2002年9月2日(月)
 芝生の校庭、ついに完成。


2002年9月2日。2学期が始まるこの日、ついに嵯峨野小学校の芝生の校庭が完成し、芝生完成式が 行われました。日本サッカー協会会長の川淵三郎氏、そしてJリーグの新チェアマンに就任された鈴木昌 氏も来校され華やかなセレモニーとなりました。スポーツ新聞系WEBサイトの記事としてやYahoo!のニ ュースとしても載ったので、ご存知の方もいらっしゃると思います。私もNPO『芝生スクール京都』の ボランティアスタッフとして参加しました。そのレポートです。

(写真はクリックすると大きなサイズで見れます)



         

子供たち、初めて芝生の上へ。


         
    

まず上の写真はセレモニーが終了し、それまで芝生の周りを取り囲むようにして座っていた嵯峨野小の子供たちが完成した 芝生の校庭に初めて足を踏み入れた時の写真です。全校児童が一斉に芝生に入り、走ったり、寝転んだり、触ったりして、 初めての芝生に歓声があがりました。芝生を植栽した6月2日から3ヶ月の養生期間を経てようやく子供たちが遊べるよ うになりました。これからこの芝生が彼らの肉体的な成長にとっても、精神的な成長にとっても良い効果を与え、心豊かな 人間に育ってくれることに繋がること、また、それがこの嵯峨野小学校においてこれからずっと継続されることを心か ら願います。また、その「継続」のために私もこれからもっともっと力を注いでいきたいという思いを改めて強くし、また 引き締められる思いもした瞬間でした。では、これからは時間軸に沿ってレポートの方を書いていきたいと思います。     





朝日に輝く芝生。

     

9月2日、朝7時に家を出発。今日はJRで嵯峨野小まで。朝の列車は今日から学校の学生で溢れ 、働きだして以来遠ざかっていた学生のころの感覚を少し思い出し「自分が小学生の時、今日の嵯 峨野小のような学期の始まりだったら嬉しかっただろうなぁ」と思い、また「嵯峨野小の子供たち は今日の日をどのように感じているのだろうか」という思いを持ちました。午前7時50分、嵯峨 野小に到着。NPOのスタッフの人と合流し今日の役割分担を確認してまずは真っ先に芝生を見に 走りました。今日は朝から真夏のような日差しが差す晴天。これまで進入禁止のためにあった柵は 取り払われ、いよいよこの芝生の上で遊べるんだという実感が感じられ、朝の輝く太陽の光がセレ モニーとこれからここで遊ぶ子供たちを待つ芝生をきらきらと輝かせていました。




芝生完成式、行われる。

     

芝生完成式セレモニーの設営、来賓の方の誘導等した後、午前9時から始業式が始まり、そして午前9時15分より体育館 でまず贈呈式が行われました。その後、上の写真のように中庭に移動し芝生完成式、テープカットセレモニーが行われました。 来賓の方々は行政からは京都市教育委員会の方々、そして京都市のスポーツ政策のトップである京都市スポーツ政策監の山口 良治氏(高校ラグビーの伏見工監督として有名な)、そして地元企業のトップの方々(「校庭芝生化プロジェクト」に賛同さ れている企業の)、服飾評論家の市田ひろみさん、華道家元池坊・次期家元の池坊由紀さん等々そうそうたる方々がいらっしゃ ってましたが、中でも来られた事に大きな意味を持つと感じたのは日本サッカー協会会長(前Jリーグチェアマン)の 川淵三郎氏とこの度川淵氏にかわりJリーグチェアマンに就任された鈴木昌氏(元鹿島アントラーズ社長)が来られたことです。何故、日本 サッカー協会、Jリーグのトップの方が来られるのだろうと思う方もいらっしゃると思います。川淵氏はJリーグチェアマン 時代よりこの「校庭芝生化プロジェクト」に特別協力として賛同されていたという繋がりはありますが、この2人が来られた ということはJリーグの組織としての姿勢、また社会に対する姿勢を表しているということです。Jリーグはその目的として 豊かなスポーツ環境を構築することを目指しています。それは「百年構想」という理念でよく言われていますが、その理念の 実現のためにグラウンドの芝生化ということを強く推進しているからです。日本全国の中で、小さな中庭を芝生化したごく普通 の一小学校の芝生完成式に来て、直接子供たちや地域の人々と接し、語りかけるということはJリーグの「スポーツ」という 文化で豊かな社会を作っていきたいという姿勢の現れでもあるし、またその事をこの芝生の校庭が出来たということをキッカケ にしてもっと知ってもらいたいという姿勢の現れでもあると思います。勿論、自身が来る事によってメディアにもより大きく 取り上げられるという効果もあったと思うし、実際そうであったと思います。メディアに取り上げられることによって、さらに このグラウンドの芝生化という動きが大きなものに繋がってゆく可能性があるし、そこからもっともっと豊かなスポーツ環境の 実現にさらに繋がっていくと言うような大きな意味がこのお2人の来校にはあったと思います。        

    

 このページのトップへ
 レポートページ  トップへ