ひぐらしのなく頃に解-目明し編-

07th Storming Party

STORY

昭和57年、初夏。前原圭一が雛見沢に引っ越しする一年前、「園崎詩音」は
園崎本家のしきたりで、興宮から遠く離れた全寮制の私立女学校に入学していたが、窮屈な生活と本家への反発から、守役の葛西の手引きで女学校からの脱出を図る。

数年ぶりに戻った興宮で、双子の姉「魅音」と久しぶりに再会し、
葛西が用意したマンションでしばらく隠れ暮す事にした詩音。
本家や実家からの追及を逃れる為、魅音に時々成りすましながら生活する事に。

そんなある日、詩音は雛見沢に住む少年、「北条悟史」に出会う。悟史の優しさと
純朴さに惹かれた詩音は、魅音として彼との逢瀬を重ねていく。そして運命の
「綿流し祭」の日、「雛見沢連続怪死事件」になぞらえるかのように再び悲劇が・・・。
 



シナリオ(A)

待ちに待った出題編の解となる解答編一作目。総合で見ると、どうやら
「目明し編」は「綿流し編」の解答編のようですね〜。シリーズ全体の謎は
解けた訳ではないので、全ての謎が解かれるのは次作以降に
持ち越しのようです。何かまた微妙に謎が増えてるような気もしますが。(汗)
ますます次作が気になる展開でした。(^^;)

今回主人公が詩音なので、同じ女性のせいか、前作の主人公、
圭一よりは感情移入がしやすかったですね。まあ後半の展開はアレなので、途中から引きまくってましたが。(汗)少なくとも、詩音の心情や行動は真に迫って伝わってきました。今までのような恐怖よりは、切なさを前面に
出したシナリオだったので、全編中で一番悲劇色が濃い話だったんでは
ないでしょうか。まあ「祟殺し編」の方が遥かに犠牲者数は多い訳ですが。(汗)
救いのあるアナザーストーリーを外伝か何かで出して欲しいですね。
 
システム(A)

ほぼ、出題編の時と変わらない仕様になっています。解答編なので、
出題編よりは恐怖演出は抑え目にはなっていましたが。
後半の詩音の心理を表現した演出はうまいと思いました。

残念なのは、シナリオ終了後の「お疲れ様会」が収録されてなかった事
ですね。一応、後日に公式で修正ファイルで公開はされましたが、あまり
本編とは関係ない内容だったので。(^^;)目明し編における、キャラ同士の考察は楽しみにしていたんですが。これも次作以降に期待ですかね。
 
音楽(A)

今回、良かったのは新曲がかなり入っていた事ですね。フリーの音楽
だけでは無く、オリジナルの曲が結構入っていたのは嬉しかったです。
私的オススメは「you」ですね。あれこそ、ひぐらしのメインテーマです。(笑)

他のオリジナルの曲も全体的にレベルが高いです。こうなったら最終章は
全部オリジナルで突っ走って頂きたい。(笑)あ、でも部活の曲は
「Digital−network」以外考えられないですね・・・。(^^;)
 
総合(A)

『解答編』第1弾としては、満足できる物だったと思います。「綿流し編」の
裏にこんな切ない物語があったとは・・・・(泣)。「目明し編」終了して、すぐに
「綿流し編」を立ち上げてしまいました。ここはやはり2編セットで
プレイする事を推奨したいと思います。(笑)

まだ第1弾なので、色々と明かされない謎はありますが、「目明し編」の
出来を考えるとこの先、かなり期待できそうです。(笑)ゆっくり推理しながら、新作を待とうと思います。ひぐらしもメディア化が進み、何かと多く展開して
いるので、サークルさんの制作上の都合も色々と出てくると思いますが、
何とか最後まで乗り切って欲しいですね〜。

最後に初めてプレイする方へ。この「ひぐらしのなく頃に解」は前作の出題編を必ずクリアした後にプレイして下さい。最初にプレイすると致命的なネタバレになります。(笑)(一応パッケージにも書かれていますが)