峠紀行 4 PART.1


1日目 平成15年4月13日(日)
 2月、3月と仕事が非常に忙しかった。毎日が時間外の嵐で、山へ行く気にもなれなく新年度になってしまった。心配していた配置転換は無かったが、4月24日からは木曜日が公休日に変更になった。平日休みは野宿旅にはいいかも・・・・・。
 4月になり仕事も落ち着き、気候も良くなって峠病もうずき始めた。のんびりと峠を走り野宿したい。そんなんで、最後の日曜公休日の13日から休暇を入れて4連休を使っての旅である。

 と、その前に勤務の間を縫って10日(木)の深夜、満開になった岐阜県本巣郡根尾村の薄墨桜を見に行きました。土日は周辺道路で大渋滞を起こす薄墨桜も、平日の深夜はひっそりとしている。
 しかし、今年はライトが点いていない。桜が見えんぞーーーー。
平成14年4月2日深夜 満開の薄墨桜
 旅も数を重ねていくうちに、欲しい物、不必要な物と色々と出てくる。冬眠期間中に、旅の道具を色々と新調した。今回の旅が快適になればいいのだが・・・・・。
 今回の計画は、1日目が静岡県静岡市畑薙ダム付近まで。2日目は長野県下伊那郡大鹿村まで。3日目に帰宅ののんびり旅。途中のコースは酷道・険道巡りの予定である。

 3時55分出発。愛知県犬山市、小牧市、春日井市から瀬戸市へ。県道33号線で東加茂郡足助町へ。途中の瀬戸市と西加茂郡藤岡町の境にある戸越峠の下りでローリング族がたむろしていて、走り屋と間違えられそうになってしまった。後から爆音を轟かせ追い立てられたが、自分が走る気が無いので直ぐUターンして戻っていった。この野郎、走り屋御用達のフォレスターターボだぞ・・・・なんて思ったが、同じ峠でもこちらは酷道・険道専門である。相手にしない方が賢い。
 足助町からは国道420号線を通り北設楽郡設楽町へ。次に、国道257号線で南設楽郡鳳来町に入り、道の駅「鳳来三河三石」に6時16分到着。

 休憩と時間調整をして、6時56分出発。静岡県引佐郡引佐町に入り、次に国道362号線で天竜市へ向かう。山間部に入る前に給油をしたいのだが、この間に営業しているガソリンスタンドが全然無い。時間が早すぎるのか・・・・。やっと天竜市市街地に入った所で見つけて給油する。
 ここまでは、所要時間を考えた移動である。高速道路を走ったら・・・・銭がもったいないので使わない。市街地を越え県道63号線に入り、ここからが険道三昧。
やっぱり楽しい険道
 名の無い峠を越えて周智郡森町に入る。
桜がまだ見頃
 次に、榛原郡川根町に入る。
名の無い峠
 川根町の市街地を越えて、9時15分、温泉が併設されている道の駅「川根温泉」に停まる。朝も早くから家族での入浴客が多い。日曜日はこんなものか・・・・9時30分に出発。
 次も県道63号線を進み、藤枝市に入り県道32号線を左折し、清笹峠を越えて静岡市に入る。
清笹峠
 黒俣川沿いに下り、国道362号線を右折し、次に県道60号線南アルプス公園線に進む。少し進んだ所で脇道に入り「チャンポンめん」を作り昼食。時刻は10時38分だが、朝が早かったので腹が減った。
 食後は少し進み、湯ノ島温泉に立ち寄る。
湯ノ島温泉
 温泉から上がり、妻に「温泉に入って休憩中」とメールを打ったら、「じじい」と返事が来た。

 この先の富士見峠は想像以上の険しさである。標高1164メートルまで一気の上る。13時10分、峠に到着。ここからは名前の通り富士山が見える筈なのだが、残念だが雲のため見る事ができない。
井川湖と南アルプス
 地図を見ると、峠の下り途中から井川少年自然の森方面に向かう林道があり、井川大橋を渡り南アルプス公園線に戻れる。井川の街は帰りに通らなければならないので、林道を進む事にする。
井川湖東側未舗装林道
 林道途中に分岐があり、左方向が井川大橋と案内が出ている。沢沿いの荒れた未舗装急坂を下り、車幅一杯の道路を進むと吊り橋がある。地図を良く見ていなかったので、まさかこれが井川大橋と思わずそのまま通過し直進した。
井川大橋
 舗装してあるが、民家の間の極端に狭い道を進んで行くと、急に舗装が悪くなり急勾配の上りになった。いやな感じがしたが、先に民家があるのでいいだろうと進むと、最後の民家の先で急に道が無くなった。畑で作業していたおばあさんが「行かれませんよ」と、またバカが入って来たとばかりに言った。「そんなもん見れば分かるわい」と思ったが、こちらは侵入者。民家の庭を拝借し無理やりUターンし速攻で戻る。やっぱり先ほどの吊り橋を渡らなければいけなかったのか・・・・・。
井川大橋の上
 橋はT字路になっていて、狭い道から直角に曲がらなければならない。切り返し何とか橋へと曲がる。セルシオクラスでは曲がれないだろうな・・・・。木製の橋を渡るのは何とも気持ちが悪いものだ。
 橋を渡り時刻は、14時13分。まだまだ時間に余裕がある。畑薙第一ダムの先、一般車進入禁止まで行ってみた。南アルプス公園線の0キロポストがある。
この先一般車進入禁止
 時刻は、15時06分。このあとは、宿泊地探しであるが今回は見当が付いている。田代第3トンネルと田代第4トンネルの間、15キロと15.5キロポストの間に川原に下りられる道があるのを知っていた。実際に下りてみると、広い川原である。
大井川川原
 上流側の奥まで車を進める。
本日の宿泊地
 15時33分到着。ちょっと時間が早すぎるが本日ここまで。
 1時間程くつろいで、ゆっくりと食事の準備をする。
くつろぎの時間
 焚き火も終わり、今回初登場のスノーピーク天を点けくつろぎの時間をボーと過ごす。ランタンの明かりは心休まる。
 昼間は気温が20度を超えたが、日も暮れてだんだんと気温が下がって肌寒くなってきた。まだ20時前だが、そろそろ寝るとするか。
 本日の走行距離、327キロメートル。