基礎工事(立ち上がり部打設〜基礎解体)

8月19日(夕方〜)

 今回のことが心配で 、Nifty Serve の「マイホームと不動産フォーラム」に相談すると、様々な方々がアドバイスが下さいました。
(このフォーラムには、ハウスメーカー、工務店、建築士…、様々な形で家を建てている方や、建築関係のプロの方まで参加されています。展示場を訪れる前に、このフォーラムを訪れるべきだったと私は大いに後悔しました。家造りは一生に一度。絶対に損はしないフォーラムだと思います。ハウスメーカーを絞る前に、本当は展示場で氏名を告げる前に、ここを訪れてみて下さい。過去ログを読むだけで一大情報源です。)
 フォーラムでのアドバイスのほとんどは、「公平な第三者の意見を聞くのが一番。行政庁の係官がよいのでは」ということでした。また「原因をしっかり確認しておくように」とのアドバイスには励まされました。
 今回加えたような修正を「台直し」と呼ぶことも初めて知りました。

8月20日(月) 立ち上がり部打設


 ← この日、4時頃から立ち上がり部の打設が始まりました。妻と2人で見た立ち上がり部コンクリ打設は圧倒的であり、他人様の家でぜひ1度は見ておくべき
だったと感じました。(あんまり長く私が見ているもので、妻はあきれて帰ってしまいましたが… 台風が中国地方に接近していて、雨中の打設となりました。)

前日までに、ベース部の配筋を、もう一度見直してみると、家の東側では南北方向(約8m)に走る縦筋27本中、連続する19本を台直し
家の北側では、東西方向(約10m)に走る縦筋の内で連続する6本を台直し。 
上記の2個所の修正は北東のコーナー部分を含めて連続しています。
(後3個所ありますが、1個所につき連続4本以下なので省略しております)


8月21日(火)

前述のような、縦筋が多数曲がっていることに不安を覚えつつ、Nifty Serve の「マイホームと不動産フォーラム」(以下、マイホと略記します。)の皆さんのアドバイスに励まされ、市役所に電話したのですが…。以下に建築確認申請を行っている部署の人との話を抜粋して乗せています。
  グラ1  「台直しの個所が多くて強度的に不安なのですが。」
  部署  「管理者はおられますか。」
  グラ1  「メーカーですから一応おりますが」
  部署  「管理者に相談すればよいと思います。」
  グラ1  「問題はないと言われたのですが、不安でして」
  部署  「以前は中間検査というのがあったのですが、今はやっていません
       ので、こちらとしては…。まあメーカーなら評判のことも
       ありますから、無茶はないと思いますし。」
  グラ1  「かぶり厚が足りないような気がするのですが」
  部署  「実際そういうこともあるかもしれませんが、
        最近は強度的には余裕があるんではないのでしょうか。」
  グラ1  「コンクリが中性化して鉄筋に錆が出ることが心配なのですが。」
  部署  「私も詳しくはないのですが…。錆が出たら外から目視できますし…
        最近は保証もきちんとしていますから。また心配なら
        メーカーから文書をもらえばいいんじゃないでしょうか。
  グラ1  「はあ」

 おかしいと思いませんか。再度、電話ではなく文書と写真を市役所に持参したのですが、建築確認申請を受け付けている部署は中間検査を行っていないと言う理由で、見ようとすらしません。県の商品のクレーム部門に行って欲しいというのです。(市役所の建築確認をしている部署が中間検査をしていないからといって、図面と写真まで持ってきた市民の、資料さえ見ないというのは全く間違っていますね。)
このような岡山県の姿勢はいずれは大きな問題に結びつくのではないかと思っております。(全国的には中間検査は増える傾向にあるようです。)

なお妻は、我が家の営業にもこういうことがあったとは連絡したのですが、この営業は電話の一本すらよこしません。

8月22日〜8月29日 天端レベラー流し込み(?) 配管工事等 実際は工事どころではない

 いろんなことが後からわかり、不安はつのるばかりで、いろいろマイホの皆さんに相談にのってもらいました。皆さんの意見を私なりにまとめると「:メーカーに簡単な構造計算をしてもらうのが一番良い(注)のではないか。ミサワホームのような工業化認定住宅は、ある程度基礎に余力を見込んでおり、多少のかぶり圧の不足は、ある程度の補修で予定の強度が得られる可能性もあるのでは。」という安心感を与えてくれるアドバイスでした。後になって考えてみると、基礎工事を巡って、メーカーとのトラブルに巻き込まれ苦しんでいる施主は全国におられるので、できるだけメーカー、施主の両者が納得がいくような解決策が得られるように配慮に配慮を重ねて下さった上でのアドバイスだったと思います。

 また私としては最初から第3者検査を入れておけば良かったという後悔でいっぱいでした。(個人的にも興味があり、どのメーカーで家を建てようとも、第3者検査は最初からやってみたいと思っておりました。最終的には大幅な予算オーバーとなったので、第3者検査はあきらめました。) しかし、ここにいたって、途中からでも第3者検査を引き受けてくれるかとマイホの「建築安心サービス」にメールを送りました。途中からでも可能であるということでした。

注:アドバイスを下さった方の意見をそのまま紹介させていただきます。(メーカーに簡単な構造計算をしてもらって、求めたらよい文書の例を出していただきました。)
『台直しをしたことによって基礎のこの部分の剪断耐力がこれだけに下がった。しかしこの部分に掛かる剪断応力は建築基準法に定める地震力ではこの程度である。よって発生する応力より耐力が上回っているので、安全である』
(その他、今回の工事で安心できる点はこれ、ダメな点はこれと、非常に丁寧に説明していただきました。ただ残念ながら、私の頭がなかなかついていきませんでした。)

この機械で、右写真の釘の高さを調整するようです。 この釘は高さを変えることができるようになっています。 バケツから、釘の高さまで天端レベラーを流し込んでもらっている所だと思います。


8月30日

 パネル組立工事(9月1日)の前日ですが、いろんなことがあり、本日の工事をストップしてくれるよう監督に連絡しました。しかし9月1日からのパネル組立工事に備えての足場は、当日朝早く岡山市を出発していたため止めることができず、設置されました。


9月4日


 これまでも監督とは話し合いをもってきたのですが、台直し以外にも、人通口が基礎伏せ図から抜け落ちていたり(現場では設けられましたが)、その人通口の上にアンカーボルト(1本)が設けられていたり、検査用の写真が撮られていなかったり、その他、大いに不安を感じるところがあり、解約を頭に置いて、ミサワはC.S対応をどう考えているのかに始まる質問状をFaxで送りました。

 それに対して、営業所の所長、工事課長、監督が我が家に来られ、「強度的にはさほどの問題はないのですが、グラ1さんの不安の解消を第1の目的に考えて、基礎の打ち直しをさせていただきたい」との回答をもらいました。(今回も営業は来ません。話し合いが終わったとたん、電話を初めてよこしてきましたが!(^^)!)
 工期は伸びることになりますが、メーカーとしての誠意ある解決策は提示してもらったと思います。(マイホでも「ミサワホーム中国の大英断ではないか。施主の心をよく理解した誠意ある姿勢で、大いに評価して良いのではないか」との意見が寄せられました。

 このとき以前から要求していたように、多くの図面も提出してもらえるということになりました。(その後、工事工程表に始まり、本当に膨大な量の図面をもらいました。(これは当たり前のことだと思います。建設省なども、施主はもっと図面を要求すべきだと広報に努めています(多分…)) 工事工程表などは自分の家の進み具合が見たい施主には便利だと思います。私は、基礎施工前に基礎伏せ図を手に入れておいて本当に良かったなと思いました。本来はメーカーとの契約前にあらゆる図面はもらっておくべきだったと今は考えています。

 また、私の方からは失礼になったかもしれない質問状について詫び、同時に1級建築士による第3者検査を入れたいということも申し入れました。(何度も書きますが、どこのハウスメーカーでも第3者検査は入れたいと思っておりました。個人的興味です。)建築士については、マイホの「現場チェック安心サービス」を通して紹介してもらいました。

9月中旬
  9月中旬に、基礎解体を行いました。
 基礎の解体に際しては、相当な騒音が出るだろうから近所廻りをしたほうがよいとのマイホの方のアドバイスで、私が近所廻りに挨拶に行こ
うかとミサワホームに相談したのですが、必要があればこちらで回りますとのことでした。後で近所の方に聞くと営業所の方が回ってくれたそうです。

 組んだ足場はそのままで、その足場に青いビニールシートを取り付け、中が見えないようにして基礎解体が行なわれています。不思議に思い質問したのですが、解体時に相当のほこりや騒音が出るので、近所迷惑にならないように足場を残してビニールシートを付けての作業だということでした。基礎解体後、足場は全て分解して、再度基礎を打ち直すとのことでした。
 「コンクリが土の中に残らないようにして下さい」と監督にお願いしたのですが、「もちろんです。私も今日現場に行ってよく伝えておきました。」とのことでした。


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