峠紀行 10


1日目 平成16年4月25日(日)
 4月19日から4連休、18日の夜から出掛けるつもりであったが、19日から20日にかけて雨の予報である。19日の朝になり、どうしようか考えていたら急遽夜から出勤になってしまった。その代わりに27日が代休になり、25日から3連休になったのだ。
 今回の旅は、昨年秋に開通した姥神トンネルを通り、冬季閉鎖が解除されたばかりの権兵衛峠・酷道152号線・天竜スーパー林道とのんびりと走ってくる予定である。

 24日は10時に勤務終了して帰宅後3時間ほど昼寝する。夕方から片道7キロメートルある喫茶店へ自転車で行って友人と集う。そして21時45分からは、自宅からすぐのファミリーレストランで別の友人と会う。友人との会話の中で、岐阜県高山市では今晩は雪だそうで、標高の高い所はヤバイのじゃないのかなという話になった。しかし、27日は雨の予報なので25日の夜出発では雨にやられる。行くなら今日しかないと、非常用にタイヤチェーンを積み込み25日2時10分に出発する。

 コースは国道41・21・19号線を通り、長野県木曽郡木祖村から国道361号線に入る。姥神トンネル手前の広いチェーン装着場に4時33分到着。4・5日前に名古屋で気温30度を超えたというのに、現在の気温はマイナス2度だ。ここまでの走行距離、146キロメートル。

 路面凍結が怖いので、ゆっくりと出発するつもりだったが、起きたら9時を過ぎていた。どうせ時間にゆとりがあるのだからまあいいか。ゆっくりと食事をして9時35分出発、すぐに姥神トンネルだ。
全長1,826メートル 姥神トンネル
 立派なトンネルだが、権兵衛トンネルが未開通のため交通量は極端に少ない。次に権兵衛峠を上るが、心配していた雪は残っていない。
酷道361号線 権兵衛峠
権兵衛峠展望台
 峠道下りの途中からは本道を通らずに、林道?を経由して未開通の権兵衛トンネルへ続いている新道に入る。伊那市街地を越え、上伊那郡高遠町で国道152号線に入り、長谷村の道の駅「南アルプスむら長谷」に10時47分到着。しばらく休憩後、11時25分出発。次は分杭峠だが、ゼロ磁場?だったか何かが有名で、日曜ともあり峠の頂上は混雑している。峠を通過して、中央構造線北側露頭を過ぎ下伊那郡大鹿村女高で鹿塩川の川原に下りる。時刻は11時55分。
鹿塩川の川原
 ここでゆっくりと昼飯を食べ、ボーとしていたら眠たくなってしまい30分ぐらい昼寝してしまった。先を急ぐ旅ではないので何も考えずにゆったりと時間が過ごせる。13時40分、やっと走る気になる。
 大鹿村の市街地を越えると嫌な看板が目に入るが本日通行可となっている。今日の夜発か、先週の19・20日に来ていたら撃沈されているところだった・・・・雨に救われた。
大鹿村 大川原地内
 青木川沿いに酷道を上って、気になっていた中央構造線安康露頭を見に行った。
中央構造線安康露頭
 時間があるので、地蔵峠を越えてしらびそ峠に上る。ここから先、南へ下る林道御池山線は南アルプスを見ながら走る豪快な山岳林道だ。
しらびそ峠 標高1,833メートル
 林道御池山線から国道152号線の案内の従って進むと上村役場の所に出る。先回は南信濃村木沢から上ったが、上村役場からの方が走りやすい。しかし、高原ロッジ付近のスーパー険道区間は避けられない。
 次はヒョー越林道で兵越峠を越えて静岡県磐田郡水窪町に入り、草木トンネル手前から水窪ダムへ向かい、前回撃沈された天竜スーパー林道野鳥の森線へと進む。非常に落石の多い道だ。
 反対側から来て撃沈された野鳥の森に17時50分に到着。ちょうどいい時間だ。本日はここまでとする。
天竜スーパー林道 野鳥の森
 今日はのんびりと酷道を楽しむことができた。ゆっくりと夕食を食べて19時には寝てしまった。道路沿いではあるが、夕食を作っている間に2台の車が通っただけで、その後は朝まで車の通った形跡は無く静かに過ごせた。それと、こんな山の中で携帯電話が使えるのでどこのアンテナと繋がっているのかと思えば、面白いことに愛知県北設楽群津具村から電波を拾っていた。
 本日の走行距離、329キロメートル。

2日目 平成16年4月26日(月)
 6時に目覚ましで起きたが、あまりの寒さで寝袋からなかなか出られない。6時45分出発、山住峠から天竜スーパー林道天竜線に入る。
天竜スーパー林道 天竜線
崩落個所 運が悪けりゃ撃沈
 天竜の森中央駐車場に7時13分到着。ここで朝食にして、気温も上がってきたので車内を片付ける。ここでも面白いことに、駐車場では長野県飯田市の電波を携帯電話が拾っているが、トイレに行くと静岡県周智郡春野町の電波を拾う。高所では予想外の場所とアクセスしているものだ。
 8時40分に出発して秋葉神社の駐車場まで走り停車。ここで帰り道を考えるが、あまりいい道が思いつかないので、東雲名から国道152号線を北進して磐田郡佐久間町まで行き、峠紀行3の逆コースで帰ることにした。佐久間町内の酷道473号線は交通量のある生活酷道だが、県道1号線の分岐を越えると交通量も極端に減り楽しい酷道となる。
愛知・静岡県境
 北設楽群東栄町の市街地の手前で、「とうえい温泉」に立ち寄り11時07分出発。北設楽群設楽町まで酷道473号線を楽しみ、国道257号線に入る。12時を過ぎたので岐阜県恵那郡上矢作町の道の駅「上矢作ラ・フォーレ福寿の里」で昼食にして、国道257・363号線、県道33・20号線で瑞浪市に入る。
 この後、愛知県小牧市に用事があるので瑞浪I.Cから中央高速道路に入る。昼間帯に混雑する道で小牧市までは走る気にはなれないのだ。やはり年には勝てない・・・・。小牧市郷中に14時に到着後、用事を済ませて15時20分に帰宅する。

 走行距離、558キロメートル。平均燃費、11.3キロメートル/リットル。
 温泉入浴料、500円。食事代、700円。
 高速道路代、1,050円(ETC前払い)。