パネル材について


10月13日(土)

 休日のため、作業はありません。朝からデジカメを持って内部見学です。

 駆体全面が、ブルーシートに覆われており、楽しみにしていた外観や、屋根を見ることができません。シートを通してかすかに見えますので、取り払われるときが楽しみです。周囲の家がほとんどベージュ色なのに対し、選んだグレーの色は予想以上に似合っているようです。

 家に入ったとたんに、これはと思ったのが、壁パネルを床パネルに固定するボルトを入れるために、パネルの部屋側面材(合板)の下部や上部に開けてある直径10cmほどの穴です。(あらかじめ工場で開けてあるようです。)

 ここから指をつっこんでいて、意外な事に気づきました。ミサワの外壁の作りはテクノロジーカタログによると外から順番に

@外壁(サイディング) A空気層 B防水・透湿シート C面材(パネルをサンドイッチしている厚さ5mmほどの板) Dグラスウール E防湿層 F面材 G石膏ボード

となっているのですが、上写真の穴から指を差し込んでみると、この防湿層が無いようです、乳白色のナイロン状のもの(スーパーで生鮮食品を入れるようなやつです)にくるまれているように見えるグラスウールが見えるだけです。しかもナイロン状のものが破けているようであり、生(?)のグラスウールに直接手をふれることができる個所もあります。


四角いプラスチックチューブは、電気配線を入れるためのもので、
あらかじめ工場で防湿(?)ナイロンより室内側に仕込んであります。
 夜、監督に質問の電話を入れたのですが、工場に確認してみますとのこと。1時間程して、電話があり、わかったことは、このナイロン状のものが防湿層だとのことです。そしてナイロン(?)は、グラスウールを袋状にくるんでいるのではなく、室内側からグラスウールにかぶせてあるだけとのことでした。

 つまり工場で、パネル全体に生のグラスウールを入れた後、その上にナイロンのようなものをかぶせ、そのナイロンの端をグラスウールと枠材の間に押し込むだけが防湿層なのです。

 ちょうど弁当箱(パネル)に、ご飯(グラスウール)を軽く詰め、弁当箱ぐらいの広さの海苔(防湿層)を上に敷き、その海苔の端を、ご飯と弁当箱の周囲(枠材)の間に軽く押し込み、それから弁当箱のふた(面材)をしたような形です。

 これには大いに落胆しました。カタログだけを見ていると、防湿層と書いてあれば、室内からの湿度の進入を完全に防ぐ気密シートようなものが想像されます。湿度というのは隙間があればそこに集中して入ってきますから、左の写真のように防湿層がめくれていれば当然そこから水蒸気が入ってきます。(右の写真で床パネルと壁パネルをつないでいるボルトの上のナイロン(?)が浮いて、グラスウールに直接空気が当たっているのがおわかりでしょうか。

 全く名ばかりで、コストダウンが目的の防湿層ではないでしょうか。前出のグラスウール55mm,密度10kとあわせて、なかなかのものです。このグラスウールなら、この程度のナイロンでよいと言うことでしょうか。バランスが取れているという見方もできるかもしれません…

 これでは防湿層の意味がないので、穴の内部でナイロンがめくれている個所は、ナイロンをきちんと下ろしてもらい、生のグラスウールがその向こうにくるようにお願いしました。(後日、この穴には気密シートを貼ってもらうことにしました。しかし、更に後で出てくるように、バリアー石膏ボードを最終的に使用しましたので、この穴は、そのまま残すことになりました。

 前述のような構造では私も納得がいかないため、後日、前述のグラスウール厚さ55mm,密度10Kというおそまつな断熱性能と併せて、ミサワのお客様相談室に「これでよいのか、何か対策はないのか」とメールを打ちました。

以下に、ミサワからの回答の抜粋を紹介しておきます。

「木質パネル内の断熱材は梱包していません。ボルト締付のため一時的にめくったり横から触れば、グラスウールに触れることが出来ます。
パネル内は格子状に桟が入っています。又、外部は合板上に防湿・透湿シートを現場にて張ります。ミサワホームの構法は25年来、木質パネルについて代わっておりません。よって、壁体内結露は心配ないものと考えます。北海道等の寒地の仕様では、方法が変わってきます。 岡山地方においては、現在の標準仕様で充分だと思います。」

25年来変わっていないというのは、新しい技術が取り入れられていないという風にも感じられるのですが(-_-;)


10月14日(日)

 合併浄化槽のことで監督に連絡。その時、最終引き渡しは、12月15日でハンコをいただきたいと言われ(おそらくは11月中にできるだろうとその時は言われていましたが)、11月終わりあるいは12月初めにして欲しいと要求しておきました。基礎打ち直しで、最初の引き渡し時期より1ヶ月遅れるのは仕方がないと思いますが、1ヶ月半遅れるというのはちょっとおかしいとおもいます。
 監督は、それでは、もう一度工務店と確認して早くなるように努力したいとのことでした。
(当地では、監督は、監督業務以外に、契約後のお客さんとの仕様打ち合わせも行っており、最終積算等の事務作業もかなりあり忙しいようです。)

 これも後日、いくら早くても12月半ばにならないとできないと監督より言われました。こんなことなら基礎打ち直しの時に、「そちらの過失なのだから、何が何でも最初の10月30日という工期を守れ、過ぎたら違約金をもらう。」と強く要求しておけば良かったと後悔。実は最初の契約の時点で、契約書に10月30日が完成引き渡しと明記されているときでさえ、11月を過ぎるかもしれないと言っていたぐらいだから、このメーカー(営業所)は契約を守るという考えが甘いのかもしれません。


10月15日(月)

 夕方行ってみると、パネル下部に開けた穴の中では、防湿ナイロン(?)は下ろしてあるようでした。とりあえず、ご飯の上に海苔が敷き詰められたということでしょうか。(ただし上の穴はどうなっているかはわかりませんが)

 本日も監督が来て、指示をしてくれたようです。(この3日間とも嫁さんと顔を合わせております。屋根の上に上がっている時間が長いようです。)

 パネル組立以降は、工務店に任せるのかと思っていたのですが、よく拙宅現場に来てくれています。

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