大学構内 

カンファレンスを企画したADAPTIVE ENVIRONMENTというNPO団体にボストンでアクセシビリティについての整備事例はどこかと質問したところ「ハーバード大学」との答えだった。

目についたのは車椅子のための配慮だった。
2番目の写真は障害者がサポートを依頼するための電話のようだが正確なところは不明である。構内のいたるところにあった。

次の写真はマサチューセッツ工科大学の学生会館のような建物。リフトがついている。

無粋で無理やりな感は否めないが、徹底したヤル気を感じた。

 

これは構内ではなくハーバード駅前の交差点。
駅前には大学のCOOPがあり、大変にぎわっている。
6月だったので大学はお休み。ほとんどは観光客と思われる。歩道はレンガ敷なのだが、横断歩道もその延長としてレンガ敷になっている。

渡米前には『ボストンはレンガ敷の歩道が多くあまり車椅子に配慮してないようだ』と聞いていた。しかしボストンのADAPTIVE ENVIRONMENTSの方に伺ったところ、実際にはカリフォルニアのバークレーについでボストンは進んでいる町だそうで、数多くの車椅子や白杖の方を見かけた。また全盲の松本さんによると大変歩道が歩きやすいとのことだ。

彼女から詳しく話を聞くと、ボストンの歩道は平らでなにもない、東京の歩道はいろいろなものがあって(マンホールの蓋や、補修のあとや盛り上がりなど)余分な注意が必要になってしまうそう。触感も雑然としているのが東京の歩道のようだ。歩道の駐輪がないのも大変うれしいとのこと。

また、ボストンのメインストリートは建物の正面側に駐車場の入り口があるビルはない。従って車が車道から歩道を横切ることはない。
また、裏通りで駐車場が歩道に面している場合でも駐車場の入り口と歩道の交差部分の道路は歩道の高さに上げていて、人ではなく車がスロープを昇り降りする格好になっている。ただし交差部分の鋪装の仕上げは駐車場と同じになっており、歩道を通行している時には杖と足の触感で違いを認知することができる。
このほか歩道に十分な幅があるため、横断歩道などの切り下げ部分が歩道の幅すべてにかからず、フラットな部分が残る。
このような道の造りになっているので歩道の傾斜が大変少ない。ただし日本の方が歩道の幅が狭くて歩きやすく、「広い方がすべていいわけではないのね、初めて気がついたわ」とのこと。

これも構内ではなくマサチューセッツ工科大学があるKendall/MIT駅前。
渡米後はじめて音付横断歩道に遭遇した。なんと音は『カッコーの鳴き声』。日本人と情感が似ているのか。音付横断歩道については障害者から「ほかの音情報を聞きづらくする」との理由で設置に反対する意見もあるそうだ。

 

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