峠紀行 22


1日目 平成19年5月17日(木)
 待っていた冬季閉鎖の時期がやってきた。今年最初の天竜スーパー林道から酷道152号線コースへ行こうと、18日(金)に休暇を取った。
 21時54分出発、途中でコンピニに寄ってから定番の国道41・21・19号線、県道33号線、国道363・257号線と進み、設楽町の道の駅「アグリステーションなぐら」に23時52分到着。
 国道257号線の、愛知・岐阜県境から国道153号線の間にあった狭い区間は、新しいトンネルが開通して快適に通過できるようになっていた。

2日目 平成19年5月18日(金)
 0時10分出発、酷道473号線の崩落による通行止は解除されていたので定番通り進み、雲名橋を渡り天竜スーパー林道に侵入して、星空が綺麗に見える秋葉山駐車場に1時45分到着。
 駐車場に入ると薄っすらと赤いランプが見えたので、何だろう?と思いライトを当ててみたら、先客が立派な望遠鏡を設置して天体観測をしていた。トイレに行き邪魔にならないよう離れた場所に車を止め、明かりは迷惑だろうと蛍光灯を点けるのは遠慮して、テレビを少し見てから就寝する。

 仕事の日はいつも6時に起きているのだが、金曜日なのだろうか計ったように6時ぴったりに目が覚めてしまった。体内時計は本当に正確なものだ・・・・。着いた時は満天の星空だったが、薄っすらと雲が掛かり天気は下り坂のようだ。
 朝飯を食べながら、仕事の日と同じくNHKの朝のニュースを観てしまったが、地区のニュースは静岡だったので少し違和感があった。
 少し早いが7時06分出発、時間が余るので天竜の森北駐車場で15分休憩する。今年は落石が少ないなぁと思って進んで行くと、野鳥の森トイレを過ぎて少し下ったところで前方に作業をしているブルが見えた。少し離れて停止すると、そいつは後ろも見ずに勢いよくバックを始めたので、慌ててクラクションを鳴らした。「おっさん」いくら交通量の極端に少ない道といっても、バックする時は後を確認しろよな・・・・こいつは落石を除去する作業をしていた。

 ブルを追い越した後は水窪ダムまで落石を縫うように走行しなくてはならなかった。途中では斜面からバラバラと音が聞こえたので、猿でもいるのかと思った途端、目の前に石が落ちてきて引きつった。それほど大きな石ではなかったが、ガラスにヒットすれば間違えなく割れてしまっただろう・・・・。
 落石は避けようと思って避けられる訳ではないが、落石注意の看板があるころでは、窓を開けるなりして音にも注意を払うということが大切だと思ったのだった。
 兵越峠頂上に9時05分到着、まだまだ時間が余るので27分休憩して「かぐらの湯」に9時52分到着、すぐに入口が開いたので待つ事なく入場し、のんびりと温泉に浸かる。

 11時08分出発、今回はしらびそ高原まで上ろうと思うが、旧上村からのスーパー険道コースは今週の水曜日に行った友人から通行止の情報を得ていたので、矢筈トンネル手前からの順当コースで進むつもりだ。情報通り酷道152号線からの分岐には、下栗からしらびそに行けないとの案内看板が置いてあった。
 矢筈トンネル手前から酷道を外れると、林道御池山線崩落のため通行止・下栗へは行けませんの案内があり、途中の大鹿村方面との分岐からしらびそ方面へと進むと、ここにも案内があり「ハイランドしらびそ」の定休日案内もあった。
大鹿方面分岐の先 しらびそ方向
 12時00分到着、「ハイランドしらびそ」は施設専用の駐車場しかないと思っていたが、友人から一番奥の駐車場まで行けると聞いていたので今回は行ってみた。しかし、天気は悪く絶景とはいえなかった・・・・。
しらびそ高原駐車場
ハイランドしらびそ 標高1,918メートル
 ゆっくりと食事後13時10分出発、酷道152号線・地蔵峠を通過して大鹿村方向へと進む。大鹿市街地を越えて県道22号線との分岐を右折したところで「嫌な看板」が置いてあるのに気がついたのでバックして確認する。
県道49号線の通行止案内
 本日通行可となっているが、よくよく見ると県道49号線・中沢峠西側の通行止案内だった。分杭峠は大丈夫みたいなので安心して先に進むが、途中の崩落個所は去年と同様に川沿いのダート迂回路となっていた。
酷道152号線 崩落個所
酷道152号線 分杭峠
 14時29分、分杭峠に到着して少し休憩。「ゼロ磁場」に行ってみようかなと思ったが、面倒なので駐車場に入らずに酷道を下る。県道209・210号線から国道361号線に入り、伊那市街地を越えたところでコンビニに寄って夕食を調達して権兵衛トンネルへと進む。
 トンネル出口の直ぐ先では、交通機動隊と思われる隊員が作業をしていて一時停止させられた。路面を計測してマーキングをしていたので、オービスを設置するつもりなのかもしれない。流れが早く速度感のなくなる道路なので、次に走行する時は権兵衛トンネル塩尻市側出口は速度に十分注意しなければ・・・・・。
 国道19号線の合流を右折して木祖村へと入り、県道28号線へと進み境峠を通過する。
境峠 標高1,486メートル
 境峠を下り県道39号線に入ると、5月20日(日)松本市制100周年記念野麦峠まつりの立て看板が、これでもかというぐらい道沿いに設置されていた。野麦峠まつり当日は峠に近付くものではない、考えるだけでゾッとする。
野麦峠まつりの案内
 16時19分、旧野麦街道との分岐にある広場に到着。5月20日(日)夕方のテレビニュースを見ていたら、ちょうどここが映っていて峠に向かう女工姿が集結していた。
旧野麦街道分岐の広場
 ゆっくりと夕食を食べて、暗くなった頃には寝てしまったが、夜間に雨の音で数回目が覚めた。

3日目 平成19年5月19日(土)
 寒さで5時30分ごろ目が覚める。雨はパラパラと降っているだけだが、峠方向は雲が掛かり見えない。とりあえずエンジンを掛け峠頂上まで約10分で到着する。寒い時期は上り坂手前で停まっていれば、ヒーターが直ぐに効く。
 野麦峠に着いたのはいいが、雨・風・雲の中と最悪の条件だ。ゆっくりと朝飯を食べ濁河温泉へ行こうと考えていたが、寒くなってきたので早々に立ち去り、国道361号線に入り道の駅「飛騨たかね工房」に6時47分到着。
 今日はこのまま直帰のつもりだったが、ゆっくりと朝飯を食べて車内を片付けていると薄日が差し出したので予定変更、下呂市の「ひめしゃがの湯」へ行くことに決めた。7時47分出発、とりあえず道の駅「南飛騨小坂・はなもも」まで、時間があるので鈴蘭高原は通らずに県道87号線・国道41号線経由で進み、8時27分到着。まだまだ時間があるので、ビデオを観ながら時間を過ごす。

 5分程で「ひめしゃがの湯」に到着し、10時から営業の温泉にのんびりと浸かり11時00分出発、国道41・257号線から県道431へと進み、道の駅「馬瀬美輝の里」から少し進んだスペースで11時40分停車して昼飯を食べる。ここで少しウトウトとしてしまい13時32分にやっと出発、県道86号線で東仙峡金山湖沿いを楽しみ、後は定番の険道85号線、県道63号線で美濃加茂市に出て国道41号線に入り、自動洗車機での水洗い100円サービスデーのいつものガソリンスタンドに寄ってから15時42分帰宅する。

 走行距離、607キロメートル。平均燃費、18.1キロメートル/リットル。
 温泉入浴料、1,300円。コンビニ、1,384円。