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うなぎの寝床に春は来ぬ
我が家の春です。東西南北をそれぞれパルコニー、道を隔てるガラスプブロックの塀、食堂、和室の縁側で囲まれた中庭は、のどかな陽だまりになります。
“うなぎの寝床”の我か家なのに、どの部屋にもたっぶりと光が入るのは、この中庭のおかげ。冬至でも和室の縁側まで陽の光が届くよう、中庭の南北の長さと南側の建物の高さを計算した努力のたまものです。
また、この中庭は部屋との段差を少なくして昇降しやすいように設計したので、庭というより一つの部屋という感覚で多目的に活躍してくれます.はじめは投差が少ないと虫や土埃が入いりやすいのでは、という心配がありましたが、庭に玉石埋込のコンクリート平板を敷いたので、まったく問題はありませんでした.妻は時々私の目を盗んでは、スリッパのまま庭に降りて洗濯ものを干したりしているようです。
中庭から梯子で上れるバルコニーは、公園の遊具を思わせる楽しいものになりました。子供ができたら格好の遊び場になることうけあいですが、今はもっぱら布団干し場として活用されています。
春の訪れとともに、日曜大工の工房になったりガーデンパーティ会場になったり、恋猫たちの溜り場になったり、何かと忙しくなる我が家の中庭です。
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