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海なし県で育った私たち夫婦の知っている海の幸はアサリくらいですので、 大潮の日には主にアサリを採ります。 春になると潮の引きが大きくなりますしアサリの身はふっくらとし、テングサも成長します。 お天気がよければ海の向こうに富士山が見えますし、波の音をBGMにして無心でアサリを掘っているとストレス解消になります。
前かがみの姿勢に疲れると、丸くなった手ごろな岩の上で仰向けになって背をグーンと伸ばします。 そして空の青と海の青が視界全体に広がる心地良さをしばらくの間楽しみます。 湾になっていますので外海よりも穏やかな波間に、時おり行き交う観光船やモーターボートをさかさまに見ながら、 現実とは別世界の感覚を味わいます。

石をゴロゴロしながら掘ります 持ち帰った海水で砂抜きしています

あさり 大潮の時はアサリ採りをお勧めします。
以前は青い模様の美しい貝も時々見られましたが今では茶色か白黒模様のものばかりです。 粒もだんだん小型になってしまいました。

テングサ テングサは海が荒れた後に行くと岸に沢山流れ着いていることがあります。 大潮の時は潮が引いた波打ち際で岩についているものを採ります。
<テングサの乾燥>・・・Tさんから教わった方法
  • 屋外でテングサを広げ、ジョウロで上からびしょびしょになるまで水をかけます。
  • 半日おいてひっくり返し再び上から水をかけます。
  • 白くなるまで何回か繰り返します。
  • カラカラになるまで干して土用まで待ちます。
<ところてんの作り方>
  1. テングサのゴミ・石をとりながらきれいに洗います。
  2. さらしテングサ25g、水9カップと共に火にかけ、煮立ったら火を弱め約30分煮てどろどろに溶かす。
  3. 酢大さじ1を加え、またしばらく煮る。(ぬめりが出てきます)
  4. 布きんでこし、ぬらした流し箱に移します。
  5. 冷蔵庫で冷し固めます。
  6. 型からはずしテンツキでついて器に盛ります。
1度こした残りのテングサにもう一度水を加えて今度は少し長く煮てこします。
1度目と2度目を半々に混ぜて固めてもよいそうです。
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海で 水をかける 仕上がり ところてん

トコブシ

元気のよい人たちは海に浸かって水中の岩を起こしながら探しますが、 波打ち際の岩を根気よくひっくり返していると、運がよければ見つかります。 ぴったりくっ付いてしまうとなかなか剥がせませんので、ヘラのようなもので剥がします。

シッタカ

シッタカはこちらの地方の呼び名か?
やはり石にくっ付いています。

マテ貝 岩の隙間に入り込んでいます。入り口は丸い穴があいています。
ハンマーのようなもので貝を傷めないように岩を砕いて取り出します。

ふのり 岩にくっ付いている海草を採っている方がいましたので、 何を採っているのですかと伺ったところ『ふのり』と教わり、始めて採取しました。 火を止める間際にふわっと入れると磯の香り豊かなお味噌汁が楽しめます。 保存は天日で干すと良いそうです。

写真のように石がゴロゴロしている所を掘るので大変です。 いずれを採るにしても根気と体力を必要としますので毎回2時間から3時間くらいでぐったりしてしまいます。
帰りにはポリタンクを持参して海水を汲んで帰りましょう。アサリの砂抜きに重宝すること請け合いです。 貝類は海の水できれいに洗って持ち帰ります。

自然の恵み・・・山のものはこちらです。

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