東北紀行2 PART.1


1日目 平成15年6月28日(土)
 目的地未定だが、6月25日から4連休を取り旅に出る予定だった。しかし、勤務の関係から急に4日間とも出勤になってしまった。それが幸いし、振替休日と休暇で6月29日から6連休になったのだ。
 東北地方の冬季閉鎖も6月下旬で殆どが解除される。丁度いいタイミングだ。梅雨の間で雨の心配があるが、今回の旅は東北南部の峠巡りとしよう。
 今回のコースは、新潟県岩船郡朝日村から朝日スーパーライン、酷道458号線十部一峠、蔵王、酷道399号線鳩峰峠、山形新幹線峠駅、郡山市御霊びつ峠、国道352号線旧道中山峠、田代山林道、馬坂峠、酷道352号線枝折峠を通り、その後は天候の具合で、渋峠、大弛峠へ廻るか、乙見山峠、湯峠など廻る6日間の予定である。

 当日10時に勤務終了。12時ぐらいに出発して、親不知で夕日を見ようと思っていたが、あいにく天気は小雨。そこで、少し昼寝して16時10分に出発する。
 岐阜県美濃加茂市から国道41号線で富山県富山市へ出て、富山中部広域農道を通り魚津市で国道8号線に入る。11ヶ月前の恐山行きと同じコース、同じ出発時間である。岐阜県益田郡下呂町あたりまで雨に降られるが、その後は日が照り出した。
 富山県下新川郡入善町のコンビニで2回目の休憩をする。時刻は前回と同じ21時45分着であった。

2日目 平成15年6月29日(日)
 新潟県三島郡和島町の道の駅「良寛の里わしま」で3回目の休憩。ここは、国道116号線から外れた所にあり、深夜は自動販売機の明かりだけで真っ暗だ。風が非常に強く、聞こえるのは木の揺れる音だけで、他に車もいない。夜は何とも不気味な道の駅だ。
 新潟市に入る手前あたりから、再び雨が降り出した。新発田市から国道7号線に入り、給油をする。走行505キロメートル、32.55リットル使用、燃費は15.5キロメートル/リットルである。セルフで給油したので、出発時と同条件で信用できる値だ。前回は、ここまで37.1リットル使用している。
 岩船郡神林町の道の駅「神林」に2時50分に到着。ここまでの走行距離は、537キロメートル、所要時間は10時間40分、平均速度は約50キロメートルである。ここで少し仮眠する。

 雨の中、7時47分出発。岩船郡朝日村から県道349号線へと進む。通行止が心配だったが、それらしき看板は無い。
朝日スーパーラインに入る
夜間通行禁止とあるがゲートは無い
 途中からダートになるが、安定した路面で走りやすく、普通の車でも問題無いだろう。新潟県側は約8キロメートルのダートだ。ダートの連続は余り好きではなかったが、走りやすいダートの連続なら楽しいものだ。
新潟県朝日村と山形県朝日村の境
 山形県側も安定した路面で、約10キロメートルのダートが続く。
 峠道を下ると、反対車線では駅伝が行なわれていて、ひなびた道ながら審判車など対向車が非常に多く、沿道には人が出ていて普段以上に注意運転を強いられた。
 やがて国道112号線に出て「かたくり温泉ぼんぼ」に10時38分到着。雨は止んでいる。
 温泉に入り、国道345・47号線で最上峡を通過し県道57号線の分岐まで来たが、通行止の案内が出ている。仕方なく、そのまま国道を進み道の駅「とざわ」で休憩、時刻は12時08分。雨がまた降り出している。この先、酷道458号線に入って昼飯にしようと思っていたが、雨では面倒だ。ここの売店で、月見うどんを食べる事にした。
 山形県新庄市から、冬季閉鎖が解除されたばかりの酷道458号線へ進む。
心配した通行止は無い
 肘折温泉を越えると、いきなり狭い酷道となり、次にダートになるが非常に安定した路面で、セルシオまで走っている。酷道にしては、交通量が少しある。
ダート国道
 峠の上りから、日が照り出した。少し進むだけで天気が大きく変わる。
標高870メートル 十部一峠
 頂上手前から舗装が始まる。最上郡大蔵村側は約7キロメートルのダート区間がある。
十部一峠下りより
 寒河江市側は、峠の下の方に約1キロメートルのダートがあり、舗装が悪い箇所も多々ある。
 今日の予定は、ここらあたりまでであったが時刻は14時ぐらいである。天気は晴ているので、村山西部広域農道を通り、山形市内の国道13号バイパスで給油して、県道21号線に進む。
蔵王入口
 県道53号線、蔵王エコーライン県道12号線と進み標高が上がると、ついに雲の中に入ってしまった。
山形・宮城県境 雲の中
 苅田峠駐車場に16時04分到着するが、霧のため何も見えない。日曜日の夕方ともあり、入って来る車も余り無く、静かな場所だ。一番奥に車を止め夕飯の支度をしようとするのだが、風が強く湯を沸かす事ができない。雨が降っている訳では無いので、窓を開け車内でバーナーを使う。ゆっくりと食事をして18時を過ぎた。通る車もほとんど無いので、ここで宿泊する事に決めた。
 道の駅「神林」からの走行距離、289キロメートル。

 明日、天気が回復すればお釜を見に行こう。まだ19時少し過ぎだが早めに就寝する。