図面について(契約前あるいは発注前にチェックしておくべきこと)

 契約時には、うちは図面は出していないのですと言われたが、これだけは必要と主張して手に入れた基礎伏せ図。このおかげで、基礎打ち直しもなんとか出来たが、その時の営業所への質問状の中で「ミサワは図面を出すのをいやがられるようだが、今後はできるだけ図面を出してほしい」と要求した。おかげで膨大な図面をもらった。
 紹介してみると

一般的なもの(といっても、要求しなければ出てこなかった可能性のある図面もある)

付近見取り図、配置図、1、2階平面図(設備仕上げ表やコンセント位置、どのスィッチでどの電灯がつくかなども記載してある)、立面図、1、2階化粧枠伏せ図、1,2階天井伏せ図・軒天伏せ図、基礎伏せ図、電気配線図、配管図、工事工程表、

特殊(多分)なもの

(1)2階水勾配材・持ち物伏せ図 (2)2階鋼製破風割付図、
そしてSA図 これは以下の図面の総称のようである。このSA図の中身を見ていくと確かにミサワホームが工業化住宅であるという感じはしてくる。内容は
(1)基礎エレメント図 (2)SA1,2階床エレメント図(床パネルの組み合わせ方や、各種ボルトの位置、断熱材等) (3)省略 (4)SAサッシつき詳細図・SA壁パネル割付平面図 (5)SA1,2階壁エレメント図(壁をどんな種類のパネルを組み合わせて作るかを図示した物。11ページある) (6)SA2階小屋根伏図(棟木やベント梁の位置を示している) (7)SA2階小屋エレメント図( (5)が壁パネルの組み合わせ方を図示してあるのに対し、これは壁より上の屋根を支える構造材がどんなベニヤを組み合わせて作られるかを示している。4ページある (7) SA2階屋根エレメント図(どんな金物を使って屋根と壁パネルを結びつけているかを平面図に図示)

 パネル工事組立直後から、石膏ボードが貼られるまでは、ミサワの家はまさにペニヤの集合で「ウーン…」という感じがするが、SA図をみると合板をどんな風にくみあわせていくかは事前に考えられていることがわかる。(当たり前か…) SA図の中の(4),(5),(7)などは工場擬装率を高めてコストダウンを計るために、このような図面が作られているのだろう。

何のために、このような各種図面をあげたかというと、以下のような、おかしいと思う点、不満を覚える点があるからである。

  1. 外壁ではなくても、寝室と寝室の間などには防音材としてグラスウール(厚さ、密度等はわからない。監督が外壁部分と同じと言っていたような気がする)が施工してある。
    ところが勾配天井の立ち上がり壁は、当然小屋根裏に接しているため、勾配部分の天井と同じく断熱材を施工すべきなのに全く入っていない。(各種のHPを見る限り、積水ハウスなどはきちんとここでも断熱が出来ている。) 勾配天井は「夏暑く、冬寒い」と言われるが、屋根に近いということだけでなく、勾配天井部分にしか断熱材を施工しないということも大きな1因であると思う。 私の家だけではなく(多分)、他の家でも屋根を支える構造材はパネルではなくベニヤ板だと思う。これだと断熱材を施工しにくいというのが理由ではないかと想像する(屋根より下の壁パネルなら、工場であらかじめ断熱材をサンドイッチしてくるから簡単だし、コストがかからない。それでも石膏ボード施工前なら断熱材の入れるように要求できたかもしれない)。 これはメーカー自体の「断熱」への考え方を示しているような気がしてならない。ミサワで建てられる方は、契約前に「外壁、床、ルーフバルコニー下等の断熱材の種類、厚み、密度等のチェックだけでなく、勾配天井の側壁面への断熱材の施工や、外壁以外のどの部分に断熱材が防音材として施工されるかのチェックが絶対に必要だと思う。
  2. ロフトの実際の高さが、ベント梁のため、70cm程しか取れず単なる物置としてしか機能しない。図面のところで挙げたSASA1,2階壁エレメント図やSA2階小屋エレメント図を見れば、どのくらい高さが取れるかはわかるのだから、事前に言って欲しかった。工業化のための図面ではなく、施主が家を考えることの出来るような図面(例えば、かなばかり図(?)だったかな。間違えているかもしれません。)を作って欲しいと思う。(要求しないお客がバカと言われればそれまでだが)

以下続く


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