2002年9月14日(土)
 2回目の芝刈り、そして肥料散布実施。


2002年9月14日、芝生で上で遊べるようになって2回目の芝刈りと、そして今日は肥料散布も行われました。 そのレポートです。

(写真はクリックすると大きなサイズで見れるものもあります。)



         

芝生に異常あり、、、?


      
      
    

今日は午前9時30分に嵯峨野小に到着。今日の参加者は今までで一番多く、十数人という数でした。NPOからは7、8名。 そして学校側からは今日は校長先生、そして5年生の教務主任の先生も見えられていました。また京都経済同友会「校庭芝生化プロジェクト」 の細見委員長も状況を見に来られていました。

今日は、嵯峨野小に着き芝生を目にした瞬間、先週との芝生の状態の違いに驚きました。上の写真では分りにくいかもしれない のですが(右上のランチガーデンの写真なら分りやすいかも)、先週と比べ枯れた色になっている部分がかなり多くなっている なと感じたのです。「感じた」というよりもう見た目にハッキリとそう映ったのですが。『何か異常が起きているのか、、、? それとも生育期が終わり休眠期に移行しようとしている時期だからなのか、、、?それとも雨が降らなかったせいなのだろうか?』 と疑問を持ちながらも芝刈りを始めました。今日は初めての参加の方も多かったので芝刈り機の使い方等のレクチャーも受けても らいながらの実施。刈り屑の量は第1回目の時より若干減ったような気がしました。6月の植栽からずっと育成・維持管理に 携ってこられた地元の嵯峨野学区の方に聞くと、8月頃は1日に5mmくらい伸びていたというお話で、その頃の芝刈りでは芝刈り機で 中庭の端から端まで行くまでに、刈った芝が刈り屑受けに一杯になってしまうくらい刈り屑が出たそうです。その頃と比べたらも うかなり刈り屑の量としては減ってきています。それだけ生育が旺盛な時期から抑制される時期に移りつつあるのだと思います。

ランチガーデンの芝刈りにおいて注意を受けたのは、方向転換の際に芝生を痛めないためのポイント。それは、芝刈り機を方向 転換させるときは芝刈り機を止めてその場所で回転させるのではなく、止めないで動かしながらラウンドさせて方向を転換させる という事をした方が良いという事。何故かと言うと一旦止めてその場所で方向転換させると、回転軸になった部分が芝生面を掘って しまったりして芝生を痛めてしまうからです。だから出来るだけ止めずに刈った方が芝生のためにいいという事でした。あと、以前 「雨の日に遊ぶと芝生が痛む」という話をどこかで聞いたことがあってそれについてちょっと質問してみたところ、「雨の日は芝生 の下の土が水分を含み柔らかくなっている。そういう状態で遊べば、見た目にはそう見えなくても轍がついて芝生面がデコボコ になる。そうすると今度芝生を刈ったときに綺麗に高さを合わせて刈れず刈りむらが出来てしまう。そうすると芝生の良い状態を 保てなくなることに繋がってしまう。」との事で、「なるほどなぁ」と納得しました。     





たった12日で、、、!?

     

左の写真が刈り終えた後の中庭の写真。写真をクリックしてもらって画像を大きくしてもらって見てもらえるとよく分ると 思うのですが、やはり先週の中庭と比べたら明らかに黄色い部分が多くなっています。なんだかポツンポツンとそういう部分が沢山ある 感じに見えます。写真で見ると十分綺麗にも見えるのですが。そして、右の写真は左の写真で左に見切れている部分の写真。 私はこの部分の状態にショックを受けました。見てもらって分るとおり芝生がはげて下の土の部分が見えてしまっていると いう状態になっています。『芝生完成式が行われたのは9月2日。そして今日はまだ9月14日。たった12日でこんな状態に なってしまったのか、、、』と私はかなりショックを受けました。『2日の日はあんなにびっしり真緑に生えていたのに、、 、』と。この部分は南側の校舎の影になってしまう部分で、それが大きく影響しているのかもしれないと思いました。はげ てしまっている部分はちょうど日陰になる幅と合っているからです。また9月2日以降、子供たちがこの芝生の上で遊ぶよう になった事も当然影響しているでしょう。それまでは誰も芝生の上で遊んでいなかったのですから芝生が痛むことが無かった のは当然だからです。日照が悪く生育が悪い上にそこで遊ばれるから痛み方が激しいというのが原因なのではないかと思いました。 また別に「僅かに下り勾配になっているため水が溜まってしまい、それで根がやられたから」という意見 も聞きましたが、前者の方が原因としては適当ではないかと思います。いずれにせよ、この部分は何らかの対処が必ず必要に なると思うと同時に、芝生を使う中で良い状態を維持していく事の難しさを初めて実体験として感じました。




肥料散布を実施。

     

芝刈りが終った後、今日は肥料の散布を行いました。基本的に肥料散布は4月、6月、9月と年3回実施するそうです。 肥料は一般に農業で使われるものと同じ化成肥料で、含まれる成分の元素記号の頭文字をとって「NPK肥料」(N: 窒素、P:リン(酸)、K:カリウム)と呼ばれるものです。上の左の写真はその肥料の袋(裏面)ですが「13−13 −13」という数字の並びは窒素、リン、カリウムのの配合率を表しています。つまり配合率が「窒素:13%、リン: 13%、カリウム:13%」という事です。この配合率には色々バリエーションがあり、例えば他には「6−8−6」と 言った配合率のものなどがあるそうです。今回使ったものは配合率が高いもので「高度肥料」と呼ばれているそうです。今回は芝生面積1800平方 メートルに対して20キログラム入りのものを5〜6袋使用しました。1袋1800円という事なので、コストとしては 1万円程度でしょうか。この肥料を1平方メートル当り50グラムの割合で散布します。そしてその肥料の散布に使用し たのが上の右の写真の手押し肥料散布器です。仕組みは簡単なもので、まずドラム缶のようなところに肥料を入れ、ハンドル の真ん中にある黒い取っ手のレバーを引けば弁が開き肥料が落下します。手で押して走らせると弁の下に付いているプロペラ が回転し肥料を前方140〜150度くらいの角度に撒き散らします。        

     

上の左の写真が手押し肥料散布器を走らせて肥料を散布しているところです。写真をクリックして拡大した画像を見ても らうと肥料の顆粒が広角に撒き散らされているのがよく分ると思います。この肥料散布器をまず、グラウンドの縦(また は横)方向に走らせて一回全体に散布します。そして今度は横(または縦)方向に走らせてもう一回全体に散布します。 つまり縦横クロスさせて全体に散布します。散布した後の芝生の表面を撮影したのが上の右の写真です。こちらも拡大し た画像で見てもらうとよく分るのですが、均等に肥料の顆粒が散布されているのが分ると思います。        

    

 このページのトップへ
 レポートページ  トップへ