2002年6月2日(日)
京都で初の小学校の校庭芝生化スタート!


2002年6月2日、京都市立嵯峨野小学校において行われた校庭芝生化活動にボランティアスタッフとして参加 したときの様子をレポートしたいと思います。この校庭芝生化は(社)京都経済同友会の「校庭芝生化プロジェクト」 、またそのプロジェクトにより設立されたNPO「芝生スクール京都」による初の校庭芝生化活動であり、また京都 で初の小学校の校庭芝生化です。「芝生スクール京都」のHPにもこの活動レポートが掲載されていますが、ここでは 私個人の目によるレポートを、私が撮ったデジカメ写真と共に書こうと思います。

(写真はクリックすると大きいサイズで見れます。)



         

午前11時30分、セレモニーが行われる。


         
    

ボランティアとして初参加した私は午前9時45分に嵯峨野小学校に到着。太秦映画村の近くで、京都市中心部 からは少し離れているので周りは落ち着いた雰囲気を見せる風景の中に学校はありました。天気はこの日を祝う かのような晴天で夏を思わせる気温。集合場所にて芝生スクール京都事務局(以下NPO事務局)の方と会い、 芝生スクール京都の帽子とTシャツをもらい、着替えて早速今日の担当割を教えていただいて仕事を開始。どうやら 京都経済同友会事務局(以下同友会事務局)、NPO事務局、活動会員(ボランティア)を含めて30人弱の方 が芝生スクール京都のメンバーとして参加されているよう。もちろんその他に芝生の専門とする業者の方も。

最初の仕事は駐車場誘導係。この日は日曜参観日でもあり多数の保護者の皆さんが学校に来られるのでその誘導をPTA の方と一緒に。その時間中は子供たちは授業で、芝生スクール京都の方ではマスコミに向けた記者会見が行われて いました。子供たちの授業、そして記者会見が終った後、上の写真のセレモニーが行われました。校庭芝生化プロ ジェクトとして初めて、また京都としても初めてという意味合いを含めたセレモニー。いよいよ実際にスタートしたん だなという思いを持ちました。内容は同友会代表幹事挨拶、京都市教育長挨拶、校長先生挨拶、児童挨拶等。これ から芝生化実施校が増えていった時はもっとシンプルな形でいいと思いますね。今回は全てのスタートという意味合い を込めたセレモニーでした。     





午後0時30分、来賓、児童、保護者の皆さんが芝生を植栽。

     

セレモニー後、中庭へ移動しいよいよ芝生を植栽します。実は私はこの日参加するまでてっきり運動場を芝生化するもの と思っていましたが実際芝生化するのは写真にもあるような中庭(とその横にあるランチガーデンというスペースも) でした。私がこの日学校へ到着した際にはすでにランチガーデンへの植栽は終っていて、中庭の方も半分程度芝生が張 ってありました。

最初にこの活動に寄付をされている石原まき子氏(故石原裕次郎氏夫人)、来賓の方々、児童代表、校長先生が約40cm四方 の芝生の苗を報道陣の前で植栽し、以降、全児童(6年生)が芝生の苗を一枚一枚並べて張っていきます。私は他のメンバー の方と手分けして芝生を子供たちに渡す役に回り、軍手をはめてお仕事開始。子供たちが終った後は保護者の皆さんにも植栽 を体験してもらおうと希望者の方に芝生の苗を渡し植栽してもらい、最後に私も一枚張らせてもらい植栽終了。子供たちに とっても保護者の皆さんにとっても新鮮な体験だったはずだと思いますが、まだ「これからどうなるのかな?」と思っている ような顔つきでしたね、子供たちは。でも今まで見てきた土のグラウンドとの違いには目を輝かせているようでしたね。




午後1時00分、芝生を貼り終えた後、散水を実施。

     

上の写真が芝生を張り終えた後、散水している時の写真です。この写真で校庭が芝生であるイメージが実際に掴んでもらえる のではないかなと思います。この日は快晴だったこともあり空の青さと芝生の青さが合わさりとても綺麗で美しい風景でした。 それはこの写真を見ていただいても理解してもらえるんじゃないかと思います。この風景はやはり心の情操にとって非常に良い と改めて実感しました。また風が吹くと土埃が立つこともなく、代わりに芝生の香りが風に運ばれそれも大変心地よい香りで 心が落ち着きました。散水の水しぶきも風に運ばれ、暑い日差しの中で受けるその水しぶきも大変気持ち良いものでした。そんな気持ち良さに 包まれながら、私はこれから順調に芝生が根を張り、そして芝生の上で思いっきり遊ぶことのできる日が早く来る事を期待せずに はいられませんでした。

ただ、芝生が植栽された面積は中庭の60%程。後で残りの部分にも芝生を植栽するのかどうか分からないですが、今の面積では 子供たちが芝生の上で遊んだ場合、一箇所にかかる踏圧を分散出来なくて芝生がはげてしまわないかとか素人ながら思ったりしま した。でもそういう問題はある程度の使用制限の行うのかもしれないし、今回植栽した芝生がうまく根付けば芝生の面積を増やす という事に繋がっていく方針なのかもしれないし(ここの疑問は次の機会に聞いてみたい)、全てはこれからの育成・管理にかか っています。またそれに少しでも関わる人間として、それに対して責任もあると思いました。        



         

午後1時30分、植栽後の中庭全景。


         
    

予定されていた全ての行事が終わり、最後にセレモニー等で使用した机や長いす等の片付けをした後、スタッフ全員が集まり この日の活動の締めのミーティングをして解散となりました。この日はもう下準備がちゃんとされていた事もあり、また全体的に セレモニー的な行事であったためそれ程労力を使う事はありませんでしたが、記念すべき京都で初めての小学校の校庭の芝生 化のスタートに関われたことが何より良かったと思いました。また、同友会事務局、NPO事務局、そして他のボランティアスタッフの 方々と実際に顔を合わせ、話をし、コミュニケーションが取れた事が何よりの今日の成果だったかなと思います。帰りの道す がら考えた事は、とにもかくにもこれからの関わり方。仕事をしながらどうやって時間を作って積極的に活動するか、また、この「芝生 化」は私は勿論良い事だという信念を持っていますが、その信念が独り善がりなものにならないようにするために、地域の方 や、子供たち、保護者の皆さんの意見や思いを聞いたりしながらどう行動していくかという事。色々な事がこれから問われて いくなと改めて気を引き締められました。

というところで今回のレポートは終わります。いかがだったでしょうか?ご感想などいただけると嬉しいです。 当然またこの嵯峨野小での様々な作業に関わると思いますので、そういう作業にまた参加したらまた新たなレポートを 書きたいと思います。     



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