SCSIのMOをUSB化してみる


ジャンクでバッファロー社(旧名メルコ)のUSBインターフェースのMOに使われていたSCSI-USB変換基盤が大量に流れている今日この頃。
うちのMOもSCSIなんでココはビシッとUSB化して便利に使ってやろうではありませんか。

USB化することによる利点
 ・SCSIインターフェースが1個減るのでSCSI-IDが1個空く(w
 ・PC間でのハードウェアの共有が可能 (USBの付いてないPCなんて最近じゃ無いし)
USB化することによる欠点
 ・いちいちドライバを入れるのがめんどくさい
 ・古いPCだと使えない

利点もあれば欠点もありますが、実際の所欠点は「もう一台ジャンクでMO買ってくる。しかも640MBのヤツを。」で無事解決。SCSIのMOなんて欲しがる香具師そう滅多にいないし。つーか、最近SCSI環境持ってる香具師もあんまりいなかったりするし。個人的にはSCSIは好きですけど。


基盤に関して

BAFFALO社のMOU-640に搭載されている基盤のようです。
ベアドライブはKONICA OMD-7062を採用しています。

注意しないといけないのが、基盤からディバイスへの電源供給コネクタは5V供給のみということ。
通常MOドライブは5Vのみなので問題は無いと思いますが。

しかし、SCSIをUSBに変換するっていう基盤も珍しいですね。
この手の変換機は過去の遺産となりつつあるSCSIを手軽に活用するためなんですけど。
コストの事を考えればATAPIドライブを採用してATAPI-USB変換するのが一般的なんですがねぇ。ちょっと前まではMOはSCSIインターフェースの製品が多かったからかな?
日立 H8S/2350
現在ではブランドが日立からRENESASとなっています。
16bit、20MHz、5V動作の制御用マイコンです。
もちろんICの近くに20MHzのオシレータが実装されています。
内蔵ROM無しでDTCとかいう高性能なDMAコントローラを搭載しています。
プリンタや光ストレージに多く使われているLSIですね。
ATMEL AT49F516
16bitの64kBのフラッシュメモリらしい(Googleで検索しても出てこない・・・)。H8のファームウェア格納用だと思われる。
つーか、これ乗っけるくらいならH8S/2350でなくマスクメモリを64kB搭載したH8S/2351にすれば良いのではないかと思うが・・・。
それとも、わざわざフラッシュメモリにこだわる理由でもあったのでしょうか?とはいえ、ファームウェアを書き換える必要性は無いと思うけど。
沖電気 ML60851C
USBディバイスコントローラ。
これはUSB規格Rev1.0に準拠したもの。
48MHzで動作。
Adaptec AIC-33C94CQ
多分型番がAICから始っていることからしてSCSIコントローラかと思われ。個人的にAdaptec=SCSIだし、SCSI-USB変換でSCSIコントローラがないのもおかしいし。
恐らくML60851Cとオシレータを共用して48MHzで動作しているものを思われる。

1か所気になる点があって、ジャンパー線で空中配線してある個所があるんですが、そこの横にあるコネクタが半田ゴテに当たって溶けたような形跡があるんですね。これって設計上のミスを人間の手で修復して出荷していたんでしょうか?
それにしても、結構な数出回っているようだし何かありそうですね。バッファローは結構この手のジャンクはよく出回るので毎度の事といえばそれまでですが。


SCSI-USB化!

今回、生まれ変わるのは三菱化学メディアのMK230KGです。
ベアドライブにKONICA製OMD-9020を採用しています。
ケースをバラしてMOドライブ単体にします。
SCSI-ID、ターミネータ、ライトキャッシュの設定のケーブルも取り外します。
ディップスイッチでSCSI-IDやターミネータ、ライトキャッシュを設定します。
自分のMOドライブのメーカーHPを見てディップスイッチを設定します。
コニカの場合はこちらになります。
基本的に標準設定のまま変更する必要はないと思いますが、必ずターミネータはONにしておきましょう。
USB化しても、内部ではSCSI機器ですのでターミネータ処理が必要になります。
SCSI-IDに関しては接続されるSCSI機器は1台だけなので何番でもよろしいかと思います。
何ににも繋がっていないオレンジと赤の線がスイッチの線です。
オレンジと赤が短絡する事によって基盤と回路に5Vが供給されて動作します。
元々付いていたスイッチに付け替えます。
あとは、ケースに収めて必要であれば加工を施します。
今回は面倒だったので、裏面のパネルを取り付けずに対応しました。
最後に、自分のOSのドライバをインストールして認識し動作すれば完成です。

電源は電圧は5Vですが、電流はMOドライブのスペック表を見ると消費電力は最大でも7W程度なので7[W]/5[V]=1.2[A]以上あれば良いようです。
今回はハードオフでオリンパス製MOドライブ用のACアダプタ(5V、1.6A)を買ってきました。
しかし、なかなか5Vのアダプタって無いものですね。9Vは結構あるのに・・・。自作すれば良いんですけど、手間を考えるとジャンクで探してきた方が楽・・・。今回のも200円だったし。

やはり、リムーバブルディスクはUSBが適していますね。
使いたい時にスイッチオンで即利用可能というのは非常に便利に感じられます。
元々、読み書きの遅いMOドライブなのでUSBとSCSIのインターフェースの差もそれ程気になりません。
AdaptecやLogitecが販売している汎用のSCSI-USB変換ケーブルよりもずっと安価に実現できるのでコストパフォーマンスも抜群です。

次に気になるのは
●USBバスパワーでMOドライブを駆動できないか?
●1枚のSCSI-USB変換基盤に複数のMOドライブを接続する事は可能か?
●MOドライブ以外を接続したらどうか?(CD-Rドライブに関してはドライバが無いと言われて終了)
という事。
また、基盤を入手してきて試してみようと思います。続報を待て!


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