雫石紀行(番外)


 ある日のこと、友人の「変なおじさん」と喫茶店で機械式腕時計について討論していたら、長野県諏訪市に時計の博物館があるらしく、機会があれば行ってみたいという話になった。
 てっきりセイコーの諏訪工場のことと思っていたのだが、インターネットで調べてみると民間の施設だった。そこでセイコー諏訪工場が見学できないか調べてみたが、どうやら実施していないみたいだった。いろいろと調べていくと、岩手県岩手郡雫石町の盛岡セイコー「雫石高級時計工房」が5月1日の午後に、30人の一般見学を募集していることを知った。
 ゴールデンウイークは宮城県の松島など巡ってみようかと考えていたところだし、ちょうどいい機会なので雫石に5月1日午前中着とした放浪旅に出掛けようと思っていたのだが、「変なおじさん」が雫石に行きたいというので、4月30日に秋田県大仙市のビジネスホテル、5月1日に雫石町の鶯宿温泉にある民宿に予約を取り、「変なおじさん」同行の旅行となった。


1日目 平成18年4月29日(土)
 休暇を2日取って4月29日から5月7日までの9連休、「変なおじさん」はふつーの会社員(職種はふつーじゃないけど)をしているので何もしなくても9連休だ。
 行程は全て任されているので、5月1日の昼には雫石に到着できるようにと、愛知県一宮市を13時36分に出発。愛知県内はちょこまかと通過して岐阜県に入り、県道58号線を走り下呂市金山町で国道41号線に出て、新潟まで定番ルートを進む。
 途中の時刻は、高山市のマクドナルド16時45分着・17時13分発、富山県下新川郡入善町のローソン19時55分着・20時15分発、新潟県柏崎市のガソリンスタンド22時26分着・22時32分発、長岡市の道の駅「良寛の里わしま」23時00分着・23時33分発、新潟市手前で日付が変わる。

2日目 平成18年4月30日(日)
 新潟市を越えて国道113・345号線を走り、岩船郡神林村で国道7号線に出る。山形県酒田市街地を越えたところで、コンビニに2時54分停車。ここで少し仮眠をしたのだが、後で寝られないので辛い。
 4時47分出発、秋田県にかほ市の「温泉保養センターはまなす」に5時25分到着。7時から営業なので少し待つ。
 今日は大仙市(大曲駅前)までと目的地が決まってしまっている。一人なら八幡平を攻めて宿泊といきたいところだが、目的地が決まっているのでどうしようもない・・・・。温泉から上がり「変なおじさん」が「なまはげライン」へ行きたいというので、それなら「なまはげ館」へ行こうと8時45分出発、潟上市でガソリンスタンドに寄って男鹿半島「なまはげ館」に10時43分に到着。
なまはげラインに入る
 前回は見学をしなかったが、今回は「なまはげ館」と「男鹿真山伝承館」の両方に入場した。伝承館では「なまはげ」の実演もあり結構楽しめた。次は娘を連れてきたいものだ。ちなみに、JAF割引が使え50円引きになる。
なまはげ館内
伝承館での、なまはげ問答
 この後は秋田市内で昼食を取り、大曲駅前にあるビジネスホテルに15時07分到着。ここまでの走行距離、892キロメートル。近くのコンビニで弁当を買って、カップうどんを作り夕食。明るい内に眠りに落ちた。

3日目 平成18年5月1日(月)
 今日は岩手県岩手郡雫石町の盛岡セイコー「雫石高級時計工房」を見学するだけの予定なので、ゆっくりと9時36分に出発、雫石町のコンビニで昼飯を食べて、時間が余ったので小岩井農場へ行ってみたが、入場料が必要だったので眺めただけで退散。
小岩井農場にあるSLホテル
小岩井農場入口の県道標識
 12時35分、今回の旅行の目的地、盛岡セイコーに到着。見学は13時からだ。
盛岡セイコー外観
盛岡セイコー内の受付
 ここでは、高級機械式腕時計の製造工程を案内してもらった。興味の無い人にとっては退屈かも知れないが、技術力の高さ・匠の技に感動した。残念だったのは、黄綬褒章を受章した桜田氏が休みだったこと。ゴールデンウイークに休むのは当然か・・・・。
 高級腕時計=スイス製の公式を持っている人に是非見てもらいたい「雫石高級時計工房」だった。

 見学が15時過ぎに終わり、ここから10分ぐらいのところにある鶯宿温泉へと向かう。松島へ明日寄るつもりだったが、自分のペースで動けないので直帰することにしたのだが、当日のキャンセル料は100パーセントなのでしかたなくもう一泊することに・・・・。こんなことなら、予約しなければよかったと考えたが、それよりも2人で動くことが間違いだったとつくづく思った・・・・。

4日目 平成18年5月2日(火)
 7時08分出発、農道から国道46号線に入り岩手・秋田県境で一旦停まる。
仙岩トンネル 岩手側
仙岩トンネル 秋田側
仙岩トンネル 秋田側口
 角館市からは国道105号線に入り、由利本庄市で国道7号線に出る。
大仙市内 のぞき?
 この先、国道345号線「笹川流れ」経由を選択したが、他は往きと同じ道を帰る。途中の時刻は、由利本庄市9時56分着・10時17分発、にかほ市の道の駅「象潟」10時50分着・11時18分発、道の駅「笹川流れ」13時30分着・13時52分発、新潟市巻町15時48分着・16時02分発、長岡市の道の駅「良寛の里わしま」16時38分着・18時00分発、柏崎市では燃料が心配になり、往きと同じガソリンスタンドに寄って10リットルだけ給油、糸魚川市の道の駅「越後市振の関」20時45分着・21時20分発、岐阜県飛騨市の道の駅「アルプス飛騨古川」23時46分着、ここで少し仮眠。

5日目 平成18年5月3日(水)
 愛知県一宮市に3時50分到着して「変なおじさん」を降ろして、4時45分帰宅する。

 総走行距離、1,838キロメートル。平均燃費、19.8キロメートル/リットル。
 有料道路代、なし。

 今回は酷道、険道はなし。移動ばかりだったため、19.8キロメートル/リットルと最高燃費を記録した。