|
『 君とドライブ。』 〜第24章〜
ただでさえ星の多いこの街の、一際輝く星の住処を見せたくて
君をドライブに誘ったんだ。
海沿いを歩くその場所の、国道からの緩やかなカーブ
星が一番きれいに見えるんだって、君の手を引き自慢したんだ。
時々はね、流れ星もねと話し掛けて
瞬く星に 君と二人で慌てたんだ。
君は歳を誤魔化して、私は恋人はイナイと嘘を付いた。
恋人がいても構わなかった。何か一つ 秘密を持っていたかった。
後で君にゴメンねって、言える何かを持ってたかった。
分からないコト知らないコトを、君にたくさん持っていたくて
ホントの私を誤魔化して見せた。
ただでさえ意地っ張りの性格と、甘える顔は見せたくなくて
君をドライブに誘ったんだ。
水面が月に跳ね返る、さざ波の音で心流せる
大好きな場所に君といたくて、ただ黙って座っていたくて
君をドライブに誘ったんだ。
君をドライブに誘ったんだ。
midori,a
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
<携帯コンテンツ
Picture Stageより>
|