峠紀行 3
平成14年9月20日(金)
9月15日から3連休。14日、14時に勤務が終わり、そのまま職場から8月25日出発の予定だった国道152号線・361号線の旅に出ようとしたのだが、どうも雲行きが怪しい。翌日は雨の予報だ。予定コースは雨に弱い道路ばかりで、通行止になる可能性が大きい。1時間ほど迷ったが、ここは無理をせず中止する事にした。
しかし、夜になると峠病が出て、岐阜県道97・63号線、通称鹿跳峠、85・80号線と深夜の山道を走ってきました。途中で局地的な大雨に降られ、旅を中止したのは正解だった。
9月21日から今度は4連休だ。20日21時30分出発、岐阜県土岐市まで国道21号線、瑞浪市まで国道19号線、瑞浪市から県道20・33号線で恵那郡山岡町へ。恵那郡岩村町から国道257号線で愛知県北設楽郡設楽町へ。
途中の茶臼山高原道路の入口を過ぎて少し進んだ所で、遥か前方を走る極端に遅い車を発見。そのまま一気に追いつくと、何とパトカーだ。赤色灯を点けていないと近づくまで分からない。スピードメーターを見ると制限速度の50キロ。少しの間追従していると、道を譲ってくれた。追い越してスピードを上げたが、追従してこないので安心してマイペース走行。
平成14年9月21日(土)
設楽町から国道473号線で静岡県磐田郡佐久間町へ。さすがに400番台国道、酷道区間がちらほら出没する。佐久間町の市街地を越えて国道152号線に入り、磐田郡水窪町の中心を過ぎ、そろそろ寝床探しだ。民家が道路沿いにちらほらあり、なかなかいい場所が無い。
青崩峠の分岐
そんなんで、青崩峠の分岐まで来てしまった。静岡側から歩いて青崩峠まで行ってみようと考えてみたが、仏ヶ浦の件を思い出して止めた。そのまま草木トンネルを抜け、ヒョー越林道へと入り、峠上りの途中で脇道へ入り込む。時刻は1時10分。走行距離は186キロメートル。
静岡と長野の県境 5時55分到着
峠を下り、長野県下伊那郡南信濃町木沢から遠山川沿いに林道を進む。途中でしらびそ峠の標識を見つける。しかし、地図上ではもっと先に分岐があるはずである。経験上、地図より標識の方が信用できるので、標識に従う事にする。鋭角を切り返して左折すると大型通行不能の看板があり、民家の間を縫ってつづら折で道路が続く。狭いのなんのって、命名すればスーパー険道といったところか・・・・・。
スーパー険道???
分かり辛い分岐には、道路上にしらびそ峠の表示してあるのは親切だ。しかし、道路標示がなかったら、どちらも民家に入り込むような道で確実に迷うであろう。しらびそ峠までは全線舗装の林道が延々と続く。
展望台
峠を下り、今度は蛇洞林道だ。
峠といっても下りの途中にある
地蔵峠を下り、下伊那郡大鹿村の中央構造線博物館に8時28分到着。開館は9時30分からである。しばらく休憩。たまにはのんびり旅もいいもんだ。
中央構造線博物館
少しウトウトしてしまった。9時45分になり博物館見学。入館料500円なり。5分ぐらい経ってから、地質学でもやっていそうな3人組がやって来た。館長が構造線、プレート、マントル等々、1時間15分説明してくれた。分からない専門用語ばかりだが、中にはなるほどと思う事も多々あった。これで500円なら安い。
11時25分出発。上伊那郡長谷村との境、分杭峠を目指す。
分杭峠 頂上
分杭峠 頂上
下りの途中から、林道長谷高野線が分岐している。ちょうど12時になった。少し入った所で昼食。カップのかに雑炊を作って食べる。なかなか美味しかった。
下伊那郡高遠町からは県道209号線を進み、国道152号線とお別れである。伊那インターの前で給油。燃料計はちょうど半分を指している。無給油で帰宅出来るとは思うが心配なので20リットルだけ入れる。しかし、地元より1リットルで21円も高い。
ここからは、国道361号線の旅である。次は権兵衛峠、けっこうな酷道が延々と続く。権兵衛峠展望台に14時12分到着。
頂上手前の展望台
展望台からの眺め
木曽郡奈川村に入り、県道493号線を進み国道19号線に合流。新鳥居トンネルを抜け木曽郡木曽福島町から再び国道361号線へ。旧道を進み地蔵峠、15時28分到着。
旧道の地蔵峠頂上
この先、少しの所に地蔵峠展望台があり御岳が一望できるが、残念ながら頂上付近に雲が掛かっていた。次は長峰峠だが、丘を上っているような峠である。
長峰峠頂上 木曽福島方向
時刻は16時12分。そろそろ宿泊地探しの時間だ。大野郡高根村に入り、国道361号線をそのまま進み、ダム湖の高根乗鞍湖沿いになると、トンネルが出来た後の旧道があるが、車止めがあり、入り込めない。次に、沢を新橋でショートカットした後の旧道が見えた。
道は大きく沢沿いに入り込み、本線から見えない。広い場所もある。途中に民家がある訳でもなく、よほどの暇人しか通らない道だ。
16時25分到着。ここまでの走行距離401キロメートル。
国道361号線旧道脇
ゆっくりと食事し、コーヒーでくつろぎ、薄暗くなったら焚き火だ。暗くなると、本線もめっきり交通量も減り、車内からはほとんど車の走行音も聞こえない。余りの静かさに、19時前には寝てしまった。
平成14年9月22日(日)
5時30分、目覚ましで起きた。約13時間、車の通った形跡は無しだ。気温13度、外に出ると肌寒い。5時45分出発。
大野郡朝日村の道の駅「ひだ朝日村」で朝飯とトイレ。6時27分出発、次は美女峠。
美女峠 頂上
道路標識は、朝日村から高山市へは国道41号線経由を案内している。美女峠はかなりの酷道かと思っていたが、実際に走ってみたら普通の酷道だ。
高山市からは国道41号線で大野郡宮村へ。ここから県道98号線で苅安峠、位山峠で益田郡萩原町へ出ようと思ったが、苅安峠は災害の為通行止。国道41号線に戻り、大野郡久々野町から位山峠を攻めようと思ったが、こちらも災害の為通行止。どうなっとるんだ。
再び国道41号線に戻り、今度は萩原町から国道257号線で新日和田トンネルを抜け、県道
431号線・86号線で東仙峡金山湖沿いを楽しみ、国道256号線を通り、横谷峡へ。
県道58号線へ出て袋坂トンネルを抜け、次は県道97号線間見峠を越え10時08分帰宅。
横谷峡も間見峠も昼間は初めて走ったが、かなりの険道である。
走行距離、583キロメートル。平均燃費、12.0キロメートル/リットル。
使用燃料は合計で48.5リットルであった。峠攻めばかりなのでもっと燃費が悪いと思っていた。伊那市で入れた20リットルは完全に失敗であった。