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長崎・福岡報告

視覚障害がある長澤伸子・松本真澄両氏の現地取材報告です。

フリートークのページも併せてご覧ください。→フリートーク

 

長崎県諌早市 『でてこいランド』

取材日:98年2月19・20日

photo13

 段差がなく、でも材質で確認できる? ホールからお風呂場まで歩いて確認。杖なしでも歩けた。なぜ、材質が違うから。ホールには絨毯、トイレにつながる床はなめらかな木材、お風呂へつながる道へは足触りがざらざらとした感じ、そして、お風呂のドア誰もが入れるお風呂。車椅子の方にもリフトが着いている。みんなと一緒に入ることができる。

 

photo2

 階段のステップが低く、横幅が適度に広い。奥行きが十分あり、足底が安し、両側に手すりもついているのがうれしい。下りるときに、そのステップの適度な低さに感激した。

 年配の方も小さな子供も楽に上がることができそうだ。荷物が重いときも同様だろう。優しい心配りを感じる。

 

photo1からphoto3 階段とお風呂の写真 

photo4 長崎県長崎空港への向かう途中のバス停前

「これは、何?」と杖の先で2人、言いながら考えていたら、大学生が点字ブロックと教えてくれましたが舗道上に埋まっている感じで全然わからなかった。

 点字ブロックの意味をこれから、全国的に考えていかなければならないと思う。誰もが住みやすい町とは?誰もが歩きやすい道とは?考える機会がないだろうか。

特別の点字ブロックで、視覚障害者だけの点字ブロックでないとおもえるようなデザインは、ないのかなと思います。(長澤) 

 バス停前の歩道の際に、点状のブロックが敷設されている。しかし、杖では容易に認知できない。路面とブロックの形状の違いが判別しにくい。しかも埋め込んであるようだ。色の識別は不可能(本人の視覚では)。よくデザイン上の問題で片づけられてしまうが、デザインって何だろうと思う。あまりにも中途半端…。誰にとっても安全な歩道の確保はもちろん必要であり、安全とデザインの共存は可能なはず。(松本)

 

photo5  福岡市立心身障害者センター内

一般に、建物の中の点字ブロックも歩道の点字ブロックも同じものが(全くとは言えないと思うが)使われている。このセンター内の誘導ブロックは、形状も材質も歩道によくあるものとは異なるものを採用ている。表面がなめらかで凹凸がない。義足や車いす使用者に対する配慮だそうだ。私たち白杖使用者にも不便はないようだ。これもバリアフリー!しかし、難をいえば材質が滑りやすい足触り、雨の日でないのにちょっと恐い気がした。

photo4と5

 

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取材地:大阪りんくう公園

取材日:97.11.21

写真1  写真2

写真3写真4写真5

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公園入口の総合案内板(写真1,2,3)。晴眼者用と触図(音声付)が併置してあります。晴眼者用は見やすい高さに、触図は触りやすい高さにあります。触図は、単に凸表現にしているのではなく視覚障害者の認識の仕方が意識されています。触って理解してもらうには、認識方法の違いをよく心得ないと触図もどきの見る案内になってしまいます。

 

写真3)手前に見える路面のバーが誘導ブロック替わりのかまぼこ状の路面誘導サイン(幅25mm高さ7mm)場所によってはじゃり敷の部分にも敷設しています。サインの連続性を維持するために苦労して取り付けてあることに感心しました。

 

写真4)ベンチにすわって海を眺めた様子。写真ではよくわかりませんが水平線と柵がかさなり、せっかくのオーシャンビューが広がりを失っています。このような事柄は実は設計段階ではなかなか予想できないこと。「このベンチから海はどのように見えるのかしら」と思いを馳せること...バリアフリーの設計はこのような感性が重要だと思います。

 

写真5)女性用トイレ。洗面台は高低2台。オープンエアで中庭つき。明るくてちょっぴり恥ずかしいほど解放感があるトイレです。

 

 


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