい。角はなくても歌の心は伝わってくる。
『Blue Christmas』〜『White Christmas』
青から白へのメドレー。桂さんの歌声も聴こえてくる。5人のハーモニーが美しすぎる・・・
2ndステージ。
『Let It Snow!Let It Snow!Let It Snow!』
日本で言えばさしずめ♪雪やこんこ〜、というわけで洋さんもこのメロディを奏でる。つられるように小塚さんまでヴァイオリンで奏でる。「ジングルベル」や「お正月」まで飛び出して遊び心たっぷり。
『哀愁のA列車』
これぞ洋さんワールド真骨頂!長調は短調に、スウィングはボサノバに・・・。「恋の片道切符」も聴こえてくる。何と言う贅沢!
SSさん登場。まきこさんも加わって『ファースト・ノエル』
『My Melancholy Baby』
SSさん4人編成でかわいらしく歌った後はグッと渋く

『枯葉』

何度聴いてもSSさんの枯葉は最高。何となく木枯らしをイメージしてしまう。
いよいよクリスマスが近いということでサンタが話題に。「サンタに来て欲しい」という有希さん、「悪い子だから・・・」サンタは来ないのかな、って言う桂さん。
『My Favorite Things』
こちらはさとこさんと吉田姉妹で。夏希さんの透明感ある歌声にうっとり。
ところで、桂さんのお気に入り、欲しいものは?!
というさとこさんの問いに対する桂さんの答えは
大きい家、外車・・・
あらあら。
「流し目プレイ☆」や「It Had To be You」などたくさんリクエストが来ているがせっかくだからクリスマスソングを、というと拍手。すると「やっぱりやーめた!」
お茶目というか何と言うか、桂さんの魅力が満載だ。
『Merry Christmas Darling』
やっぱりクリスマスソングだ。
『White Christmas』
緑ちゃんとのデュエットで、と言ってベースだけで静かに歌い出す。何という美しさなのか・・・
『The Christmas Song』
1歳から92歳の子供たちにメリークリスマスを言う歌だがここにいる全ての人に、と言って歌う。間奏からはブラシも加わる。とっても優しい気持ちになれる曲だ。
再びSSさん登場。
『ママがサンタにキッスした』
結局サンタはパパだったわけだけれど、でなければ不倫?!なんておどける京子さん。すかさず「昼メロ?」と言う有希さん。「夜メロ?」という夏希さん。そんな夏希さんに「Good!」とでも言うように親指を立ててみせる洋さん。和やかで楽しい!桂さんも後ろでニコニコと楽しそうに歌っている。
『Blue Moon』
さとこさん、夏希さん、まきこさんの新シャイニーで。洋さんの幻想的な「月光」のメロディでスタート。三人のハーモニーは高くて澄んでいる。
『Jingle Bell』〜『We Wish Your Merry Christmas〜』
カルロス・ジョビンのボサノバ風のジングルベルが新鮮!桂さんも加わった五声。
『Bye-Bye Blues』
ああ、もう終わりなのか?!
あまりにも盛り上がりすぎてとてもこのままでは終われない!アンコールを求める拍手が鳴り止まないのだ。通常スウィングではアンコールはないのだが・・・
楽譜が来るまでのつなぎ、ってことで洋さんのピアノの脇に立ち、桂さんが『聖夜』を歌う。美しくて荘厳。とてもつなぎとは思えない。
再びSSさん登場するも楽譜が来ない。この機会に、って夏希さんに何かしゃべらせようとする京子さん。しかし、どんどん後方に下がってしまい、挙句は「帰りたい〜」なんて言い出す。歌っている時は堂々としているのに、そんな風に下がってしまう夏希さんって本当にかわいらしい。二人のやりとりを優しい眼差しで見つめる桂さんもまた素敵だ。
ようやく楽譜が来たようだ!
『Here Come Santa Claus』
メンバー入り乱れて踊り歌う、賑やかなエンディングになった。
それにしても、この日のライブは本当に、本当に楽しかった!今年最後のSSさんライブ、ということもあったのだろうがメンバー皆が明るく楽しい雰囲気たっぷり。洋さんはサンタがゴルフしている絵柄のネクタイをしているし、SSさんたちは最後の最後に客席の合間を縫うように踊りまくるし、桂さんはいつも以上に表情豊か!充実した一夜だった。


2005年11月30日(火)

☆銀座スウィングシティにて☆

納谷嘉彦さんのピアノ、松島啓之さんのトランペット、佐藤ハチ恭彦さんのベース、というトリオによるインストでスタート。明るく高らかに「こんばんはー!」と挨拶する納谷さん。インスト2曲は挨拶そのままのノリで気分も高揚。
桂さん登場。グレーに近い黒っぽいジャケット、紫のタートルのインナーに何故か色気を感じる。
『On A Clear Day』
控えめなピアノとベースに合わせて静かなスタート。いつもよりややゆったりと優しい印象だ。
メンバー紹介では何故か髪型の話題に。相変わらず野球帽の松島さん、坊主頭のハチさん、金髪から三色盛り(?!)になって三毛なんて言われてる納谷さん。
『You Were Meant For Me』
こちらも優しいラブソング。
『But Beautiful』
最近よく聴くこの曲。何度聴いても美しいメロディにジーンとする。
『Almost Like Being In Love』
この日は原曲に近い雰囲気。ゆったりとして壮大な雰囲気。
『Don't Get Around Much Anymore』
ものすごーく久しぶりに聴く。桂さんも「CDよりゆったり」と言っていた通り、失恋ソングとは思えないほど優しい気持ちになってしまう歌い方だ。もっとも「CDのアレンジ忘れた」とも言っていたが!
間奏での桂さんのスキャットとハチさんのベースの掛け合いがとてもかっこよくて、二人の会話が聞こえてきそうな楽しい雰囲気たっぷり。
ここで、この日お誕生日の桂友さんが二人。1コーラス目はゆっくり、2コーラス目は早く、とテンポを変え、さらに名前を変えてバースデーソングの大合唱♪
ちなみに松島さんも11月17日生まれ、ハチさんも「俺、ついこの間!」
「納谷さんは1月でしたっけ?」とたずねる桂さんに「3月」と答える納谷さん。もちろん桂さんは5月生まれ、お客の一人が「私も5月生まれなんです」と言うと、「あっ、そうですか!」と会釈すると「5月生まれってことは・・・」と何やら意味ありげな発言?!(→だいたい想像できますよね!)
「バースデーにはちょっと暗いけど」と言いつつ歌い出したのは
『Body And Soul』
「こんなに身も心も捧げているのに・・・」って言う歌だけあって、ちょっとじれた雰囲気を感じさせてくれる。
『I Cant Give You Anything But Love』
「捧げるは愛のみ、だから前の歌と似ているけれど捧げるものが違う、ア・ハ・ハ・・・」と言って歌った桂さん。微笑をたたえながら歌って1stステージ終了。
2ndステージもインスト2曲でスタート。松島さんのトランペットが良く鳴り響いていた。
『Cheek To Cheek』
♪Heaven〜って聴いただけでもう夢の世界。桂さんの声とこの歌は本当に良く似合っている。
『'S Wonderful』
ガーシュウィンのお馴染みの曲。最近よくCMでガーシュウィンの曲を聞くようになったという桂さん。「著作権切れたのかなぁ・・・」
『I Thought About You』
またまたゆったりラブソング。
『Just In Time』
今度は自然と体が揺れる楽しいラブソング。
『It's Easy To Remember』
ラブソングが続いたな、と思うとちょっぴりさみしい曲を持ってくる。こういう緩急自在なライブ構成がより心を躍らせるのだろうか。ピアノとベースのみで音が少ない分、切なさは倍増する。
『You'd Be So Nice To Come Home To』
コール・ポーターの曲の中でもっとも有名な曲。コール・ポーターの伝記的映画「五線譜のラブレター」が近々公開されるそうだ。桂さんも色々なところで講評を書いているらしい。残念ながらこの曲は映画には登場しないそうだが、「この映画の回し者」としてしっかり宣伝した桂さん。見てみたい、と思わせてくれる。

アンコールは・・・

『All Of Me』
この曲も本当に久しぶり、というか過去数回しか聴いたことがない。この曲をアンコールで聴くことができるなんて本当に贅沢だ。
この日はいつも以上に音響に神経質になっていたり、ゆったりラブソングが多いわりに常に体揺れ揺れ、ニコニコしたり、意味深な発言を繰り返したり、いつもと違う何かを感じた。
意識的なのか、無意識なのか・・・
確かめるには次回もライブに足を運ぶしかないかな!

2004年11月8日(月)

★銀座スウィングにて★

この日はザ・シャイニー・ストッキングスのライブ。コーラスの前は小林洋さんのピアノ、小塚泰さんのヴァイオリン&ギター、横山裕さんのベース、そして桂さんのドラムによるインストからスタート。
『木の葉の子守歌』
ちょっぴり物悲しいメロディ。しかし、小さい秋やベートーベンの運命、Softly As In A Morning Sunriseなどを挟みながらスウィングしてくるとやっぱり楽しい気分。
『The Midnight Sun Will Never Set』
ボサノバ調で明暗織り交ぜた感じ。
ここでザ・シャイニー・ストッキングス(以下SS)の4人が登場。"秋色"で揃えた4人の美しさに思わず息を呑む!
お馴染みの『The Shiny Stockings』の後はエリントン・メドレー。
『Take The A Train』〜『スウィングしなきゃ意味がない』〜『Caravan』そして再び『Take The A Train』
かわいく"汽車ぽっぽ"の振り付けをしたと思ったら「Caravan」では大人のムードたっぷりのドキッとするような動き。いつ見ても多彩だ。
『ブロードウェイの子守歌』
明るく賑やかで自然と体が揺れてしまう。
『モッキン・バード・ヒル』
京子さんが抜けて"若シャイニー"。歌も振り付けもかわいらしい。
ここで桂さんコーナー。
『Almost Like Being In Love』
いつもより声が低くてハスキーな気がする。しかもエコーがとても良く効いていて、もう夢見心地。かと思うとすかさず洋さんが「メリーさんの羊」を挟んで楽しませてくれる。
『Autumn In New York』
この季節しか聴くのことのできない曲を生で聴くことができるって本当に贅沢だ。しかも桂さんのブラシの音がまた素敵。
『How About You?』
小粋で心がほわっとする感じ。でもどこからか「アルプス一万尺」が!
ここで、さとこさん、夏希さん、まきこさんの"新シャイニー"登場。
『It's Only A Paper Moon』
元々かわいらしい曲なのに3人の声が高くて澄んでいるので余計にかわいらしい。
オリジナルSSメンバーでカーペンターズ・メドレー。
『Superstar』〜『Yesterday Once More』〜『Top Of The World』
最後は5人で
『Moonlight Serenade』
原曲はゆったりしっとりしたイメージだが、明るくさわやかなメロディがSSらしい。
2ndステージもインストから。
『There Will Never Be Another You』
この曲をインストで聴くのは初めてなのでとても新鮮。ヴァイオリンで奏でる主旋律が美しい。
『北風のバラード』
洋さんが二十歳の頃に故郷・新潟を思って作曲したというこの曲。中越地震が起きたばかりなので余計にメロディが心に沁みる。
SSさん登場。
『My Melancholy Baby』
メランコリーって物悲しい意味のはずなのに、SSさんの歌声だと明るく楽しくなってしまうのは何故?!
『枯葉』
ビル・エバンスの「枯葉」は最高にかっこよくて好き。桂さんの「枯葉」は愁いを帯びていて大好き。でも一番好きなのはやっぱりSSさんのラテンバージョン!
毎日聴いてもきっと飽きないだろうなって思う。
『アバダバ・ハネムーン』
若シャイニーで明るくチャーミング。
2度目の桂さんコーナー。
『I Remember You』
ピアノソロでの美しい歌声でしっとり聴かせ、ドラムを加えて高揚する気分。
『Misty』
もう何も言うことない・・・
『Route 66』
他の曲より楽器の音がシンプルな感じ。それが歌の良さをより引き出しているようだ。
『熱風』
京子さんのお父様、つまり桂さんのおじいさまが作曲したこの曲。歌詞はなく京子さんと吉田姉妹の3人によるスキャットがとっても素敵。歌詞がないのがかえって曲のイメージを膨らませてくれる。

『里の秋』

3人のア・カペラが素晴らしいハーモニーを奏でる。横山さんも桂さんもそっと瞳を閉じて聴き入っている。
『明るい表通りで』
5人で明るく楽しく歌う姿に思わずにっこり。休憩時間に「もっと、さとこさんの踊りが見たい!」と言う要望を出したから、というわけでもないのでしょうが、さとこさんの足上げがかっこよくてかわいくて、楽しい!
久しぶりのSSライブだったからなのか、京子さんのMCが絶好調だった。「秋色」の衣装を「枯葉色」と言ってみたり、メンバー紹介で「村上京子ちゃんです〜」と言ってみたり、若シャイニーにバトンタッチする時に「ババ抜き」なんて言ってみたり、とにかく思いっきり笑って、歌に酔いしれて楽しい一夜でした!


2004年10月31日(日)

☆阿佐ヶ谷ジャズストリートにて☆

素晴らしいミュージシャンたちが一同に介するイベント。産業商工会館ホールに登場した桂さん。
『On A Clear Day』
外はあいにくの雨。しかし立ち見も出る程の盛況ぶり。悪天気を吹き飛ばそうと歌ったのがこの曲。
今回で10回目の阿佐ヶ谷ジャズストリート。桂さんも舞台生活10周年。阿佐ヶ谷に出演するのはメジャーデビュー後初めてだとか。初めて出演したときは半分もお客が入っていなかったらしい。感慨深げに客席を見渡す姿に10周年の重みを感じる。この場所で8年前に初めて出会ったドラム・田鹿さんと7年前に出会った安カ川さんに、阿佐ヶ谷初出演の納谷さん。まさしくスーパートリオだ。
『I Fall In Love Too Easily』
『Almost Like Being In Love』
『P.S. I Love You』
『You'd Be So Nice To Come Home To』
時間が押してるので、ってことでアンコールはなし。
本来2ステージの予定だったが、あまりに多くの人が集まったので急遽3rdステージまで開催されることになった。1stステージを見ている間に2ndステージの整理券はなくなってしまったので、3rdステージを見ることに。
『Old Devel Moon』
『Fly Me To The Moon』
お月様ソングが続く。「座長の小林桂です」と名乗って場を和ませる。
『You Were Meant For Me』
『What A Wonderful World』
『In A Mellow Tone』
この曲はメンバー各人のソロ演奏が終わったら手拍子が入るのがパターン。私たちはいつも通り手を叩くが、聴き慣れていないお客が多いのか手拍子がパラパラ。すると、もっと叩いてと言わんばかりに右手であおる仕草をする桂さん。何だか互いに通じ合ったような快感に浸る。ようやく会場全体の空気も温まってきたようだ。
が、ここでもうおしまいだ。いつも以上に明るい笑顔で歌う桂さんの姿がとってもまぶしかった。
今度はジャムセッションを行っている杉並第一小学校を訪れる。
トランペットの福山光晴さんらによる『Caravan』、テナーサックスの安保徹さんが参加した『What Is This Thing Called Love』や『Softly As In A Morning Sunrise』など名曲ずらり。
いよいよ桂さん登場。元岡一英さんのピアノ、中村新太郎さんのベース、田鹿雅裕さんのドラムなどで『スウィングしなきゃ意味がないね』
実際に聴いていた時間はいつものライブよりずっと少ないが、会場を移動したり、移動に通る色んな会場からの音に耳を傾けたり、と楽しいイベントだった。
天気が良かったらもっと楽しかったかも。

2004年10月29日(金)19時

★渋谷JZ Bratにて★

ピアノ・納谷嘉彦さん、ベース・安カ川大樹さん、テナーサックス・安保徹さん、そしてベース・田鹿雅裕さんという編成によるインスト2曲からスタート。しっとりした曲からノリノリの曲へ、気分も高揚してくる。
『On A Clear Day』
ゆったりとスウィングするような優しい歌い方が納谷さんのピアノによく合う。
JZ Bratと言えば出演アーティストをイメージしたオリジナルカクテルが楽しみの一つ。この日のカクテルは桂さんの最新アルバムタイトルと同名の「Nature Boy」。
"青桂"と呼ばれているだけにカクテルも青くてキラキラ輝いている。カクテルの紹介が終わると「Nature Boy」のオープニング曲
『As Long As I Live』
いつ聴いても心がほわっと和む。
『But Beautiful』
ドラムのブラシがざわざわっと響く。あまりにも美しい歌声に息をのむばかりだ。
『A Foggy Day』
スローバラードの次は軽快に!
『Sophisticated Lady』
しっとり大人のムードに酔いしれる。
『流し目プレイ☆』
"小林桂初の日本語歌詞"だが、実際はCMキャッチコピー以外は英語だった、というこの曲。でも「日本人だから日本語の歌が初めてなわけではない!」と言う桂さん。もっともだ!
1stステージでは納谷さん以外はほとんど見えない席で音に集中していたが2ndステージは最前列、それも安保さんの目の前へ移動。メンバーの表情が良く見える〜。1st同様インスト2曲の後は
『Almost Like Being In Love』
軽快で幸せな空気が満ち溢れそうだ。
ここでもオリジナルカクテル紹介。誰か飲んでる人はいないかなぁ、と見渡す桂さん。ここぞとばかりにグラスを上げてみた。カクテルと同じ色の服を着ている(←偶然そうでした!)ことにも気づいてもらえてそれだけで良い気分!
『If I Had You』
この歌を歌っている時の桂さんは、大人の男っていう雰囲気が漂っていてちょっとドキドキしそうだ。
『P.S. I Love You』
最後の♪〜P.S. I Love You♪をより高音で歌う。あまりに美しすぎて最後の一音まで静かに聴き入りたい・・・。しかし、歌詞に重なるようにパラパラッと拍手が起きる。
と、右手で「待って」と制するようなポーズをとる桂さん。
歌い終わった後に一言、「バラードの拍手は早まらないで・・・」
『Just In Time』
日本ゴールドディスク大賞を受賞した"金ピカなアルバム"「Softly」に収録されたこの曲。聴いてるだけで何か良いことが起きそうな、そんな気がしてくる。
『My One And Only Love』
伸びやかな歌声にポーッとするばかり。
『You'd Be So Nice To Come Home To』
アンコールはやっぱり・・・
『スウィングしなきゃ意味がないね』
ブラシの柄でカンカンッと叩いたり、細かいリズムを刻んだり、と田鹿さんのドラムは自由自在だ。安保さんはノリノリになるといかにも楽しそうに華麗なステップを踏む。
とっても楽しい空間だった。

2004年10月3日(日)18時30分

☆目黒ブルースアレイジャパンにて☆
小林洋&ザ・室内バンド 

『それは秋』
とってもしっとりと秋らしいメロディ。宮野さんのアルトサックスがよりムードたっぷり。
『We Are All ALone』
ボズ・スキャッグスのお馴染みの曲。スウィングしてポップなサウンド。
『月光値千金』
この曲はどうしてもエノケンさんのイメージなのだがしっとりとした8ビートに酔いしれた。
舞台上はかなり暑いらしく、桂さんも上着を脱いでしまった。照明のせいもあるのだろうが、やはりメンバーの熱気が一番の理由なのだろうか。
『チュニジアの夜』
安カ川さんのベース、橋本さんのチェロ、そして深谷さんのビオラによるピチカート奏法が何とも妖しげ。不思議なサウンドに吸い込まれそうになる中聞こえてきたのが「ロンドン橋」。やはり洋さん、少し疲れているのかしら。
『自由への賛歌』
「まるで国歌みたい」と言っていたが、まさしくその通り!厳かなメロディに心洗われるよう。
『哀愁のA列車』
3拍子は4拍子に、明るい曲は暗く、ボサノバはスウィングに、とにかく逆に変えてしまう洋さん独特のアレンジ。その最高傑作がこの曲。誰が聴いても陽気で軽快な曲をここまで暗〜くしてしまうのか!
クラシック調かと思うとタンゴのメロディ。ちょっぴり明るいサウンドの後はすかさずボサノバのリズム、とまさに変幻自在。
『Strike Up The Band』
そろそろヘロヘロになってしまったメンバーに、せめて曲だけでも「張り切れ!」とこの歌を。桂さんのマーチのリズムで軽快に楽しく始まった。
実はこの日は洋さんの奥様にして桂さんのお母様である村上京子さんの誕生日。お店からケーキまで登場し、花束贈呈もあってすっかり良い雰囲気。しかし、これでは終わらない。3拍子のバースデーソングを4拍子に変えて演奏する。合間に手拍子まで入る。するとある曲にそっくり。思わず私も「わかった!」と叫んでしまった(←すみません!)。ある曲とは「幸せなら手を叩こう」
本当にまったく同じ。よく見つけるものだ、と感心しきり。是非お試しあれ!そうこうしているうちに1stステージは終了。
『Love』
こちらもお馴染みの曲。ドラムの支柱をスティックで叩く桂さんが小粋だ。
「秋とは?」と洋さんから客席へ投げかける。「食欲?読書?それとも恋?」。そう、今は秋なのだ。秋と言えば「入浴の秋」ならぬこの曲
『Autumn In New York』
演奏前のギャグはどこへ?って思うくらい美しすぎるメロディにうっとりするばかり。
『Round Midnight』
数年前に桂さんがブルーノート東京に出演した際にインスト用にアレンジしたものとか。「押し売りするようだけど美しいでしょう」と言っていたが、押し売りでも嬉しいくらいにボサノバのリズムが優しく心に刻まれていく。
『冬のソナんちゃって』
誰が呼んだか知らないが洋さんの別名は「ヨウ・パクリン」。まるで韓国人のよう。韓国と言えば何と言っても「冬のソナタ」。そこでこの曲を披露。ドラマの美しい場面を思い浮かべてしまいそうなイントロ。と思うと、どこかから「枯葉」が聴こえてくる。「Stranger In Paradice」や「ダッタン人の踊り」さらには「アリラン」まで!
まったく違う曲がこれだけ重なって、どうしてこんな素敵な曲になってしまうのか、まさに洋さんマジック!

『綾小路きみ・・・が代』?!

美しく厳かに演奏。以前日米野球の開幕戦で聴いた洋さん伴奏による桂さんの「君が代」を思い出してしまった。
『セサミストリート』
柳川さんのバイオリン、深谷さんのビオラ、橋本さんのチェロ、そして安カ川さんのベースによるソロ演奏が最大の聴かせ所!それぞれの個性が十分に発揮された演奏に感激いっぱい。
『Like Someone In Love』
洋さんが「特に出来が良い」と言うだけあって本当に素晴らしい曲。特にストリングスのみで演奏するところは。あまりの美しいハーモニーに何も動けなかった。
『Love For Sale』
曲の途中でメンバーから「ウッ!」という掛け声が上がるほど、陽気で楽しい曲。つい自分もその掛け声に参加したい、と思ってしまう。途中2度ほど洋さんが一人で「ウッ!」と言うと橋本さんがとってもビックリしたような表情を見せたのが印象的だ。
『最後の水墨画』
亡くなられた洋さんのお父様に捧げた曲。深い絆を感じさせるような雰囲気が漂ってくる。
優しく『Silver Wedding Waltz』が流れる中最後の挨拶。本当に素敵なひとときはあっという間だ・・・

2004年9月30日(木)

★銀座スウィングシティにて★

納谷嘉彦さんのピアノ、俵山昌之さんのベース、松島啓之さんのトランペットと言うトリオ編成のインストから。
『夜は千の眼を持つ』
さらに、秋なのに春の曲、と計2曲。ほぐれた雰囲気になってきたところで桂さん登場。
『On A Clear Day』
台風が来ると興奮してしまうという桂さん。この日は台風一過で良い天気。その天気に合わせたオープニング。ベースソロではピアノの内側をコツコツっと叩いて小粋な雰囲気。
『I Concentrate On You』
ボサノバのリズムが心を揺さぶる。「コール・ポーターは情熱的な人で、通常の32小節では納まらず長くなってしまったのか」と言う桂さんの説明に納得。
『But Beautiful』
思わず桂さんも「おおっ」とのけぞるような美しいピアノのイントロにすっかりノックアウト。「まったり、ゆったり」と「恋とは何ぞや」と歌い気分は最高潮。
『Just In Time』
まるで連続小説を読んでいるような曲順で恋の歌が次々流れてくる。
『It Had To Be You』
ベースとのデュオで始まる歌い方が素敵。トランペットが抜けたのでよりシンプルな音色だ。「口説いているような、女性から見ればバカにしているような・・・」と桂さんが言う通りの曲なのだが、美しく素敵な歌に全てを忘れてしまいたくなる。
『Autumn In New York』
季節感たっぷり。そのせいかなかなか生で聴く機会がない。曲の途中でフォークかナイフが落ちる音に反応していたが、歌い終わった後に「無事に歌詞を間違えずに終えた」とほっとした感じ。
『You'd Be So Nice To Come Home To』
コール・ポーターにしては「珍しく」32小説で納まっている有名な曲。何となくこの曲を聴くとラストっていう雰囲気だ。
2ndステージのオープニングは
『Without Song』
松島さんのトランペットが何ともかっこいい音色をかもし出す。演奏後、納谷さんが松島さんに一言、「うまいですねぇ」。納谷さんは初めて演奏したのだとか。でも、トリオの息はピッタリ合っていた!もう一曲演奏後に桂さん登場。
『I Remember You』
ピアノとのデュオでスタート。桂さんが指を鳴らすとベースとトランペットが加わり世界が広がった。
『Old Devil Moon』
少し前に店の外に出たらきれいなお月様が出ていて思わず「うさぎがいる!」って思ったそうだ。そんな思いを込めるように優しく歌う。いつもの「ひょっこりひょうたん島」は飛び出さなかったが、もっと大人の雰囲気が漂っていた。
『It's Easy To Remember』
トランペットはなくよりゆったりしっとり。
『Almost Like Being In Love』
「今日は何だか全てが良く見える。それは恋しているから・・・(テンテンテン)」なんて言って歌い出した。原曲に近いアレンジでとっても楽しそう。間奏ではパーカッションでも演奏しているかのように納谷さんの横に立ってピアノを軽快に叩く。
『I Could Write A Book』
指を軽く鳴らしてゆったり8ビート。久しぶりに聴いてなんだか懐かしい。
『I Got It Bad』
松島さんのリクエストに応えてこの歌を。「よくぞこんな難しい曲を」と言いつつ、長いバースをピアノと共に情感たっぷり聴かせてくれた。
『Day By Day』
軽快なリズムの中に優しさを感じる歌声。あっという間に終わってしまったがアンコールの拍手、拍手。
『It Don't Mean A Thing』
最後の最後はやっぱりこの曲!♪スウィングしなきゃ意味がないよ〜♪

2004年8月23日(月)20時

☆スイートベイジルにて☆

白地に大き目の花柄の縁取り模様で、いかにも夏らしいシャツを着た桂さん。フラダンス風に手をひらひらっとさせて登場。夏にふさわしい曲からスタートした。
『Wave』
手の振りは"波"を表していたのだと納得。
『A Foggy Day』
ライブ前日「夏らしいアロハかシャツルックで」とメンバーにメールしたという桂さん。ところがこの日は涼しい、というより肌寒い陽気。外に出て思わず「さぶっ!」というわけで長袖を着てきたらしいが、舞台の上ではさわやかな夏の風が吹いているようだ。今はオリンピックに熱中して眠いらしい。桂さんが朝まで体操団体戦を応援して興奮していたなんて驚きだ!同じ時間、同じ気持ちを共有していたと思うと何だか嬉しい。
スポーツはやらないが見るのは好きだという桂さんからメンバー紹介。
高校時代器械体操をしていたドラム・田鹿さん、柔道をやっていたベース・安カ川さん、少林寺拳法をやっていたギター・岩見さん、バドミントンをやっていたピアノ・納谷さん、そしてテナーサックスは安保さん。そういえば安保さんのスポーツ暦聞いてなかったなあ。
『P.S I Love You』
『Almost Like Being In Love』
なんだか久しぶりに聴く気がする。CDバージョンとは違って、原曲をアップテンポにした感じ。いつ聴いても心が躍る。
『Call Me』
椅子に腰掛け優しく歌う。Nature Boyツアーでは携帯電話で話しているふりをしながら登場しこの曲を歌った桂さん。本当に携帯でしゃべってると思った人から顰蹙をかったらしいが、あれ以上粋な演出があるのだろうか。桂さん自身は「自分の演技がうまかったのだ」と考えるようにしているようだ。
『Summertime』
こちらも夏限定ソング。ガーシュウィンのオペラ「ポーギーとベス」の中の有名な曲だが「ポーギーと"ブス"」なんてギャグを飛ばす。ややアップテンポでスウィングしてるけど、どこかブルージー。スキャットが一段と心に染み入る。
ここでインストコーナー。
『魅惑のリズム』
ノリノリのリズムに思わず心も体も踊り出しそうだ!特に安保さんのソロがかっこいい。素晴らしい演奏が終わると、タカタカタカ・・・
待ってました!桂さんタップコーナー。スイートベイジルではすっかり"恒例"になった感が有る。納谷さん、そして田鹿さんが"いけにえ"になるがもう二人とも慣れてきたのであろうか、なかなか上手だ。さらに舞台を左へ右へと軽快に踊る桂さん。
『Pennies From Heaven』
もちろん間奏でもタップを踏む。かわいらしい踊りが曲にピッタリ。
終わると「いやぁ、疲れた〜。お金が降ってきたらいいですねぇ。それも小銭じゃなくてお札!」
『Fly Me To The Moon』
ピアノ、ベース、ドラムというシンプルな編成で、椅子に腰掛けしっとりと聴かせてくれた。久しぶりに聴くが、前にも増して情感たっぷり。
『Beyond The Sea』
再びフルバンド編成。桂さん曰く「おさかなニモちゃん大冒険」の映画「ファインディング・ニモ」で使われている曲。この映画を見てぐしゃぐしゃに泣いてしまったらしいが、ここでは明るく楽しそうな歌声だ。
『My Romance』
サックスなしの4人編成。19歳の時に録音した同名タイトルアルバムを音楽活動10周年記念に発売した桂さん。「恋に必要なシチュエーションなんて要らない、君さえいれば」という歌詞にグッときて、「いつかこんな日が来るのかなぁ」と思いその日が来たかどうかは「内緒!まあ人生うまくいかないもので・・・」なんて意味深発言。椅子に腰掛けじっくり歌うその姿をついついじーっと見つめてしまった。

『流し目プレイ☆』

再びフルバンド。色気があってますます小粋な曲になっている。流し目ポーズもキマッてる!退場間際には両手でポーズ。
全員退場後も拍手の嵐。だんだん手拍子が揃ってくると桂さん再登場。
「拍手が揃わなかったらどうしよう」と思ったそうだがかなり早く揃った。「インフォメーションが・・・」ということでこの日NHKのカメラが入っていることを教えてくれた。初めに言うと化粧直ししなきゃ、って人がいるから言わなかった、だなんて!
『You'd Be So Nice To Come Home To』
ベースとのデュオはあまりにも粋でかっこよすぎる!!
途中から全員か加わると音の世界が無限大に広がった・・・

2004年8月7日(土) 「道の日」ステージ2004

★日比谷公会堂にて★

この日のメインイベントである「小林桂・ハートフルライブ」は道の日にふさわしい曲から始まった。
『Route 66』
始まった瞬間、「さすが!最高の選択」と頷いてしまった。
『As Long As I Live』
「道と言えば・・・」と子供の頃の話を始めた桂さん。通りを挟んだパン屋さんでアイスクリームを買ってもらい、それ以来その店の前を通ると寝っ転がって駄々をこねたとか。「大人になって道は歩くものだとわかった」なんて言って、あっという間に観客の心をつかんでしまった。
3年ほど前NYに行った際、ウッドベースのストリートミュージシャンと共に「Route 66」をセッションした話、ストリートパフォーマンスは新人のステージである、という話など「道」にまつわる話が次々飛び出した。
この日はイベント内のコンサートにもかかわらずピアノ・小林洋さん、ベース・佐藤ハチ恭彦さん、ギター・岩見さん、ドラム・田鹿さん、サックス・安保さん、というフルメンバー。
『If I Had You』
ドラムとサックス抜きでしっとりムード。
『A Foggy Day』
再びフルメンバーでおしゃれな雰囲気。
16歳で初めてイギリスに行った桂さん。その時に見たバッキンガム宮殿近くの石畳は「マイ・フェア・レディ」で見たままだったという。子供の頃からミュージカルが大好きで、特に突然道でオーケストラの演奏が流れ、歌い出す、という不自然さ(?!)が好きだという。その不自然さがよく現れているのが次の曲
『On The Street Where You Live』
恋する相手が住んでいる通りで突然歌い出すこの曲。映画の1シーンを再現するように感情豊かに歌う桂さん。観客も乗せられて思わず手拍子。と・・・
タカタカタカ・・・
待ってました!
桂さんお得意のタップダンス。私の後ろに座っていた人たちは"初生桂"らしく
「あらっ、こんなこともやるのね!かわいい〜」なんて言っている。
ステージを右に左に移動して、タップ大サービス。相変わらず切れ味良くって、しかもチャーミングだ。
『Pennies From Heaven』
久しぶりに聴くこの曲。不景気な世の中にピッタリ、とずーっと言い続けているこの曲。聴いてるだけで気持ちが明るく華やかになっていく。
時間が残り少なくなってきた、というコメントに思わず「えーっ?!」と言ってしまった私。すかさず「お世辞でもそう言ってくれると嬉しいです」なんて桂さんからのお返事。
お世辞のはずないじゃない!!
うーん、と盛り上げた後には必ずバラードを持ってくる桂さん。とすると次は・・・
『What A Wonderful World』
いつ聴いても心にジーンと響いてくる。桂さんが胸に抱いている様々な思いが伝わってくるからだろうか・・・
『流し目プレイ☆』
なんとなくこの曲が来るだろうと思った!今日はやけに色っぽく感じる歌声。ちょっぴりドキドキ。
終わって退場。当然アンコールの拍手。会場全体がアンコールをやる、という空気でいっぱい。桂さんたちも再登場しそうな雰囲気だった。ところが・・・
すぐに司会の女性が「本日はありがとうございました!」と登場。
ええっ!もう終わり?!
時間が押していたからアンコールが削られてしまったのだろうか。うーん、残念でならない。どう考えてもアンコールの曲は用意してあったはずだ。
今日の桂さんは特にかわいくって、本当にかわいくって、魅力的だった。もっともっと聴いていたかった・・・


2004年7月25日(日)18時30分

☆目黒ブルースアレイジャパンにて☆

この日はザ・シャイニー・ストッキングス(以下SS)のライブ。
まずはピアノ・小林洋さん、ベース・緑川一男さん、ヴァイオリン&ギター・小塚泰さん、そして、ドラム・桂太鼓さんによるインスト
『Love Walked In』
幕開けにふさわしい爽やかな曲だ。SSさん登場し一曲歌うと、さとこさん抜きで
『You Are My Sunshine』
久しぶりにSSさんの歌声で聴いたが、心まで晴れやかになるようだ。
『パイナップル・プリンセス』
さとこさんが戻り、京子さんが抜ける。かわいらしいスローワルツで桂さんも加わっての四声が実に美しい。
ここで「桂太鼓さん」が「小林桂さん」に変身。
『Just In Time』
叩き語りで聴くとますます小粋な曲になる。
『Sophisticated Lady』
美しいピアノソロに静かに歌声を乗せていく。間奏のヴァイオリンが本当に素敵だ。
『Take The A Train』
サックスを吹いていたビリー・ストレイホーン作曲、と紹介。ここで洋さんから「サックスは吹いてないよ」と声が。思わず桂さん、「サックスを吹かずにホラを吹いてしまいました!」
「座布団1枚」って言いたくなるような瞬間だった。おまけに2コーラス目が何か変?
突然 ♪歌詞忘れた〜と歌い出す。♪ 早く乗ってよ〜
次々アドリブが入る。これぞライブの醍醐味!何だかとっても得した気分。
再びSSさんコーナー。さとこさん、夏希さん、すわまきこさんの3人で
『Paper Doll』
さとこさんの説明によると女の子とお付き合いできなくて紙の人形でいいって言ってるちょっと情けない男の子の歌だそうだ。そんな内容とは思えないくらいかわいらしい。
『Many Classic Moments』
こちらは吉田有希さん・夏希さん姉妹によるデュオ。この曲を聴くと南国の真っ青な空と海を連想してしまう。心地よい風に吹かれているようだ。
『ハナレイ・ムーン』
SSさん4人揃って桂さんとの五声のハーモニーが絶妙だ。
と、京子さん「アンコールにお応えして・・・」
『ハワイ・アロハ』
さとこさんが舞台を降りてフラダンスを踊る。女性らしい優しさにあふれていて惹きつけられてしまう。そこに重なる有希さんの声が本当に素晴らしい・・・
2ndステージ、インストは
『Tonight』
おなじみのミュージカル「ウエストサイドストーリー」の中で使われている有名な曲。桂さんのドラム掛け合い弾きがかっこよくてしかも楽しい。
『ラムとコカコーラ』
京子さん抜きの若シャイニーで何とも不思議なハーモニーを奏でてくれた。
6月はライブがなかったというSSさん。その為久しぶりに化粧したとか?!
で、7月誕生日を迎えた人たちの為にバースデーソング。
『熱風』
桂さんのおじいさま、つまり京子さんのお父様が作曲したもの。さとこさん抜きの3人のスキャットが胸にズシズシ響いてくる。4拍子の中に3拍子が入っていて「緑ちゃんがいち、に、さん、に、に、さん、と言っていた」らしい。
インストで「ウエストサイドストーリー」の曲を演奏したが桂さんはこの映画を見ていなくて最近緑ちゃんにDVDを借りてみたそうだ。ミュージカルのくさーい演技が好き、という桂さんコーナーはまずこの曲から。
『On The Street Where You Live』
ゆったりスウィングした叩き語りが何とも小粋だ。
『Misty』
久しぶりに聴いたようなこの曲。ピアノソロの美しさ。静かに重なるドラム。
『Day By Day』
緑ちゃんとデュエットで・・・ということでまずはベースとヴォーカルのみ。そのシンプルさがまた素敵だ。

再びSSさん登場。

『さよならは言わないで』
12カ国の「さよなら」が入っているこの曲。桂さんも加わって五声でちょっぴり切なくなる。
お次は「すーちゃんがすーって言って・・・」とかいうタイトルのお茶目な曲をハワイアン風に。
『ハワイ・アロハ』
1stステージ同様さとこさんのフラダンスつき。今回は1stよりもっとお店の中央で踊ってくれた。
最後はアントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバメドレー。
『イパネマの娘』や『Wave』など耳馴染みのあるメロディが続いた・・・

2004年7月24日(土)15時

★Blue Jay Wayにて★

この日は小林桂さんのファンクラブイベント。
まずはマネージャーの横田さんとのトークショー。
横田さんが何か言うたび反対のことばかり言う桂さん。かなり高度な掛け合い漫才を見ているような感じだ。
やたら山登りさせたがる横田さんに、富士山の五合目まで車で行って桂友たちを見送るという桂さん。ミュージカルに出てほしいという横田さんに対して、出たくないという桂さん。
お互いB型同士だから、と言っていたがそういう問題なんだろうか(笑)。
洋さんとのミニライブコーナーは
『On A Clear Day』
『When You Wish Upon A Star』
『Old Devil Moon〜ひょっこりひょうたん島ヴァージョン』
久しぶりに聴くことができて大満足だ。
『Nature Boy』
"ネイチャーな親子"が奏でる美しい音の数々にただうっとりするばかり。あまりに素敵なアレンジに思わず桂さんも「よかったぁ、今日は良い日だ」
『Beyond The Sea』
『My Romance』
『流し目プレイ☆』
さあ、本日のメイン・イベント!大ビンゴ大会!!
桂さんイベントで過去一度もビンゴになったことがないこの私。ついに桂さんのネクタイゲット!ついつい翌日のライブに締めていってしまった。
最後は桂さんとのツーショットで締めくくり。桂さんから「化粧直すなら今のうちだよ〜」。
なんだか今日は桂さんの素顔をたくさん見ることができたような、そんな気がする。
とても良いイベントだった。

2004年5月16日(日)18時

☆関内ホールにて☆

2月11日に発売されたアルバムタイトルを冠した「Nature Boyツアーコンサート」。
このツアーのグッズも数々発売されて、開演前から盛り上がる。そのグッズの桂さんマークと同じ模様が舞台後方に青白く浮かび上がっている。
メンバーたちの楽器の後ろは一段高くなっている。と、その上を静かにやって来る人が一人。
シルクハットをかぶり、サングラスをかけ、グッと渋い雰囲気のドラム・田鹿さんだ。
ドラムを静かに叩き始める。次はベースの佐藤ハチさん。ギターの岩見さん。そして、ピアノの納谷さんがメンバーに拍手を送りながら登場。舞台上のメンバーが増えるたびに音が膨らんでいく。
さあ、主役の桂さんは?
と思っていると、突然、「もしもし」の声。
んんっ?
「今?関内ホール」
客席後方から桂さんの声が聞こえてくる。「キャー!」という叫び声があちこちから上がる。握手を求める人、人、人。"青桂ツアー"らしく青いジャケットが目にまぶしい。
「いっぱい握手して歌えないかも!」「お客?10万人くらい!」
「お客の声聞きたい?」
と、客席に向かって「小林桂の歌は好きですかー」
ようやく舞台にたどり着きかけると
「えっ?崎陽軒のシュウマイ買って来て?肉まんも?」
最後は「皆さん、携帯は切りましたか?」
何とも心憎い演出ではないか!いきなりの登場にすっかり会場中の温度が上がったようだ。
『Call Me』
まあ、最初の演出はこの曲につなげる為だったね、と納得。
『As Long As I Live』
モニターより前に出て歌う桂さん。いつもライブハウスでもっと近い距離で見て、聴いてるのに、なぜだかドキドキしてしまう絶妙の距離感!間奏のソロ演奏で納谷さんを指差した時のいたずらっぽい笑みがたまらなく魅力的だ。
桂さんいわく「ここはボクの店です。かなり強気な店です。飲み物も出しません、食べ物も。提供するのは上質の音楽だけです。」
何ともゾクゾクする言葉ではないか!
『If I Had You』
ドラムレスでしっとり。
『A Foggy Day』
『How About You?』
背景に浮かぶ摩天楼の影。間奏で納谷さんの後ろに座って楽しそうに指を鳴らしながら首を振りニコニコしている。♪I Like ヨコハマ How About You?〜♪と地元民が泣いて喜びそうな歌詞もあり。「こういう歌ではないんですけど」と言いつつも「美しくてかわいくて小粋な」サウンドを客席と一体になって楽しむ姿が良いのだ。
「日も暮れてきました。夜といえばバラード・・・」ってことで
『Body And Soul』
今回のアルバムで初めて入れたギターをフィーチャーした曲なので岩見さんを舞台前方に出し、自らも前へ出た・・・、が「拍手が少ないのでやめようかなー」
途端に大拍手。舞台へりに腰掛けて歌う姿が何とも色っぽい。考えてみれば桂さんも、もう25歳ですものねぇ。
『They Can't Take That Away From Me』
ここでメンバー紹介。おおっ、ようやくサックス・安保さんも到着だ。すかさず桂さん、「肉まん買ってきた?」「まだ!・・・勘弁してよ〜」
ようやく全員揃ったところでインストコーナー。
安保さんのスリリングなサックス、納谷さんの優しいピアノの音色、透明感ある岩見さんのギター、重厚感あふれる安カ川さんのベース、そして心踊る田鹿さんのドラム。
再び桂さん登場。今度は白いジャケットだ。ネクタイを外し、ボタンを外した胸元からのぞくペンダントがセクシーだ。

『Stompin' At The Savoy』〜ダンスヴァージョン〜

舞台前方から、後方の一段高くなったところまで目一杯使い、とにかく走り回り、踊りまくる桂さん。「Stompin」とは「踏み鳴らす」という意味らしいが、まさしく踏み鳴らしっぱなし!爪先までピーンときれいに伸ばして足を高く上げた場面には思わず「おおっ!」と叫んでしまうほど。
最後のキメのポーズはくるくるっとターンをした後、体を反らせ手のひらをひらひらっと振る仕草。舞台下手でこのキメポーズを2回決めると上手でも同じくキメポーズ。これで終わりか、と思ったら「ワンモア!」と田鹿さんから掛け声が!
再び下手でキメポーズ。額にキラリと光る汗が充実感を物語る。「エンターテイナー」としての本領発揮!
ふと気づくと舞台には桂さんと納谷さんの二人きり。
「みんないなくなっちゃった・・・」
最新アルバム「Nature Boy」は桂さんのことを指している、と思った人も多いらしいがもちろんこれも曲のタイトル。「"Nature Boy"が風邪引いたらいけない・・・」と言ってやおら上着を着て静かに歌い出した。
『Nature Boy』
ライブ活動10周年の桂さんはちょうど10枚目のアルバム発売。「多くの人々のおかげで気持ち良く歌える。ありがとう・・・」と言って深々と頭を下げる姿に思わずジーンとしてしまう。
普段、あの曲も聴きたい、この曲も聴きたい、と思っているファンたちの為にとっておきのプレゼント。題して「小林桂ヒットメドレー」!まずは以前の「ブロードキャスターのオープニングテーマから」
『How High The Moon』〜『When You Wish Upon A Star』〜『Smile』最後の
♪For You〜♪がとっても美しい〜『Night And Day』
『流し目☆プレイ』
「流し目ポーズ」を決めると退場してしまった。
もちろん、アンコールを求める大拍手。
再び舞台後方に摩天楼の景色が。となるとアンコール曲は
『What A Wonderful World』
しっとりと心を込めて歌い上げ、静かに去って行く・・・
まだまだ見たい!聴きたい!
再登場だ。嬉しい、嬉しい!
『In A Mellow Tone』
もう一回、とばかりに指を立てる桂さん。
『スウィングしなけりゃ意味ないよ!』

2004年6月5日(土)17時30分

★習志野文化ホールにて★

あんまり関内コンサートが楽しかったので、ついつい習志野まで来てしまいました〜。
急遽取ったチケットなので桂さんコンサートとしては異例の22列目。
しかし、これがまたよかった!
前回は3列目、と近すぎて見ることのできなかった舞台全体が見渡せる。桂さんが舞台をどう使っているのかよくわかる!
舞台後方は一段高くなっている、と思ったら下手側は二段式になってるのもよく見えた。もちろん両サイドとも階段つき。
この日は最初から安保さんがいる!
てっきり関内での遅刻は演出だと思っていたのだが、本当に遅刻だったのね。だから「勘弁してよ〜」って言ったわけだ、と納得!
また、習志野→千葉→ディズニーランド、ということで登場シーンでは「ディズニーランドに行こうと思ってたけど遅れちゃって・・・」
『How About You?』でも、♪I Like ならしの〜♪I Like ディズニーランド〜
またこの曲の間奏では安カ川さんの演奏が最高♪この時、舞台後方上手側の階段に腰掛けてスウィングしたり、頬杖をついたりしている様がとっても微笑ましく、かわいらしい。
『Stompin' At The Savoy』でのターンがこの日ほんのちょっぴりふらついていた。
「今日はターンがうまくいかなかった〜」とちょっぴり悔しがる姿もまた素敵。最後の最後の決めポーズで舌を出してみたり。ゴクゴクッと水を飲んで「うまい水っ!」と言ってみたり。様々な表情を楽しむことができた。
上質の音楽のみ提供する「ボクの店」を紹介する際には指を鳴らす合図で天井のカフェライトを灯してみせる。関内ではなかった演出だ。「いつもこれで遊んでしまう」と言っていたがいつから始めたんだろう。こんなことがわかるのも複数通っているからこそだ!
最初の携帯電話を使っての登場で、この日のお客は「4万人」。これほど素敵なコンサートなのに満員じゃないなんて勿体無い。

2004年6月12日(土)18時

☆オーチャードホールにて☆

この日のメンバーは黒いジャケットで統一してシックな雰囲気たっぷり。納谷さんだけは顔の横で両手をひらひらさせながら登場して、マジシャンさながらだったが。
桂さん登場シーンでは「渋谷のスクランブル交差点で迷っちゃった〜」
桂によるとこの日の観客は6万人!最近テンピュール枕をもらったと言っていたけれど本当なのかしら。1年半ぶりのオーチャード公演とあって舞台の床に向かって「元気だった〜?」と手を振ってみせる。
『A Foggy Day』では初の海外旅行がイギリスだった話。「海外というときれいな海かやしの木っていうイメージだったけど、それってハワイか沖縄じゃない!」なんてノリ突っ込みまで披露してくれた。
『How About You?』では♪I Like Tokyo In June〜
インストのベースでは安保さんまで桂さんのように楽しそうに指を鳴らす。
『Body And Soul』〜『They Can't Take That Away From Me』では過去2回舞台上手に腰掛けていた。最前列の一番下手に座っていたので、かなり遠いかなぁ、と思ったら何と今回は下手に腰掛けて歌ってくれた。
一番大好きな曲をこんな近くで聴くことができるなんて本当に幸せだ。もちろんライブハウスではもっと近くで聴く機会は多い。しかし、これほど大きいホールでこの距離、となるとまったく緊張感が異なるものだ。
オーチャード公演最大の目玉は何と言ってもフェビアン・レザ・パネさんの登場だろう。初めて見たのだが見た目はエスニックな感じ。しかし、ひとたび鍵盤に触れると清らかなクラシックのようなメロディが優しく響いた。桂さんもCDのアレンジで歌うのはレコーディング時以来、と言っていたが初めてアルバム「Nature Boy」を聴いた時の感動が蘇ってきて、何とも言えない夢見心地に浸った。
コンサートの構成は3公演とも同じなのに、それぞれ違う個性があらわれていた。どのコンサートも来てよかった、と幸せな気分にさせてくれた。

2004年5月18日(火)

★銀座スウィングにて★

The Shiny Stockings(以下SS)のライブ。まずピアノ・小林洋さん、ベース・緑川一男さん、ヴァイオリン&ギター・小塚泰さん、そしてドラム・桂太鼓さんのインストから。
『Sunday』
火曜日なだけに(?)
オープニングにふさわしいしさわやかなメロディは「日曜はダメよ」で締めくくられた。
『クレオパトラの夢』
もう何年も前、作家の村上龍氏がMCをしていたトーク番組のテーマソングに使われていて大好きになったこの曲。着メロにもしているお気に入り。桂さんがタイトル紹介したときに思わず拍手してしまったら「人気がありますねぇ〜」
ピンク、赤、白など華やかな色を基調にしたかわいらしい衣装でSSさん登場し、メンバー紹介を兼ねて一曲。現在ツアー中の桂さんのTシャツを着ているお客を発見して盛り上がるステージ。
『Moonlight Serenade』
小塚さんのギターがSSさんの優しい歌声に重なって何とも心地よい。
『Java Jive』
ここで太鼓さんが小林桂さんに変身。
『You Were Meant For Me』
『P.S. I Love You』
もうおなじみ18歳のアルバムタイトル曲。出世払いということでご両親からお金を借りてリリースしたのだとか。まだ返してないらしい(?!)
『Our Love Is Here To Stay』
ガーシュウィンが「途中まで書いて死にやがったぞ!」っていう曲。
京子さん抜きの若シャイニーが登場し、再び太鼓さんに変身した桂さん。その太鼓さんをフィーチャーしたのが次の曲
『Sing Sing Sing』
「ワン、ツー、ワン、ツー、スリー、フォー」という掛け声とともにドン、ドン、ド、ドン、と力強く響く低音のドラムと、若シャイニーの優しい歌声のハーモニー何ともがドラマティックだ!
「次はワルツメドレーだっけ?」という京子さんの発言に慌てて楽譜を繰ってカウントを取り始める洋さん。アレンジャーって想像以上に大変なんたろうなぁ。結局ワルツメドレーではなく
『Paper Doll』
新人のすわまきこさんが加わり、さとこさんと夏希さんとの"新シャイニー"で歌う。一段と高音のトリオでよりさわやかだ。
ここで、"ジャズ界のゴージャス姉妹"こと吉田姉妹のワルツメドレーコーナーへ。
曲は『True Love』、『夢見る頃を過ぎても』、そして『バイア・コン・ディオス』
(当たっているかややあやしい↑間違っていたらご指摘を)
再び全員がそろうとSSテーマソングで1stステージは締めくくり。
『High Fly』
ギターの和音がかっこいい〜。
『Beyond The Sea』
"偶然にも小林桂さんという人が「Nature Boy」というアルバムに収録している"というこの曲。ヴァイオリンの主旋律がより優しさを醸し出す。
SSさん登場しエリントン・メドレーへ。
『Take The A Train』、『It don't Mean A Thing』、『Caravan』、そして再びA列車。汽車ぽっぽのかわいらしい振り付けは何度見ても楽しい。以前は京子さんが振り付けを作っていたが、今ではダンスが大得意のさとこさんが作っているとか。と、洋さんが「タブー」のさわりを演奏して「ちょっとだけよ〜」なんて口ずさんだり、あんまりにも話が盛り上がると「そっちで勝手にやってくれ」って言ってみたり。
『The Way You Look Tonight』
明るく楽しいメロディについついニコニコしてしまう。
『あなたのおそばに』
こちらは優しくほんわかしてくる。
再びの桂さんコーナーは
『Just In Time』
『My Romance』
19歳の時に録音したまま"お蔵入り"になっていたこの曲。いよいよ日の目を見た開放感に満ち溢れているようなドラムのブラシ使いに思わず心惹かれてしまう。
『Satin Doll』

妖しい雰囲気たっぷり〜。

再び吉田姉妹登場。
『Many Classic Moments』
さわやかな初夏の風を連想させるようなハーモニー。
『Blue Moon』
こちらは"新シャイニー"で。洋さんの「月光」で始まる曲はクールなムードからホットなムードへ。
ようやくSSメンバーが全員揃うと、クロージングテーマへ。充足感・幸福感に満たされたような想いと、終わりが近づくさみしさが入り混じった。

そうそう、この日5月生まれの人にバースデーソングが歌われた。5日生まれの有希さんと、9日生まれの桂さん、おめでとう♪


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