ひぐらしのなく頃に礼

07th Storming Party

STORY

昭和58年、8月。真夏を迎えた雛見沢。6月に起こった悪夢のような
出来事も終結し、部活メンバーも平和な日々を取り戻していた。メンバーの一人
「古手梨花」は長い時を経て、望んだ幸せをようやく掴み、充実した日々を
過ごしていたが、部活メンバーとプールに行った帰り、車との接触事故を起こし、
意識を失ってしまう。目覚めた時、梨花の目の前に現れたのは、よそよそしい
態度を取る、親友の沙都子と、『雛見沢連続怪死事件』に巻き込まれて、
失踪したはずの沙都子の兄、悟史だった。

自分の知る雛見沢とかけ離れた世界に迷い込んだ事を知った梨花は、自分の中の
違和感に葛藤しながらも、「羽入」と共に元の世界に帰る方法を模索する。
果たしてこの奇妙な世界の秘密とは?
  
 



シナリオ(B)

ファンディスクなので、本編ほどのボリュームはないですが、まあ値段を
考えれば妥当じゃないでしょうか。番外といっても、『賽殺し編』
本編並みに濃い内容でしたし(笑)
あれこそ、シリーズにおける
最終シナリオでしょうね。まさか完結編であるはずの『祭囃し編』に続く、
ストーリーがあるとは想像しなかったですよ(*^▽^*)

とは言っても『祭囃し編』を終了した時には、正直あれでハッピーED
なのかという疑問はありましたし、実際、『祭囃し編』EDでも、犠牲者全員が救われている訳ではないですからね。それに対する解答と、ひぐらし全編に置けるテーマが融合した秀作だと思います。実に深いシナリオでした。
沙都子が予想外の悪役になっているのがアレですが(汗)

「昼壊し編」は素直に笑える事ができましたね。「ひぐらしデイブレイク」の
興味はあるんですが。格ゲーが苦手なので、今の所、スルー状態です。
確かに他のカップリングの話も見てみたい気はするんですが。

「罰恋し編」「目明し編」のお疲れ様会の再録です。自分は既に、
公式でダウンロードして見ていたので、あまり新鮮さはなかったですね。
本当に楽屋ネタのお笑いシナリオでした。
 
システム(B)

演出上の目新しい要素は今回は無かったです。欲を言えば『賽殺し編』
には、選択肢のような物を付けて欲しかったような気が・・・。やっぱり最後の
作品ですし。『祭囃し編』に出てきた、「かけら紡ぎ」並みのシステム
とまではいいませんが、テーマ上、マルチEDにしてもおかしくないスト−リーでしたし、ボリュームが少ないなりに、ストーリー分岐やEDを増やしたりする
工夫とか欲しかったですね。やっぱり、某有名同人ゲーの
ファンディスクと比較してしまうのはしょうがないかも・・・。


お疲れ様会が復活してくれたのは、嬉しかったです。オールコンプした後の、ひぐらしキャラが勢揃いするのも、結構圧巻でしたし。ようやく、長いシリーズが完結したという、締めくくりの演出としては良かったと思います。
 
音楽(A)

音楽の方は、「昼壊し編」に新規の曲として何曲か登場していました。
「ひぐらしデイブレイク」のBGMらしいですね。個人的お気に入りは、
雀荘勝負の「迷彩の伝説」でしょうか。雀荘勝負は中々熱いシーンだと
思いますが、麻雀のルールが良く分からない自分は、今ひとつ話に乗れなかったです。マニアの人から見れば、さぞかし熱いシーンなんでしょうが。

フリー曲とはいえ、レベルの高いサウンド揃いなので、新規の曲がもう
聴けないのは残念です。以前発売されたサウンドトラックも、全曲収録
ではないですし。これから発売される、も当然、変更になりますしね〜。
何年も、フリーサウンドで慣れてきた自分にとっては残念ですね〜。
中でも daiさん、すえばしさんのBGMは自分的殿堂入りです(^^)
 
総合(B)

メインはやっぱり『賽殺し編』ですね。後の2編はショートストーリー並みの
短さなので、全部ぶっ通してプレイしても、一日も経たない内にクリア出来て
しまうと思います。とは言え、『祭囃し編』の正式な続編なので、解を終了
した方はぜひ、プレイして欲しいですね。ストーリー的には、鷹野三四
存在しなかった世界の、未来の世界という事でしょうか。最後の最後に、
こういう深いテーマを持ってくるとは思わなかったですね(^^;)
後、シリーズの謎の一つがようやく『賽殺し編』で解けました。
自分的には、この謎が解けた事でかなり満足です。

ひぐらしも出題編から始めて、かなり長くプレイしましたが、ここまで世界観が広がれば、もう十分のような気もします。もう骨まで食べて、味わいつくした
気分ですね。次のコンシューマー版ではどんな演出になるか楽しみです。

ちなみに待望の次回作は夏コミに発売(予定)らしいですね。オマケにも
うみねこのなく頃に(仮)」の宣伝が出ていたようですし。自分の好きな絶海での孤島の閉鎖物ミステリーになりそうで、非常に期待大です(*^‐^*)