バリア石膏ボードについて


 現在のサイディング施工方法では、パネル内部に水分がたまった場合、それを抜くことができず壁体内結露が起こるかもしれないと私は不安に感じた。そこで外壁部分のパネルと石膏ボードとの間に、気密シートを入れようかと思い監督に相談。(通気によるパネル内部からサイディング裏面への水分の放出はカタログに書いてあるようには期待できないだろう。従ってパネル自体の中に水分が入り込むことを防ぎたい。つまり家内部からパネル内への空気の流れを遮断して、壁体内結露が起こらないようにしたいということです)

 これに対して監督より、
「気密フィルムをパネル面材の上に張り、その上に石膏ボードを貼ると、将来石膏ボードがずれたりするかもしれない。その影響は例えばビニールクロスのしわなどの形で現れてくるかもしれない。岡山県下で気密シートを張った例はないので、絶対とは言えないが、どういう結果が現れてくるかがこちらも予想がつきかねる。グラ1さんのほうで判断して欲しい。」とのこと。
 石膏ボードがずれるかもしれない理由としては、
「現在の施工方法は、パネルの面材(ベニヤ)の上に、ビスと接着剤の併用で石膏ボードをとめている。接着剤を使う理由は、ミサワの場合は、大きさの異なる複数のパネルを釘と接着剤で結びつけて1つの大壁をつくる。従って石膏ボードを取り付ける場合、ツーバイフォーのように、きれいに大きさのそろった枠材の上にビスを打つという訳にはいかない。だから接着剤も併用する。気密フィルムを張る場合は、フィルムの上には接着剤を使えないので、ビスだけで石膏ボードをパネルに留めることになる。その場合、後からボードのずれが出るかもしれない」とのこと。
 これに対して例によって nifty の不動産とマイホームのフォーラムに質問しました。そこでは「メーカーの保証が受けられなくなってもいけないから、ミサワのHP(http://www.330.co.jp/C-products/zero-energy/1-shoene/index.html)に出ているバリア石膏ボードを使えばよいのではないか。ただし継ぎ目の処理がどうなっているかに十分注意して。」というアドバイスをいただきました。
 
 これを営業所に伝えたところ、このバリア石膏ボードの存在を知っていなかったようで、メーカーに連絡を取ってみますとのこと。
後ほど連絡があり、石膏ボードの裏に防湿シートを貼ったもので、北陸地方や東北地方のような結露の起きやすい地域では標準に採用されるものとのことなので、差額を支払って拙宅の天井部分、外壁に面した部分については、既に運び込まれている石膏ボードをこのバリア石膏ボードに変えて施工してもらうことにしました。
 

これがバリア石膏ボード

 どんな物かと思っていると、石膏ボードの裏にタイベック(防水紙)のようなものを貼り付けたものです。このタイベック状のものは、写真のように石膏ボードの4辺のうちの3辺で飛び出しており、この飛び出した部分が重なるように石膏ボードを貼っていけば、ボードとボードの隙間の機密性も保たれると言うわけです。

 途中から思いついたため、拙宅では、床には何ら気密対策は施していません。最初から考えていれば当然床、天井、玄関土間などに気密シートを貼って、外壁部分にはこのバリア石膏ボードを使ったのですが(^_^;)。ただしミサワの床は合板が両面に貼られたパネルではなく、下は防蟻シートが貼られているだけですから結露のおそれは少ないのではとの監督談です。


↑ これは天井部分。 
天井の施工方法から考えて、ここにバリア石膏ボードを使ったのは意味がありませんでした。ここへは気密シートを貼るべきでした。(^^;)

←このように、タイベック(?)が重なるように施工します。
左側は外壁に接する部分なので、バリア石膏ボードを使用。
右側はクローゼットなので普通の石膏ボードを使用。
2階、小屋根裏のロックウールの厚みは全て200mm(50mm×4あ、るいは100mm×2)と契約時の2倍にしました。


家造りHOMEへ  BACK   NEXT