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『 限りあるもの 』 〜第28章〜
時折、時間は無限だなんて錯覚に、陥ることがある。
明日も私が生きている保証なんて、ひとつもないのに。
今日誰かと諍いがあったまま「明日は誤解を解こう」なんて思っていても、明日私はこの世にイナイかもしれない。伝えたいコトが伝えられないまま伝える術を無くしてしまうことは、とても心残りなことだ。
振り返ればいつも笑顔のあなたが、明日も笑っていてくれると思うのは私の傲慢さだと思う。失いたくない相手なら、失わない努力が必要だし、いつも許してくれたあなただから、今度のコトも水に流してくれるなんて、甘えてはいられない。
宝物はなぜか、いつも手にした瞬間から不安と心配がつきまとう。
でも、いつか無くなるかも知れない不安がなければ、宝物を死守する努力を怠ってしまうし、それはきっと人生も同じで、「限り」があるからこそ懸命に生きようと試みる。私はいつもチャレンジしたいことがあるとき、時間を言い訳にして望む。
「これから歩くこの人生で、今日の私が一番若い。始めるならすぐしよう。」
明日もしこの世にいられなくなっても満足できるよう、いつもあなたと接していたい。あなたに言いそびれたことがないように、感謝の気持ちは伝えていきたい。それでも伝えられなかったなら---この言の葉カードに言霊を乗せ、どんなに遠く離れていても、きっとあなたに届くように。。。
あなたとの時間が、限り無いものであると信じて。
midori,a
『Welcom言の葉ボード』より
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