出雲紀行


平成14年3月7日(木)
 今日から3連休である。別に休暇を取った訳ではない。休みの制度上、4週間に一度公休日が3日続くのである。
 しかし、これも今月で最後である。4月からは休みが変則になる。6日出て2日休み、4日出て2日休みの変則週休2日になる。

 3日間、何をする訳でもない。ただ休みなのだ。昼間は岐阜県各務原市のディスカウントストアに行って、色々と物色する。家に帰っても、ただテレビを見て、インターネットを楽しむぐらい。そして昼寝。15時30分ぐらいに昼寝から目覚める。暇である。そこで、念願である出雲大社へ行こうと思い立つ。
 出雲大社は1年も前から行こうと思っていたが、余りに遠いので今まで実現せずだ。急に決めたので、食料の備蓄無しである。まあいいか、バーナー用のガスボンベ、工具箱とペットボトルに詰めた水を車に積み込み、いざ出発。時刻は16時を少し過ぎていた。

 この工具箱の中身だが、工具はタイヤ用のソケットレンチ、ドライバー、ペンチ類など必要最小限の工具が入っているだけで、実はお出かけセットなのである。
 何が入っているのかというと、ガスバーナー、ナイフ、軍手、蝋燭、単一及び単三乾電池、懐中電灯、箸、蚊取せんこう、虫除けスプレー、薬、石鹸、ビニールテープ、台所用スポンジ、筆記用具、などなど他にも色々入っている。鍋、マグカップなどの食器、ノコギリ、シュラフ、椅子、蛍光灯ランタン等は車に載せたままだ。

 走行コースは、国道21号線で岐阜県岐阜市、大垣市、不破郡関ヶ原町と進み、コンビニで食料を調達する。このあと国道365号線に入り、滋賀県に入った所から、板浅東部広域農道を通り東浅井郡浅井町で国道365号線に戻る。このあたりから、みぞれが降り出した。
 まさか雪にはならないと思い、そのまま進む。伊香郡木之本町から国道303号線を進み福井県遠敷郡上中町で国道27号線に合流する。ここまで約3時間。途中から雨になり、どこで夕食にしようかと考えながら走っていると、小浜市に入った所でマクドナルドの案内看板が目に入る。ハンバーガーでも食うかと店に入る。

 19時30分マクドナルドを出発。大飯郡大飯町で県道1号線へ行こうか迷ったが、夜なら交通量も少ないだろうと舞鶴市へ進む。国道175号線に入り、大川橋を渡った所でまた迷う。右か左か、どちらへ行こうか。左なら国道9号線に出てそのまま出雲市まで。右なら海岸線を走り鳥取砂丘の手前で国道9号線に合流だ。よし右だ、こちらへ進む車は少ない。
 国道178号線、与謝郡野田川町から国道312号線、熊野郡久美浜町から再び国道178号線に入り、京都府との境、河梨トンネルを抜けて豊岡市へ。市内を抜けると新堂パーキングエリアがあったので休憩。コンビニで買ったサンドイッチを食べる。

 城崎郡香住町で海岸線に出る。狭い市街地だ。このあたりから雪がちらほらする。有名な餘部鉄橋がシルエットのように見えてきた。夜の薄明かりで見ても雄大な風景である。美方郡浜坂町の踏み切りでは、路面が半分凍結していたのであろう、止まれない。鳥取県に入り、岩美郡岩美町で国道9号線に合流。時刻は23時30分ぐらいである。

 駟馳山峠は雪で路面が見えないが、峠を降りれば、路面もぬれているだけで、雪も止んだ。

平成14年3月8日(金)
 東伯郡北条町の道の駅「北条公園」で休憩。ここら辺りは高速道路みたいな道で、深夜なら、かなりの速度で走れる。この先も米子市まで前車に追いつく事も無く、ハイペースを保つ。米子市では、おもいっきり横滑りをして青くなった。2回ほど左右に尻を振られ、橋の欄干に激突か、それともスピンかと思ったが、何とか立ち直った。運が良かっただけだ。
 やはり雪は止んでも、路面凍結の箇所があるので、調子に乗り過ぎ無い方がいいな。

 この先も国道9号線をひたすら走り、島根県出雲市内に入る。ここから県道28号線と国道431号線で簸川郡大社町出雲大社に到着。天気は雨、時刻は3時前である。
 中に大きな駐車場があるが、朝まで閉鎖されている。深夜は10台ほどしか駐車できない。

 ナビゲーションによると、ここまでの平均速度は49キロメートル/時間。
 平均燃費は13.4キロメートル/リットル。走行525キロメートルである。
 あー疲れた。寝るぞ。

 朝6時30分ぐらいであろうか、駐車場を開ける音で目が醒めるが、しばらくウトウトする。雨も上がり、天気も良さそうだ。しかし、雪が残っている。
出雲大社の駐車場
 7時を過ぎると、結構参拝客がやって来るので車内で朝飯を食べる。
 8時ぐらいから参拝を始める。朝は幻想的な雰囲気である。参拝するなら朝だ。
神楽殿側の入り口
出雲大社本殿
 9時15分、出雲大社を出発。来た道を戻る。八束郡玉湯町で妻から電話。「どこにおるの」島根県宍道湖脇と答えると、「昼飯いらないね」。通話はそれだけ。なんちゅう会話だ。妻は半分、呆れていた。

 松江バイパスに入り、東出雲インターに近づいてきた。ここからは、有料である。このまま一般道路を走り、鳥取砂丘でも寄って行こうかな。それとも高速道路で帰ろうか。高速道路代がもったいない、しかし幹線道路を昼間走行したくない。頭の中で色々と迷っているうちに分岐が来てしまう。行ってまえ、山陰道に進入する。650円取られてしまった。
 一度有料道路に入ると腹が決まった。全線高速道路だ。米子自動車道、米子インターで10時40分。冬タイヤ装着の規制中である。入口では、一台づつタイヤを確認している。これはマズい。実はオールシーズンタイヤのままで、チェーンも持っていない。案の定、「スタッドレスタイヤですか?」と質問される。オールシーズンと答えると、「気をつけて走行して下さい」と通してくれた。4WDなので良かったのかなぁ・・・・。この後すぐに規制は解除された。
 昨夜はかなり雪が降ったみたいだ。山間部に入ると雪の量が違う。
米子自動車道 岡山県内36キロポスト付近
蒜山サービスエリアより 大山
 この後は、中国自動車道、名神高速道路を走行し、愛知県小牧市小牧インターで降りる。料金は、8750円。あーもったいない。20分ほどで、行き着けのガソリンスタンドに到着。時刻は17時。融雪剤の中を走行したので、足回りを含め洗車する。
 ここまでの平均速度は64キロメートル/時間。平均燃費は13.3キロメートル/リットル。
 走行1035キロメートルである。
 18時少し前、自宅に到着。妻の言葉は、「もう帰って来たの、晩飯無いよ」である。