九州紀行2 PART.1
1日目 平成17年5月14日(土)
今年のゴールデンウイークは、4月29日から5月4日までの6連休だったが、休日の配列が悪く(自分に都合が悪い)混雑は必至なので長距離は止めておいた。小4の娘が図書館で「高野山の案内犬のゴン」という本を借りてきて、それに登場する「ゴン」の石碑が和歌山県伊都郡九度山町の慈尊院にあるということで、4月28日23時30分に2人で出発、峠紀行12と同じコースで慈尊院に朝到着し、高野山奥ノ院、奈良県吉野郡天川村の洞川温泉に寄り、29日の18時頃帰宅した。いつもと違い2人旅だった為か、約550キロメートル走行し18.4キロメートル/リットルと高燃費だった。
慈尊院 ゴンの石碑
ゴールデンウイークも終わり、5月21日から4連休を取って、山口県下関市にある本州最西端の毘沙ノ鼻に行こうと思っていた。ところが、19・20日と休暇を追加でき6連休になったので、ついでに長崎県北松浦郡小佐々町にある本土最西端の神崎鼻も征服しようとコースを考えた。しかし、勤務の都合上で23・24日が出勤になってしまった。4連休で九州はキツイので、当初のとおり本州最西端の毘沙ノ鼻を征服しようと考えたが、ここでまた予定が狂った・・・23・24日の休暇を17・18日に変更できないかと相談したら、なんとかOKがでたのだ。これで15日から22日の8連休になったが、想定外の連休でどこに行こうか計画が立てられずに、出発日が迫っていたのでフェリーを選択することもできなかった。
そこで、行きたい所を整理してみた。
絶対に行きたい所は、本土最西端の神崎鼻、本州最西端の毘沙ノ鼻、大宰府天満宮。天満宮は下関に行くならついでにお守りを買ってきてと頼まれていたので。
次に是非行きたい所は、前回撃沈された阿蘇山、前回見送った宮崎と大分の県境の尾平越、天草、雲仙、長崎市内、平戸、そして山口県岩国市の錦帯橋、広島県の厳島神社。
出発当日、泊勤務終了後13時ぐらいに帰宅したが、結局ベストルートが思いつかないまま、荷物を積み込み15時25分に出発。とりあえず、最初の目的地をまず決めなければならない。選択肢は2つで、攻めながら進むか、攻めながら戻るかである。この時間に出発していれば、仮眠しながらでも熊本県に翌日の午前中に到着できるだろう・・・・最初に広島では近すぎる。そんな訳で、最初の目的地は熊本県天草に決定した。その後、考えたのが以下のルートだ。
14日、自宅→中国道
15日、中国道→九州道→天草
16日、天草→阿蘇山→高千穂→尾平越
17日、尾平越→黒川温泉→雲仙
18日、雲仙→長崎市内→神崎鼻→平戸
19日、平戸→呼子→大宰府→毘沙ノ鼻
20日、毘沙ノ鼻→錦帯橋→厳島神社→山陽道
21日、山陽道→自宅
愛知県小牧I.Cより名神高速道路に入り、熊本まで全線高速道路を走行する。職場に長崎出身者がいるので、山陽道か中国道がどちらが走りやすいかと聞いたら、「交通量が多く平坦な山陽道か、交通量のほとんど無い山道でカーブの多い中国道か、どっちもどっちだよ」との回答で、旅好きな人に聞いたら「それは中国道でしょう」との回答であった。帰りに山陽道を走る予定なので、約23キロメートル大回りになるが、往きは中国道を走行することにした。
途中、加西S.Aで休憩、勝央S.Aで給油、江の川P.Aで休憩して、鹿野S.Aに23時50分到着。中国道には、新見の手前に60キロ速度制限区間があり、広島北ジャンクションからは交通量が極端に少ない。アップダウン・カーブが多く、大回りとなれば、九州へ向かう車が選択しないのも分かる。鹿野S.Aでは、広いスペースにトラックが1台停まっていただけで、他に入ってくる車も無かったので、ここで少し寝ることにした。
本日の走行距離、608キロメートル。
2日目 平成17年5月15日(日)
4時05分出発、山口ジャンクションからは交通量が一気に増えた。壇ノ浦P.Aに5時18分到着。対岸に九州が見え、旅が始まったことを実感する。
壇ノ浦P.Aより 対岸は九州
この先は九州道松橋I.Cまで、まだ約200キロメートル高速道路を走る。途中の広川S.Aで給油のつもりだったが、中国道の山道は非常に燃費が悪く20キロメートルぐらい手前で燃料警告灯が点灯してしまった。しかし予備の20リットルがあるので心強く、シェルならキャッシュバックもあるのでここまで粘った。それに、5月のS.Aでのレギュラーガソリン価格は、下手な地区より安いので高速道路で満タンにした。
ここで朝食にして、詫麻P.Aで休憩後、9時36分に松橋I.Cを通過、国道266号線を走行し天草上島に渡る。有料の松島道路は避けて、国道324号線ロザリオラインに進み、道の駅「有明」で休憩後、天草下島に渡る。国道266・389号線で天草郡河浦町の崎津天主堂に12時08分に到着。25年前、自転車で走った時に強く印象に残った建物で、再訪したいと思っていたのだが、いざ来てみると何か違うような気がする。バイパスが開通しているので道が違うのもあるが、どこかと勘違いしているのかなあ・・・・・。
崎津天主堂 国道389号線より
次に天草町の大江天主堂に行ってみたが、ここは丘の上にあり全く違う。人間の記憶とは曖昧なものなのだ。この先は天草下島を周回しようと思うのだが、国道389号線天草町下田北で通行止と案内が出ているので、県道35号線まで戻ることにして、途中で海を見ながら昼食にする。
県道35号線に入り、天然温泉「愛夢里」に立ち寄り、ゆっくりと入浴する。そして、県道24号線に入り下田へ向かおうとしたら、嫌な看板が目に入る。国道389号線の通行止は、下田温泉より北側だったのだ。こんなことなら、大江天主堂から下田温泉まで北上できたのに・・・・。通行止個所の地図ぐらい出しておけよな・・・・。
苓北方面の迂回看板に従い、険道286号線、林道と楽しい道を走り、天草郡苓北町白岩崎に15時57分到着。
険道286号線???
ここから国道324号線で本渡市街地まで戻り、再び天草上島に上陸して南側の国道266号線へと進む。この道は未整備の酷道区間が多く、生活道路なので走り辛い。天草郡倉岳町で龍ヶ岳山頂の標識があり、時刻は17時過ぎとちょうど良い時間なので山を上ることにし、17時25分に山頂に到着。ここには広い駐車場があり、天文台もあった。展望台には99万ドルの夜景と案内があり、結構な眺めを楽しめる。
龍ヶ岳展望台より
日が長いのも良し悪しで、19時を過ぎても暗くならない。車内でボーと時間を過ごし、暗くなってきたので就寝する。
本日の走行距離、546キロメートル。
