峠紀行 8
1日目 平成15年10月13日(月)
忙しい中、13日から4連休が取れた。前回「ごまさんスカイタワー」で途中放棄した続きを走ろうと、22時に出発。コースは少し変えて、岐阜県羽島市まで木曽川右岸堤防を進み、海津郡平田町から長良川右岸堤防に入る。狭い箇所があるが、安八郡墨俣町経由より早い。この後は定番の国道306号線で亀山市まで進み、名阪国道に入る。
2日目 平成15年10月14日(火)
名阪国道を天理まで行くと市街地走行をしなければならないので、奈良県山辺郡都祁町の針ICで降り、国道369・370号線、県道28号線、国道169・370号線を進み、五條市で国道24号線に入る。
和歌山県橋本市に入り、今回は酷道371号線で高野町へ進む。これが思ったよりの酷道で、入口に高野山の標識が出ている事もあり、休日昼間の交通量は結構あるだろう。昼間に通るものでないと思った・・・。
2時40分、高野龍神スカイラインに侵入。思惑どおり料金所は無人で、無料開放中の案内幕が掲げてあった。後日に分かった事だが、平成15年10月1日から終日無料になっていた。
坂道を上って行くと、あちらこちらで鹿の姿が見られるようになった。中には道路中央に居座るものもおり、大抵はヘッドライトに驚き道路外に逃げて行くが、その度に減速させられる。歩行者天国ならぬ鹿天国状態である。
スカイラインでは、新しいタイヤの性能を楽しみながら走行していた。入口から15分ぐらい走行した頃だろうか、左カーブに進入し、路肩にいる鹿が見えたと思ったら、いきなり2頭が道路を横断してきた。フルブレーキを掛けたが、「ボコ」と1頭の鹿に衝突。そいつは、「カシャカシャ」と爪をスリップさせながら道路外に逃走した。
車の被害状況を確認したいが、ここで車を降りると鹿の逆襲に遭うかもしれないのでそのまま走る。ヘッドライト、フォグランプとも光軸には異常無いようだし、異音もしていない。街灯は無いし、鹿も徘徊しているし、仕方なく「ごまさんスカイタワー」の駐車場まで走行し停車する。
ひぇーーーー、右側のバンパーの塗装がバリバリになっている。修理代が・・・・・。しかし、よく見ると凹んでいないぞ。触って見ると大量の鹿の毛が付いているだけで、タオルで拭いたら取れてしまった。多少の傷はあるかもしれないが、ボディーへのダメージは見当たらないのでホッとした。新たに、通称「鹿跳スカイライン」を命名してしまった。深夜の高野龍神スカイラインは、鹿に十分注意して走行して下さい。
龍神村側旧料金所を越えて、道の駅「龍神」に3時43分到着。橋本市の国道371号線分岐から約65キロメートル対向車は無かったが、鹿は数十頭目撃した。ここまでの走行距離、296キロメートル。
少し仮眠して、朝食を済ませ7時ちょうどに出発し、酷道425号線を奈良県境へと向かう。和歌山県内は強烈な酷道だ。
えげつない酷道 国道425号線
約16キロメートル酷道を走り奈良県境に到着。
牛廻峠 標高810メートル
峠から奈良県側
奈良県に入ると、道路は少しはましになった。しかし、雨が降り出してしまった。峠を下り国道168号線に合流して北上する。十津川村役場の先から右に入ると、立ち寄り湯の「泉湯」があるので寄ってみたが本日休業であった。道の駅「十津川郷」に寄り休憩して、9時30分出発、再度酷道425号線へ進む。分岐からすぐの所に時間帯通行止の看板が置いてあり、通行止時間が9時10分から10時までとなっている。コーヒーでも沸かして少し待つか・・・・。
国道168号線分岐から3キロメートルぐらい進んだ所で工事が行なわれたいたが、ここの看板には10時40分まで通行止と書いてある。迂回路があるので、そちらに回って下さいと言うので、地図には無いが新しい道ができていると思い、鉄製の吊り橋を渡り狭い山道を上っていったら道が無くなってしまった。嘘を教えたなババア・・・・。Uターンして戻ると、宅急便がちょうど居たので尋ねると、国道168号線まで戻り十津川村折立から玉置山方面へと上り、京ノ谷大谷林道を下るとの事である。
工事のババアは、戻って最初のトンネルを出て左に入り、○○銀行があるので左に行けと言った。たわけー、トンネルは2つあるぞ。国道まで戻れと言え・・・・。道に迷い、大回りをしたので、その場で待っても時間が変わらなかった。ガソリンの無駄遣いをしてしまった。
やっと酷道425号線に戻り、北下山村との境、白谷トンネルに到着。
白谷トンネル 十津川村側
トンネルを出ると、再び時間帯通行止だ。次の通行可は、11時30から75分間である。15分ほどの待ち時間があるので、コンビニで買ったおにぎりを食べながら開通を待つ。
国道169号線に合流し、池原ダムの上を通り再び酷道425号線へと進む。酷道425号線は、東へ行くほど道幅が広くなってくるが、立派な酷道には違いない。途中の坂本ダムでは、眠たくなってしまい30分ほどウトウトしてしまった。
奈良・三重県境
三重県に入ると、国道425号線のシールがガードレール、カーブミラー、凍結防止剤のケース等にやたらと張ってあり、ここが国道である事を主張している。
国道を主張する三重県
三重県に入り暫く進み、あと数キロメートルで尾鷲の市街地という所に、ゴミ焼却施設だろうか立派な設備があり、ここからは2トン車クラスの対向車が非常に多くなる。途中にある狭い坂下トンネルを抜け坂を下り、国道42号線に出て酷道425号線の旅は終わる。酷道425号線は、なかなか手ごわい相手だった。
北牟婁郡海山町に入り、道の駅「海山」で休憩後、14時30分に出発して県道603号線へ進む。
県道603号線
国道42号線から少しの区間は対向車があったが、峠道に入ってからは民家も無く通行する車も無い。峠の上り途中からは、熊野灘を遠望できると地図に書いてあるが、雲の中に入ってしまい景色は無く、水呑峠に15時05分に到着。
水呑峠から宮川村方向
峠を下ると、宮川貯水池沿いに駐車場があった。今日は酷道走行が大半で、非常に疲れたので早めに切り上げたい。しかし、雨が降っているので、ここで夕食にするのは面倒だ。東屋があって、トイ
レがあれば最高なのだが、そんな場所はないものかともう少し進む事にした。
県道53号線に合流し、宮川ダムまで来てしまった。ここを過ぎると民家がちらほら現れだした。やはりもっと手前で停車するべきであったが、戻るのもアホらしいのでそのまま進む。国道422号線に合流して暫く進むと、道沿いに「からすき谷公園」の看板があり、3台の駐車スペースと東屋にトイレまである。国道沿いであるが、交通量は極端に少ない。15時49分到着、本日はここまでとする。
雨が強く振る中、東屋で夕食を食べコーヒーを飲みながらボーとしていたが、余りの眠たさに18時前には車に戻り寝てしまった。
道の駅「龍神」からの走行距離、229キロメートル。
3日目 平成15年10月15日(水)
6時少し前に起きた。今日は、勢和多気ICから高速道路で一気に帰宅しようと思っていたのだが、雨も止み日が照り出しているので、もう少し酷道を走って帰ろう。
国道422号線で湯谷トンネルを抜けて飯南郡飯高町へ向かう。ここは普通の酷道だった。ここから国道166号線で飯南町へ進み、酷道368号線仁柿峠を攻める。これが結構な酷道で、交通量も少しある。仁柿峠に7時35分に到着。
酷道368号線 仁柿峠
この先から一志郡美杉村に入る。峠を下り、道の駅「美杉」に到着。かなり広い駐車場があるが、駐車車両は無い。ここで朝食を取り、車内を片付けて帰り支度をする。8時35分に出発して、県道15・28号線で国道165号線に出て、青山峠から県道512号線青山高原道路に入る。
久居榊原風力発電施設
風力発電施設を過ぎると、そこから先は大型車通行禁止になり、道路も悪くなる。ここから左へと坂を下る道がある。地図を見ると、馬野渓を通り県道2号線に出られる。よーし行けと進入すると、道幅は狭く急勾配で路面には落ち葉が積もる危険路であった。
狭い危険道
県道2号線に入り右折、次に国道163号線を右折、県道668号線に入り阿山郡大山田村「さるびの温泉」に立ち寄る。タオル付きだが、入浴料で800円も取られてしまった。タオル無しの設定は当然有ってもいい筈だが・・・・・。
温泉を11時05分に出発して、県道668号線を北上する。蝙蝠峠を越えて2車線快走路が名阪国道南在家ICまで続いている。一旦名阪国道に入り、次の板谷ICで降りる。
降りた理由は、燃料計が残り8分の1ぐらいを指しているから。ここまでの走行は664キロメートル、途中で携行缶から20リットル足しているのだが、今回は酷道が多いので燃費が悪い。この後、もう2つ峠越えをしたいので15リットルだけ給油したい。それに、昭和シェルのスタンドなら、カードを使えば1リットル当たり6円キャッシュバックになるから板谷ICで降りたのだ。ちょっと小さなスタンドで心配だったが、1リットル当たりで地元より7円高いだけだった。
ところがである。スタンドのジジイが給油を始めると建物の中に入っていってしまった。本当に15リットルで止まるのか心配で給油機を見ると、何とレギュラーが入っているではないか。慌てて自分で給油を止めて、「おっさんハイオクと言っただろう」と文句を言ったら「5リットルだけで良かったですね」と言いやがった。たわけー、カードじゃなかったらレギュラー分は払ってやらないぞ・・・・・。仕方ないのでレギュラーの含有率を下げる為にハイオクを満タン入れた。ガソリンスタンドでジジイの店員が居たら要注意である。
給油後は再度名阪国道に入り、次の向井ICで降りて非名阪国道25号線で国道1号線に合流する。
非名阪国道
2車線の鈴鹿峠を越えて滋賀県に入り、県道507・9号線で国道477号線鈴鹿スカイラインに入る。武平トンネルを抜けて、標高813メートルの三重県側展望台に12時13分到着する。名古屋駅ツインタワーまではっきり見える。
武平峠より三重県側
名古屋市内望遠
ゆっくりと昼食を取り、13時07分に出発。農道・県道を経由して国道306号線に入り、後は定番のコースで15時04分に帰宅する。
本日の走行距離、274キロメートル。
総走行距離、799キロメートル。平均燃費、10.4キロメートル/リットル。
温泉入浴料、800円。コンビニ他、294円。
有料道路代、なし。