登山初心者が憧れの富士山に初めて登った時の
お話です。
2001.7.15〜16 富士吉田口より(初めて登る人のお役にたてれば嬉しいな)


だだだ〜っ!下りは楽ちんだ〜! (左がワタシ)

●なぜ私は富士山に登ったのでしょう。
・「人生の中でこれだけは体験したいリスト」の中にあったから。
 その中では、割と簡単な方だった。
 ちなみにリストには他にこんなのがあります。
  ・スカイダイビング ・バンジージャンプ
・オーロラを見る ・フルマラソン完走
  ・ダイエット成功! ・子供を産む
・日本人として富士山の一番てっぺんに登ってみたかった。
 というのは大袈裟だけど、1番高い場所ってのに弱いんです。
 公園にある遊具の1番上とかにも必ず登ってみたくなるタイプなので。(笑)
・結局、飲んでた席で盛り上がって登ることに決まっちゃいました。

●富士山に登って感じたこと
 土日に登ったのもあったけど、とにかく人が多かった。
 全然緑がなくて、赤い土っていうのと、登山道が整備されていて
 道沿いに壁(風よけなのなぁ?)があったのにびっくり。
 足手まといになっちゃうかなぁと思ってた私が1番元気だったのにも
 びっくり。 (笑) わりと楽勝じゃんと思っちゃった。
 事前情報によって、かなり不安度が高く、かなり辛いものと思ってたから。

●私が持っていったもの
衣類(温度変化がほんとにスゴイですよ)
・Tシャツ2枚(宿で汗に濡れたシャツを着替えた時はほんとにシアワセ)
・フリース(まじで寒かったですよ〜、夕方と早朝は)
・ネルシャツ(温度調節がしやすくて快適)
・長いズボン(結構岩がするどいので。男性は短パン派が多かったけど)

・トレッキングシューズ(あらかじめ履きならしておきました)
登山用靴下 (まめができにくいらしいです)
・手作りスパッツ(くるぶし部分を被うもの。砂が靴に入りにくくなる)
・軍手(岩を掴んで登ったりします。あと防寒に役立ちました)  
・毛糸の帽子(耳をおおうことができるもの、ほんとに寒かった)
・日よけ用の帽子(太陽光線がすごく強かった!やば〜い!)  
・雨具(上下別のもの。防寒にも良し。ゴアテックスじゃないと汗で大変かも) 
・マスク(下山時の砂埃対策、すごい砂埃でしたよ!)
・タオル(首の日焼け防止になりました)
持ち物(あると便利です)

・ヘッドランプ(懐中電灯だと岩を掴んだりステッキを持ったりできない)
・スキーのストック(登山用ステッキの代用品。楽ちんでした)
・双眼鏡(山頂からの眺めは素晴らしかった〜)
・サングラス(日除けと砂埃対策になります)
・使い捨てカメラ (首に下げられるヒモ付。軽いのがイイです)  
・トイレットペーパー(ティッシュは溶けにくいのでトイレ使用に不適)
・ゴミ袋(濡れたもの入れたり、防寒につかったり)
・洗濯バサミ(山小屋でクツに目印としてつけたり何かを干したり) 
・クレンジングシート(初日のメイクと日焼けどめを落とすため)
・絵はがきと切手(山頂から手紙が出せます)  
・耳栓(山小屋用)
いざという時のために(気分的に安心できます)
・日焼け止めクリーム(晴れるとホントに かなり焼けます)
・携帯酸素2本(高山病防止、おまじないとしても効果大でした!)
・布製ガムテ ープ(1〜2mほどロール状にする。色々と役立つらしい)
・バンドエイド、消毒薬など(使わなくてすみました)
・靴擦れ防止テープ (足が痛くなったらどうにもならないので)
・サポーター(膝用)←用心しすぎだった。(^-^;
・テーピング(使わなくてすんでよかった)
・使い捨てコンタクト (目が見えなくなったら大変だから予備に)
食料(食べながら歩くと楽しいですよ)
・水500mlを3本(咽が乾いたらツライかと思って)
・ヴァームの粉とアミノバイタルの粉(スポーツドリンクの元)
・おやつ各種 (小さくて軽くてかさ張らなくてゴミが出ないものがいい)
  カステラ (ダイエットしてたから、頂上で食べるのを楽しみにしてた)
  ハーシーのクッキーアンドクリームチョコ (食べると元気になりました)
 
@ちなみに登山用に買ったもののお値段は

リュック(30リットル) 8000円強。
登山用靴下 1000円くらい。
登山靴 12000円くらい。
ゴアテックスレインスーツ(かっぱ) 24000円。
ヘッドランプ 1000円くらい。
その他はみんな家にあったものですませました)

●持っていってよかったもの。
・帽子が飛ばないようにするストラップ
  とにかく風が強いし、飛ばされたら取りに行きたくないよ〜
・耳栓
  山小屋は結構色々な音がしてうるさいですよ。なかなか眠れません。
・ショートスパッツ(適当に普通の布で作りました)
  下山の時、靴に小石や砂が入るのを防いでくれました。
・フリース
 
 軽くてあったかい。富士は天候によって真冬よりも寒いです。
・上下別々のレインスーツ
  雨と風はめちゃツライ。下からも雨がくるのでレインコートだと無意味かも。
・杖(スキーのストックにテニスのグリップシール?を貼って代用)  
  意外だったけど、下りの時にかなりお役立ち。ヒザの負担を少なくしてくれる。
・日焼けどめ(日焼けしますよぉ。首の後ろにも塗るのを忘れずに・・・(^-^; )
・ヴァームの粉(脂肪をエネルギーにするスポーツドリンクの元)
  水に溶かさずに、粉末のクスリのように流し込んだ。ラムネ味 だった。  
  精神的に、これを飲んだら大丈夫って思えるおまじないです(笑)

●役にたたなかったもの。
 500ミリのペットボトルを3本持っていったけど、
 
2本でよかった。 もっと必要だったら、山小屋で買えばいいし・・・。
 お金さえ出せば点在する山小屋で色々な飲み物を売っています。
 重い水を持って疲れるよりも休憩の度に買って飲んだ方がいいかも。

●雨と風で真冬の寒さでした。気を付けて!
 
富士山には色々な人が登ってます。スニーカーにシャツ一枚と財布だけで
 登ってる人もいました。でも雨に濡れるとほんとに真冬のように寒いし、
 とげとげした岩の所もたくさんあるので最低限、雨具とちゃんとした靴は
 必要だと思いました。

 
「早朝、山頂付近は雨が降りさらに風が吹いてた。手の指と耳に激痛がはしり
   凍傷になるかと本気で心配になった。手の指を口に突っ込んではあたため、
  突っ込んではあたためして難を逃れた。大勢の人がガタガタ震えてた
」友人談

●どきどき!富士登山の準備
 山登りの素人3人で登ることになったので、かなり不安でした。
 なので、インターネットで富士登山についてかなり調べたよ。
 掲示板等で体験談を読むと辛かったことがけっこう書いてあって、
 ますます不安な気持ちに・・・(^-^;
 でも、服装や持ち物、登り方、 心構えなどはかなり勉強になった。
 私は太ってるので、他の2人に「あと10キロ落とさないと一緒に
 登らない」 と言われ、3ヶ月で7キロくらい落とした。
 登山靴を買うのも初めてだったし、靴擦れができやすいタイプなので、
 富士登山 の前、2週間くらい、毎朝登山靴を履いて1時間くらい
 
ウォーキング。(ダイエットのためでもあり。)おかげで靴擦れしなかったよ。

  右の二人が痩せないと登らせないって(涙)

●山小屋初体験。
 二段ベット。自分のスペースが全然なし。隣りの人とめちゃめちゃ近い状態で寝る。
 
話し声や足音も気になるから、耳栓もっていって大正解だったよ。
 かなり寒くて、フリースやら靴下とか装着して寝る。
 環境・興奮気味・寒さ・こんな早い時間に寝る(18時)っていうので
 なかなか寝つけないし、眠れてもウトウトするって状態でした。
 着いてすぐ食べたカレー(夕食)は具も少なくて、たぶんレトルトだったと
 思うけどおいしかったなぁ。 ほとんどの山小屋の夕食がカレーらしい。
 寝ないで朝まで広間で飲んでる人達もいました。疲れてないなら
 無理して寝るよりそっちの方が楽しいかも。
 夜中に目覚ましなしでもみんながガサガサしだすので起きてしまいます。
 それでもグズグズしてると山小屋の人が起こしにきてくれます。

 

 
 横になれるだけで幸せかも(笑)

●登山日記(ちょっと長いです)
 2001.7.15〜16 富士吉田口から登りました。
 朝6時頃集合。コンビニで食料の買いだし。
 今日の朝ごはん、昼ごはん、次の日 の朝食、おかしなど。
 5合目で2時間くらい休んでから登ると高山病になりにくいという
 話だったから、 10時頃
5合目ついて、休憩して12時頃出発。
 最初は、散策してる人たちもいるし、馬もいるし、
 登山ってかんじがしなかった。 あと、ツアーの人が多かったなぁ。
 ハトバスツアーもあった。50人くらいで 登ってる。
 私達は、ゆっくり登って高山病にならないようにしようと
 思ってたか ら、抜かされてばっかりだった。
 でも、好きなときに休めるし、気が楽だったな。
 途中から、洗面器くらいの大きさの岩でで出来てる階段を
 登るようなことに。 息は切れないんだけど、心臓だけがバクバク。
 私は頭痛や気持ち悪くならなかっ たったんだけど、予防として、
 休憩のたびに携帯酸素吸ってた。
 7合目からは15〜20分ごとに3分くらい休憩してたかな。
 4時半頃に8合目 の山小屋に着いた。すぐに二段ベットに案内された。
 
おふとん2つに3人で寝る狭さかな。けっこう狭い。
 寝返りはうてないよ。でも夏休みに入る前の土曜日だ からまだましだって。
 一番混んでるときは、今5人で寝てるスペースに7人で寝 るって言ってた。
 頭と足を互い違いにするんだって・・・(^-^; 5時半頃夕食のカレー食べて、
 歯磨きとストレッチして7時にはお布団に入った けど興奮と寒さで
 全然眠れない。とにかくフリースやら靴下など身に付けて寝た。
 ご来光見たかったから1時頃出発予定だったけど、友達の1人がめちゃめちゃ
 体調悪いし、天気も悪く、絶対御来光は無理だったからしばらく待機。
 その間私は日焼 けどめなど塗ってた。

 朝2時頃、8合目の山小屋から、頂上を目指して出発。
 頂上付近の道は狭く、一列で進むので、すごい渋滞に。
 おまけに強風で、雨が横から降ってくるし。 冬の夜道を雨と強風の中、
 
傘をささずに歩いてる感じ。 その中をもくもくと下を見ながら一列で
 歩いている人たち。 あまりの辛い光景に「これって地獄絵図にしか
 見えないよね。」と 友達と笑っちゃいました。 私は割と精神的には
 辛くなかったかな。興奮ぎみだったせいだね。(笑)
 高山病で具合の悪い友達は、目をつぶりながら登ってた。
 後から聞いた話だと、もうろうとして、夢を見ながら登ってたとのこと。
 頂上に着いたときは雨が降ってて、視界が悪く、ご来光はもちろん、
 景色が全然 見えなかった。とりあえず、頂上記念写真とか撮って、
 はしゃいでたんだけど、 実はかなり残念度が高くて、ココロの中は、
 しょぼ〜んってしてた。 でも、1時間くらい休憩してたら、
 すっかり青空になった。 ほんと山の天気は変わりやすいんだね。
 その景色はほんと感動。友達は「すげえ〜!」と何度も叫んでた。
 下界の民家やクルマがすっごく小さい。
 飛行機の中から見る景色に似てたかなぁ。
 雲が流れるのを上から見てるんだよ。
 ここで初めて自分が高いところにいるのを実感して、さらに感動。
 山頂郵便局で葉書だした。そして、シティホンで電話したり、
 メールしたり。 どうせ使えないからとバカにされて
  「クルマの中に置いていけ」と言われてたけ ど、アンテナ3本立つし
 頑張ってたよ、シティホン! Jフォンは山頂では使えなかったみたい。
 そして当たり前だけど、帰り道は、下り坂。けっこう楽しく
 砂煙をあげておりてった。とにかく走るととまらない。
 笑いもとまらない。あっという間に着いちゃった。
 2時間くらいかな? 帰りはクルマで、簡保の宿に寄ってお風呂入った。
 その日は月食で欠けてる月を見ながら帰った。

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