峠紀行 26


 本題に入る前に、最近の番号無し峠紀行を紹介します。

 10月11日(木)23時55分出発、国道156号線で郡上市大和まで進み、県道317・316・321号線(一部農道を含む)でひるがの高原まで進む。この間に信号は2ヶ所あるだけの快適道路だが、アップダウンにカーブが多いので、夜間なら国道本線の方がいいと思った。国道156号線に戻り、御母衣ダム手前で8時前まで仮眠して天生峠へ向かう。
 次に険道75号線で保峠へと進路を変えたが、峠の西側は気合のいる道だ・・・・・。
保峠 西側
保峠 標高840メートル
 頂上より東側はすぐに道も広くなり、一旦国道41号線に入り、県道76号線で大坂峠を越えて国道471号線に入る。奥飛騨温泉郷福地温泉の「昔ばなしの里」で温泉に入り、安房峠・野麦峠を越えて、柳欄峠から険道435号線に進み、いつもの宿泊地で一泊。天生峠・安房峠は観光道路みたいで、あまり楽しくない道に思えた。
 土曜日は「濁河温泉」に行くつもりだったが、前日から歯が痛みだしていたので、濁河峠を越えた後は、そのまま国道41号線に入り10時28分に帰宅して、昼まで診察の歯医者へ駆け込んだ。その後、時期が相当早いが、スタッドレスタイヤに履き替える。
 走行距離・487キロメートル、平均燃費・19.0キロメートル/リットルだった。

 10月25日(木)22時44分出発、定番コースで静岡県浜松市の秋葉山駐車場まで進み仮眠。26日「ふろの日」で100円引きの「かぐらの湯」に浸かり、雨天のため「しらびそ高原」はパスして、分杭峠・権兵衛トンネル・地蔵峠・長峰峠・柳欄峠と進み、2週間前と同じ場所まで進み、のんびりと時間を過ごす。
 土曜日も雨のため濁河峠を越えたが「濁河温泉」はパスして国道41号線に入り、飛騨川温泉「しみずの湯」に浸かり、国道257号線から東仙峡金山湖沿の県道431・86号線を楽しむ。雨とスタッドレスタイヤ装着のためタイヤが滑りまくり、まるでスリックカートにでも乗っているようだった。その後は定番道で14時30分に帰宅する。
 走行距離・578キロメートル、平均燃費・17.9キロメートル/リットルだった。

 11月8日(木)23時14分出発、国道41・県道63・85・86・431と進み、東仙峡金山湖沿で朝まで仮眠。行こうと思うと通行止だった、険道98号線・位山峠を攻める。峠の南側はかなりの険道だが、北側は2車線の快走路だ。次に県道87・国道361号線から野麦峠へと向かう。上り坂を結構攻めたが、乾燥路面でもスタッドレスタイヤはズルズルに滑る。県道26号線で国道19号線に入り、木曽福島から地蔵峠を越えて御岳明神温泉「やまゆり荘」で温泉に浸かり、またまた2週間前と同じ場所でのんびりと過ごす。
 土曜日は雨のため濁河峠を越えて国道41号線に入り直帰、11時19分に帰宅する。
 走行距離・437キロメートル、平均燃費・18.8キロメートル/リットルだった。


1日目 平成19年11月21日(水)
 今回は金曜日が祝日のため木曜日に休暇を取り、17時15分の終業のチャイムと共に「山が俺を呼んでいる」と言い残し、職場から「ドロン」と消える。
 帰りの電車の中で、フィット号の友人(たかてく氏)より今日しらびそ高原に行ったとメールがあり、積雪があるとのことだったので、パソコンに写真を送ってもらった。結構な積雪状態なので気合を入れないと・・・・。

 22時55分出発、国道41・21・19号線、県道33号線、国道363・257号線からの定番コースで静岡県浜松市を目指す。

2日目 平成19年11月22日(木)
 定番の休憩場所、設楽町の道の駅「アグリステーションなぐら」に寄って、雲名橋から天竜スーパー林道に侵入して、2時37分秋葉山駐車場に到着して仮眠する。

 8時ちょうどに出発して、天竜スーパー林道を楽しみ、野鳥の森線が通行止のため前回と同じく険道389号線へと迂回する。
険道389号線 急勾配が続く
 国道152号線から草木トンネルをくぐり、兵衛峠を越え長野県に入り「かぐらの湯」に行ってみたが、やはり木曜定休だったので通過する。矢筈トンネル手前からしらびそ方面へと進むが、山を見ても雪の形跡は無いぞ・・・・。
 大鹿村としらびそ高原の分岐点(通称・丸太小屋と呼んでいる)まで進み右折すると、たかてく氏からの情報どおり看板が置いてあったが・・・・・・・。
バーロー ゲートが・・・・・
 昨日は間違えなくゲートが開いていたはず、一日違いで撃沈されるとは・・・・・。丸太小屋までバックしてどうしようかと考えたが、看板の内容をよく見ると「普通タイヤでの進入禁止・チェーン着装」となっているだけで、「通行止」とはどこにも書いていない。歩いてゲートを見に行くと、鍵が掛かっている訳でなく簡単に開けることができた。よーし侵入だ、当然通った後はゲートを閉じる・・・・しばらくは雪の形跡すら無かったが・・・・・。
標高が上がると積雪路面が現れる
 数箇所積雪路面があったが難なくクリアして、しらびそ峠に11時に到着する。
しらびそ峠 標高1,833メートル
 この先、しらびそハイランドまで急勾配が続くが、前日の情報よりも路面の雪が随分解けていて、大したこと無いと思い進み、積雪路面で停車して写真を撮る。
しらびそ峠〜しらびそハイランドの急勾配
 写真を撮って、さぁー行こうとアクセルを踏んだが、タイヤが空転して前に進まない。再トライしたら今度は横滑りして車が横向いてしまった。乾燥路面まで大人しく10メートル程ゆっくりとバックすればよかったが、こうなってはどうしようもない。
 前進も後退もできず、仕方なくタイヤチェーンを装着しようと車から降りたら、テカテカ路面で自分がコケてしまった。これはヤバイと思い、取り敢えず右前輪の後にタイヤチェーンを投げ込み、車が滑っていくのを止めて、左前輪にタイヤチェーンを装着する。
 僅かに後退し、右前輪をタイヤチェーンの上に乗せて、これで何とか脱出できると思ったが、僅かに前進しただけで右前輪が空転して進まない。仕方なく右前輪にもタイヤチェーンを付けて、やっと前に進むことができ、しらびそハイランド入口まで進みタイヤチェーンを外す。状況写真を撮っておけばよかったと後悔するも、とてもそんな状態ではなかった。

 通常ならタイヤの跡はツルツルになるので避けた路面を選ぶが、今回は写真を撮るために道路の真中を走行してしまった。路面の選択ミス、停車した事、解けた雪が凍ってスケートリンクになっていた事、何とか発進しようとモガいた事、燃費向上のためタイヤの空気圧を高めにしていた事と、悪い事が重なってしまったが、無事だったことが幸いだ。
 しかし、タイヤチェーンがクイック式だったので坂道で停車中に装着が可能だったが、フツーのハシゴチェーンだったら、厄介なことになっていただろう・・・・・。
しらびそハイランド奥の駐車場
 ここで昼飯を食べて、出発前にタイヤの空気圧を下げて再度タイヤチェーンを装着。今年の峠紀行21の奈良県村道、上・高野線での「マシンガンブレーキ」で懲りているので、左後輪1本だけタイヤチェーンを装着する。装着時間は約1分だ。
スピン防止 FF車の後輪にチェーン
 数百メートル下り、しらびそ峠でタイヤチェーンを外す。峠にはジムニーが停まっていて、老夫婦が写真を撮っていた。
しらびそ方向 ゲートを開いて通過
 地蔵峠を通過して、分杭峠へと進むが雪は何処へ行ったのか・・・・。
分杭峠 標高1,420メートル
 伊那市街地を越え権兵衛トンネルを抜けると雪が舞い出した。国道19号線から国道361号線へと進み、地蔵峠の入口を見ると交通規制は無いみたいなので侵入する。
 頂上までは積雪は無かったが、下り坂になるといきなり積雪路面になった。
地蔵峠 標高1,370メートル西側
地蔵峠展望台より
 地蔵峠展望台からの御岳は、雪雲に隠れて見ることができなかった。この後は積雪路面を下ったが、「しらびそ」のような凍結路ではなかったので滑ることはなかった。この後、御岳明神温泉「やまゆり荘」に向かうと、日陰は路面が真っ白になっていた。
 「やまゆり荘」では、庭園大露天風呂に浸かるつもりだったが男湯の入口が違うぞ。大露天風呂は奇数日が男湯・偶数日が女湯となっているが、2週間前の金曜日が奇数日だったので当然今回もと思っていたが、よく考えると休暇のパターンがいつもと違い、今日は木曜日ではないか・・・・。
 仕方なく雪が舞う強い風の中でセコイ露天風呂に浸かったが、寒くて直ぐに内風呂に戻ったのだった。

 15時48分出発、所々真っ白な路面の長峰峠を越え、いつもなら濁河峠方向へと進むのだが、ひどい目に遭いそうなので、国道361号線をそのまま進む。野麦峠方面への分岐手前で旧道へ入り込み16時20分停車、ここは峠紀行3で宿泊した場所だ。
国道361号線旧道
 暗くなった頃には雪も止み、星が見えるようになったが、風は強かった。
 

3日目 平成19年11月23日(金)
 寒さで5時ごろ目が覚めたが、凍結が怖いので明るくなるまで寝て待つ。7時過ぎに起きて気温を見るとマイナス2度で、風があった為かガラスは凍り付いていなかった。
 7時30分、寒いのでエンジンを掛けて取り敢えず走りだす。高根第一ダム付近の日陰で滑ってビビッたが、道の駅「飛騨たかね工房」まで無事に進み停車。朝飯にしようかと思ったが、室内が暖まっていなかったのでトイレだけ行き、国道41号線に出て下呂市小坂町から県道437号線へと進み、道の駅「南飛騨小坂・はなもも」に8時35分停車して朝飯にする。

 DVDを見て時間を過ごし9時52分出発、10時から営業の「ひめしゃがの湯」へ向かう。第4金曜日は300円で温泉に浸かれる。
 11時03分出発、国道257号線から東仙峡金山湖沿へと向かい途中で昼食を食べ、県道431・86号線を楽しみ、定番路で14時17分帰宅する。

 走行距離、605キロメートル。平均燃費、17.5キロメートル/リットル。
 温泉入浴料、900円。コンビニ、740円。

 帰宅後、スタッドレスタイヤを10月の始めに早期割引で予約しておいたミシュラン・X−ICEに交換、エンジンオイル・エレメントにCVTオイルも同時に交換した。
 タイヤは今回の旅の前に交換しておけばよかった・・・・・・・。