はじめに。
私は、最近よく耳にするようになった「総合型地域スポーツクラブ」という
ものの実現を昔から願ってきました。「総合型地域スポーツクラブ」とは、
「子供から大人、お年寄り、そして体に障害のある方まで、誰もが年齢や体
力・能力・目的に合わせて、いつでも自由に複数のスポーツを楽しむことが
出来る地域に根差したスポーツクラブ」と私自身は思っています。そして、
その実現が豊かで幸せな暮らしや、街や、社会につながるという希望と確信
を持っています。ただ、ちょっと良いように言い過ぎかもしれません。こう
いう希望と確信を持っているのは事実ですが、この思いの一番の源と言えば
自分自身がこの様なスポーツ環境で、一生楽しくスポーツを楽しみたい!
という欲求です。でも、この欲求を満たす事は自分自身の為は勿論のこと、
他の人の為にもなるんじゃないかという思いも強くあります。だからこそ「
総合型地域スポーツクラブ」の実現が目標であり、夢であるのです。
「総合型地域スポーツクラブ」の実現が自分の為にも、他の人の為にも、そ
して豊かで幸せな暮らし、社会の実現の為にも欠かせないと思っていると上
にも書きました。そして、ここ最近の企業スポーツの崩壊、生徒数減少など
による部活動の廃部などに代表される学校スポーツの限界と言ったことが新
聞やテレビなどのメディアでも盛んに報じられ、「総合型地域スポーツクラ
ブ」という言葉もよく聞かれるようになっています。しかし、メディアでそ
れが報じられる時、その言葉はどうも「文部省」や、「トップレベルのスポ
ーツ関係者」から発せられているのが大半であるように感じます。もちろん
それはそれでとても大切な事なんですが、私は「じゃあ、本当の一般の市民
の人たちはどれくらいこういうスポーツクラブを望んでいるのだろう?ニー
ズは本当に大きくあるのか?」という事が今ひとつ分からないんです。私自
身はその実現を強く望んでいる一市民であり、これで確実に一人はそんな市
民が存在しているわけです。では、他の市民の方はどうなのか?今、これが
強く知りたいのです。それを知り、その事を捉えた上でこそ、ではどうやっ
て「総合型地域スポーツクラブ」を実現していけばいいかという事に対する
道筋が見えてくると思うのです。
「総合型地域スポーツクラブ」の実現には行政・地域の企業・市民が三位一
体となって取り組まなければ実現しないと思っています。しかし、その中で
も最も大切なのが「市民」であると私は考えています。「クラブ」の存在は
行政などから押し付けられるものではなく、市民一人一人の欲求(ニーズ)
が集まり、市民側から生まれてくるものでなければ実現は厳しいし、実現し
たとしても一時の存在にしかならないでしょう。「クラブ」を運営する中心
は行政でも企業でもなく、そのようなニーズを持つ「市民」なのです。だか
らこそ、今、市民のニーズがどれほどのものであるか、このHPを見ていた
だいた皆さんから様々な意見をいただいて教えていただきたいなと思ってい
ます。また、ニーズの有り無しだけでなく、今の日本のスポーツ環境に対す
る意見、感想なども教えていただけたらなと思います。そして多くの意見を
参考にして自分がこれからこの目標の実現に向けてどう行動していくのか、
考え、それを実行していきたいと思います。