読み物コーナー (各種体験談)
日記の中から1日分の記述が長いのを持って来ただけです。
2005年以降は、各種イベント体験を紹介するページと位置づけました。(日記にはない記述や写真も見られます。)
<USJ体験記> 2001年8月××日(とある平日)
本日で子供達の夏休みも終わり。世の中には喜んでいるお母さんも多いのでは(^^)
さて、我が家の悪ガキどもも、それぞれに充実した夏休みを過ごしたのであろうか?・・・ひとつだけ・・・USJへの入園回数が、長男3回、長女2回と、われわれ両親を圧倒的にリード(^^;
これでは立つ瀬がない(^^;ので、ここは想像の世界ででもUSJを体験するべき!・・・と、今月××日のレポートを掲載することとする。
JRで入場券を買うと、ゲートで入場券に引き替える必要がないとのことなので、大阪駅にて購入しようとしたが「本日売切れ」とのこと。当日券を現地窓口で買うしかない。そんなに混んでいるのならやめようか・・・と1回はあきらめたが、やはり様子だけでも見学に行こうと環状線に乗車。ゆめ咲き線直通の列車だった。
一人で行動するのは、さっさと移動できるので都合がよい。子供の手を引っ張る必要もないし、奥さんがちゃんとついてきているか確認しなくてもいい。すいている改札を素早く通り、人の少ないところを選んで歩けば、到達スピードも早い(^^)
どうやら当日券売り場は正面ゲートに向かって右側らしい。当日券窓口は思ったほど混んでいなかった。よく観察すると、20人並んでいる列もあれば、2人しか並んでいない列もある。当然、2人待ちの後ろにさっと移動する。
8:35、当日券をゲット。すぐに園内に入った。
本日のお目当ては、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と「バック・ドラフト」(これは3回行った長男がまだ体験していないアトラクション(^^)) 確か予約券システムがあったはずなので、今日絶対入りたい「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をもらった地図でさがす。一番奥だ(^^;
さて園内は思ったよりアスファルトの道が広くて景色が美しくない。どうも車道を歩くと車に轢かれそうで(実際には走ってないが)気になる。「ET」や「ターミネーター」など人気アトラクションが見えるが、だいたいが1時間以上待ちだ。今日は、混んでいる?空いている?ようわからんなぁ(^^;
それと、もひとつ感じたのは、やたらに飲食関係の建物が多い。すべてが映画の1シーン、もしくは海外の町並みに混ざっているので一見アトラクションに見えるが、よくみるとレストランだ。気持ち的には色か派手な印で区別してほしい感じがする。もっとも設計上は混乱することを目標にしているのであろうが・・・??
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の12:30−12:45の予約券をゲット。それまで3時間半ある。他をどれくらい回れるだろうか?とりあえずトイレを探し着替える。さすがにネクタイのままではねぇ(^^;
やっと服装が観光モードになったところで思う存分?楽しむことにする。ん?ちょうどとなりが「バック・ドラフト」だ。一人身のフットワークをいかし(これ入る?・・・って相談しなくてよい(^^))、すぐに入り口を入る。入り口には「50分待ち」の表示。今ちょうど10:00、11時前に入ってそのあと昼飯食ったら12:30にちょうどいいかな?
一度に大量にさばけるアトラクションらしく、待ち場所の迷路(^^)内はどんどん前に進む。これなら50分もすぐかもしれない。さすがに一人身は私くらいで、中には外国語も混じって聞こえる。のどがかわいている。何もしゃべらないでいるのもちと疲れる。で、とうとう最後の待機場所に来た。時計を見るとまだ30分しか経っていない。(やった20分も早いじゃない!)
入り口のゲートは3箇所あってなぜか右端が混んでいる。どうしようかと迷ったが左端にさっきから迷路で何回もすれ違ったかわいこちゃんを発見、そのうしろに並ぶ(^^;(中に入ったら右が混んでいた理由がすぐにわかった。でも思った通り左側にも得点はあった(^^)・・・10年ほど前、本場ハリウッドのユニバーサル・スタジオに行った時、アメリカでは前にいても後ろにいても、たとえ端っこでも、必ず楽しく見れる工夫がされていたことを思い出した。)
さてさて20分予定が早まったのでどうしよかいな?と思うも、のどの渇きを抑えたい。バックドラフトのすぐ横が中華屋さんだったので、よっしゃ!と飛び込む。味はたぶんたいしたことないだろうけど、店の中はきれい。「高菜チャーハンと単品料理×2」のセットを注文。お姉ちゃんがカウンター越に料理ののった皿をくれる。最後のドリンクコーナーでウーロン茶を注文したら奥から先に注文した人のビールが出てきた。脊髄反射(^^;で作戦変更「ごめんビールにして!」
4人用の座席を占領するのも悪く、見回すと隅に一つだけイスがおかれた席があった。(2人用の席のイスが一つどこかに貸し出されていたことがあとで判明(^^;)屋外にもテーブルが並んでいたが、まぁ一人やし、動くのも面倒やし、横に女性のグループもいたし(^^;そこで食べることにした。
味は普通だったが、昼間のビールに気分を良くし(^^;再び出陣。12:30にバック・トゥ・ザ・フューチャーに行けばよいので少々余裕がある。とりあえず園内探検をすることにした。夏休みとあっていろんな人種があふれている。孫の手を引くおじいちゃん、年頃の娘を2人連れたちょっと照れ気味のUSJがまったく似合わないお父さん、カップル、若者の団体、おばさんの団体・・・
「ジェラシック・パーク」の急流すべりの大きいやつ(^^;は、思った以上に豪快!!トンネルから現れ池に落下するシーンは迫力そのもの。乗っている人はずぶぬれ状態!泣き出してしまう小さな子供もいる。乗ってみたいが並ぶ時間も元気?もない。
四つ辻で人だかりのある場所があった。園内のアトラクションの待ち時間と、ショーの開園時間がボードに書かれ、お兄ちゃんがのぞき込む人に説明している。そうだ!「動物ショー」をみよう。ボードをのぞき込むとちょうどよい時間があった。近道を通らず、園内をぐるっと回っていくことにした。「ジョーズ」の前では高々と吊り下げられた「ジョーズ」の前で記念写真を撮るべく人だかりができている。よく見ると園のスタッフが客のカメラを受取り、ポーズを促してシャッターを切っている。うん、これなら撮った写真の自分たちの横に、他の人が同じようにピースして映ってる・・なんてのが避けられていいな。待ち時間も、スタッフのジョークでなごやかに過ごせるし。
動物ショーは、テレビで動物たちの訓練の様子などを見ていて、期待「大」で見たため、なんかしらんうちに終わってしまった。一生懸命観客を誘導して、場所をつめて座らせた割には、あっという間に終わった感じ(^^;
となりのショーは12:15から。12:30に「バック・・・」に到着しなければならないので、10分くらいのショーなら続けて見れる。係員のお兄ちゃんに、「ショーの時間はどれくらいかかりますか?」と聞いたところ、「もうすぐです。ここに並んで待って下さい。」と答えて足早に移動していった。だから、「どれくらい待つのか」と聞いてるのではなく、「演じている時間は何分間か」と聞きたいのだが、彼らの頭の中には、混雑した群衆からの「どれだけ待たせるんや?」という質問から、いかに逃れるか?しかないのかもしれない。「客が何の情報を得たいのかしっかり把握しろ」との教育をしていただきたい(^^;
で、ここらで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にすべてを向けることにし、会場内を移動する。アメリカ製のごっつい格好いい外車が何台も乗りつけているレストラン発見。もちろん車は飾り(^^;だが。「スタジオ○○」と番号のふられた建物が続く。ハリウッドを再現しているのだろう。その中に「待ち時間5分」のスタジオを発見した。「何分で回れるか?」と聞くと7,8分だという。なんとか見れそうだと判断し列に並ぶ。
たいがいは90分以上待ちの中で5分待ちと聞くと、通りかかった客はみんな、ここでは何を見られるのか?と興味津々。ただし、「映画の撮影で使った衣装やセットが展示してある」と聞くと、「しょーもなー!」と去って行く。おいおい、「しょーもなー」はないやろ。どうも関西人はなんでも損得で考えるくせがしみついているようだ。びっくりするような体験ができるアトラクションばかりが「得」じゃぁない。むしろここでしか見れないセットを見る方が「得」のような気がするが・・・。こういうところに来たら、すべてを楽しむという心構えが必要だと思う。待つのも楽しみのうち・・・くらいのつもりでなくっちゃ。見たもの、感じたもの、すべてを自分のものにすればいい。
7,8分の短い時間ではあったが、セットを充分に楽しみ出口を出かけた時に、関西人の最低の叫びが聞こえた。「なんやここは!なめとんのか!」・・・・悲しい、聞きたくない、はずかしい(^^;
予約券の効力がこれだけ凄いとは思わなかった。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」入り口では予約券を持つ客と、持たない客はまったく違うルートで案内される。2時間近い待ち時間を待っている列を下に見ながら、誰もいない階段を上がり階上のルートを行く。下からは丸見えだ。悪い気持ちと、得意な気持ちが複雑に交差する。
最後に5分ほど待たされた。一般の客とどこかで列が一緒になるのかと思ったが、最後まで会わなかった。一般の客には途中で予約客がアトラクションを体験しているのがわからない仕組みかもしれない。
8人乗りのデロリアンに、女性4人組と、カップルと、それと私で乗り込む。うーん、やはり一人というのはつらい、はずかしい。デロリアン格納庫に入る入り口から物語が始まっており、搭乗員全員で一致団結しなければならないストーリーだが、一人ではわいわい言うすべもない(^^;
軽い乗り物酔いの身体をひきずり外に出た。13:30。そろそろこの辺りで現実に戻ろうか。
名残惜しかったし、夜の8時9時?まで楽しめる権利はあるのだから、もったいないし(関西人(^^;)、どうするべ?と一瞬悩んだが、今日は帰ってやりたいこともある。
一人で回るのがつらい・・・が一番の理由でUSJを去ることにした。ゲートでは「再入場」のスタンプを押してもらった(^^;せめてもの抵抗??(^^;
さて、想像で書いてきたUSJ体験記もそろそろ終わりだ(^^)。さあ、いつか、家族で乗り込んで目一杯楽しむぞ!!
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<ワールドカップ観戦記> 2002年6月14日(金)
まぼろしのチケットを求めて?!
朝9時過ぎに同僚の携帯にチケットセンターからの連絡が入った。「1枚取れたそうです。チケットの受け渡し方法はあとで連絡くれるそうです」と、同僚の声がはずむ。
すぐに心待ちにしていた取引先某部長に連絡する。喜んだ部長はすぐに家に着替えに帰ると職場をあとにした(^^;
(どうか2枚目も入ってくれ・・・でないとオレの分が・・・)と祈るような時間が続き再び携帯が鳴った。(やった。いや、1枚目の受け渡し方法の連絡か?)・・・ところが対応する同僚の声がトーンダウンした。「そうですか。。。なんとかならないですか。。。」???
ことの次第はこうだ。予約をキャンセルしてきた人のチケットがうちに回ってきたのだが、そのキャンセルした人が「やっぱり行く」と言ってきたらしく、うちには回ってこないことになった。そんなん・・・・喜び勇んで家に帰った某部長はどうなるの??
気の毒に思ったらしくチケットセンターの係員は裏情報を教えてくれた。心斎橋近くのチケット屋に今日のチケットがあるとのこと。どうかそこで手に入れて欲しい・・・と。
そのチケット屋の名称と住所をもとに場所を確認する作業に入った。が、すぐにため息が出てしまった。同僚が書き取った住所は「大阪市南区・・・」となっていた(南区はなくなっている)。NTT番号案内でも該当の名称のチケット屋は見つからなかった。念のため中央区に電話し、旧南区の住所を確認するも「そんな地名はない」とのこと。
事務所に重い空気が流れた。同僚は「某部長に説明するのはイヤですよ」と言い出した。私もイヤだ。ここは課長らしく???ことの収拾を図らなくてはならない。「自分が梅田に行ってチケット屋を片っ端から探してくる」と言い残し上着をつかんで外へ飛び出した。
だいたい悪いことは重なるもので早朝に起きたJRの人身事故の影響が続いている。電車が来ない。やっと来た電車に乗っても今度は動かない。
車内には日本代表のユニフォームを着こんだギャルが腰掛けていた。思わず「チケット余ってませんか?」と聞きたい衝動に駆られる。
大阪駅前ビル地下のチケット屋を手当たり次第回ったが、ワールドカップのチケットは並んでいない。貼り出しもない。阪神−巨人戦のチケットが空しく見える(^^;
思い切って店長らしき人にたずねてみる。W杯のチケットは店頭には並ばないとのこと。予約を受け付け、売りたい人が現れた時に予約者と電話でやりとりを行うためだ。ということは先のチケットならともかく本日のチケット入手は不可能だ。
となるとあとはダフ屋狙いしかない。事務所に電話し長居に向かうことを伝える。某部長は私からのメールでことの次第を知り、ショックのあまり家で寝込んでいるとのこと(^^;
青いユニフォームのいまいましい奴ら(だんだん増えてきた(^^;)と一緒に地下鉄御堂筋線に乗り込む。こうなったら当たって砕けるしかない。
地下鉄が本町を過ぎたあたりで、ふとチケットセンターが教えてくれたまぼろしのチケット屋のことを思い出した。心斎橋で降りて探したら見つかるかもしれない。
長居までの切符はもったいなかったが心斎橋で下車改札を出る。ん?目の前の青いユニフォームを着た2名の男性に気がつく。(こいつらなんで途中の心斎橋で降りたんやろ?・・・ひょっとしたらまぼろしのチケット屋に向かう途中かも?)・・・どうせ心当たりはないので2人のあとをついて行くことにした。
心斎橋筋を北上、そして、どうやら道を探しているもよう(^^) パルコでは代表ユニフォームTシャツを特設コーナーを設けて販売している。(最悪あれを買って帰るか(^^;) ソニープラザを右折、長堀通りを東進、しばらく行ったところで2人はビルに入って行った。「KAMO SHOP」・・・(^^;(なんやサッカー専門店に立ち寄りたかったのね(^^;
世の中そんなにうまく行くはずはなく地道にまぼろしのチケット屋を探すことにした。パルコまで裏通りを戻りせっかくなので代表ユニフォームTシャツの価格を確認。<お望みの背番号入りTシャツ→13,000円> (13,000円?!こらちと高いなぁ。7番がいいんやけどなぁ〜)
長堀通りに出て西進することにした。と、今度は目の前に代表ユニフォームを着た男性を発見、駅からどんどん離れて行く(もしかしたら今度こそ・・・)。藁をも掴む思いでまたその男性について行くことにした。今回も明らかに道を探している。(ふんふん、チケット買いに行くんや(^^))・・・立ち止まって携帯で話し出したのには参った。まるで刑事ドラマの尾行シーンみたい(^^;
・・・最終的に男性が入っていったのは「東横イン」だった。(自分の宿泊しているホテルに帰るのに道に迷うなよ!!)
再びお手上げ状態に。でもここであきらめてはいけない。自分に「頑張れ!」とエールを送り(いったい私は勤務時間中に何をやってるの?)チケット屋を探すことにした。
おそらく目的の「まぼろしのチケット屋」みつけるのは無理だろう。こうなったら普通のチケット屋でいい。1軒見つけたい。
5分ほど歩いた時、道の反対側にチケット屋を発見。近づいて見るに、やはりまぼろしのチケット屋とは名称が違う。梅田と同様十中八九無理を覚悟で入店する。ここで見つからなければ社に戻って仕事をしよう。(もう長居に行く元気もなくなってきた。)
ドアを開けると感じのいいお姉さんがカウンターの中で微笑んだ。
「あのぉ、ワールドカップのチケットって扱ってられます?」(もはや今日の長居のチケットとは恥ずかしくて聞けない(^^;)
「はい、ありますよ。」(ん?あります??)
「あのぉ、今日のチケットなんて、・・ないですよね?」
「ありますよ。」
「・・・・・・」
「何枚いりますか?」
「できれば4枚、いや2枚・・・1枚でもいいんですけど。」
(メモを確認しながら)
「1枚○万円です。それが2枚、席は続いてます。あと、○万円(さっきのより3万円高い)のが2枚あります。」
あまりの金額にうれしさと驚きを通り越し、日頃の業務通りに口が反応してしまった。
「もう少し安くなりません? もう、試合が始まるし。」
「いや、まだ大丈夫です。(値段は下がりません。)」
さて、とうとう一世一代の判断をする瞬間がやってきたようだ。
とりあえず家で茫然自失の某部長に報告することに。
「チケット2枚、み、見つけました。1枚○円です。」 電話の向こうで部長が迷ってるのがわかった。
「すぐ電話かけ直す。」
その時チケット店に電話がかかってきた。奥にいたらしい別の女性が応対する。「はい、チュニジア戦ですか?・・・」
(う、まずい。部長早くしてくれへんやろか)
(そうや、もう買ってしまおう。なんとかなるやろ!)
清水の舞台から飛び降りる心境で、
「2枚下さい。」
なんやら警察に提出するとかの書類(購入者の身元記録らしい)に署名し、チケットを手にした。
やったぁ・・・!! (でも3分の1は後悔の念も(^^;)
内ポケットにチケットを大切にしまい込み歩き出した。心斎橋の街がなぜか輝いて見えた(^^)
でもなんとも奇跡的やなぁ(^^;(^^;(^^;
祝!ニッポン決勝トーナメント進出
某部長とは長居で待ち合わせることにした。私の分の着替えを持ってきてくれるとのこと(^^;
心斎橋筋まで戻ると相変わらず青い軍団があちこちでたむろっている。さっきまでうっとおしく羨望の目で見ていた彼らに急に親しみが湧く。「おっちゃんもチケット持ってんねんで(^^)」と叫びたい(^^;
と急にその青いユニフォームが欲しくなってきた。しかしチケットの金額を思い出し、大変惜しいが自重することにした。
遅い昼食を取り一路長居へ。
地下鉄が天王寺を過ぎると車掌が気になる放送を行った。「ワールドカップにお越しのみなさん・・・入場エリアが青色のチケットをお持ちの方は一駅手前の「西田辺駅」でお降り下さい」・・・車内にどよめきが起きる。となりに立っていた娘と2人連れのおばさん(なぜかおばさんだけ青いユニフォーム姿(^^;)がチケットを取り出し「どこを見るの!」と騒ぎ出した。落ち着いていたのは娘さん(^^)「危ないからチケット直しといて(しまっておいて)。どっちで降りても歩いたらええねん。」・・・そうそう危ない。私もチケット見て確認しようと思ったけど、スーツ姿でチケットを取り出すのが恥ずかしい以上にチケットなくすのが怖い(^^;
長居で地上に出ると、そこは、いつもの見慣れた長居ではなくなっていた。青い軍団、警官、テレビ局のカメラ・レポーター、外人、・・・いろんなエイリアン達が長居を占拠している。
待ち合わせまでに時間があるので交差点反対側のコンビニに行くことにした。お茶と紙袋(スーツを脱いでしまいたい(^^;)が欲しい。と、突然、車道で交通整理をしていた警官達がロープを取り出し横断歩道付近を封鎖した。(おいおい、青になったら渡りたいんやけどなぁ)
その時少し離れた場所で歓声が上がった。目の前を2台の白バイが走り抜けそのあとに続き大型バスが交差点に進入した。チュニジア代表選手が乗ったバスだった。車内には、にこやかに手を振る選手達がよく見える(ラッキー!!)。大歓声の中バスは交差点を右折、競技場ゲートへと向かった。
・・・ということは、そのうち我らが日本選手団のバスも来るはず!?買い物は済んだが、そのまま群衆と一緒にバスを待つことにした。
そう言えばやたらに自転車が多い。持ち主はどうみても近所のヤンママ達(^^;、自転車のキャリア上には幼い子供、片手でハンドルをにぎりもう片手にはしっかりとカメラを持っている。(うーん、さすがは長居のヤンママ達、青い軍団で盛り上がるのとは交差点をはさんで反対側の歩道上で独自の観戦(バスの(^^;)準備を進めている(^^;
ふたたび遠くから、今度は長い力強い歓声が上がり白バイが姿を見せた。日本代表のバスがやってきた。同じように交差点内に進入右折して行く。必死でバスを凝視したが、知った顔を見ることはできなかった(^^; やはり無欲の方がいいみたい(^^; バスしか見られなかった私とは違い、その瞬間を待っていたヤンママ達の興奮は凄かった。「トルシエが見えた!」「○○がいた!」とかもう大変。そらいるやろ。乗ってなかったら大変やで。それにしてもこいつら凄い能力の持ち主やなぁ。あんな短い時間でちゃんと目当ての選手探すんやから・・・(^^;
木陰で時間をつぶしていると(いやどこで待っても良かったのだが上着を脱いだとはいえ暑かったし、それにテレビカメラにつかまりたくなかった(^^;)某部長からの電話が鳴った。人混みの中を感激の対面。
さっき外人ボランティア?からもらったほっぺたにちょうど貼れる大きさの日本国旗シールを部長に渡す。「オレはビデオを撮るから君はデジカメをたのむ」と渡されたカメラを手に取る時には、もう部長のほっぺたで日の丸が光っていた。(いつの間に付けたの!)
チケットを提示し入場口へと進む。ここから先はチケットを持っている人だけしか進入できない。私が購入したチケットは車掌が言ったひとつ手前の駅で降りなければならなかったもので、スタジアムには反対側からの入場となり、そこまで公園内に設けられた迂回路を進むことになる。迂回路スペースには公式スポンサーのブースが設置され各種イベントにて観戦客を楽しませている。ムードは最高。
途中のトイレで着替えを済まし私もほっぺたに日の丸を貼った(^^)。
迂回通路は公園内にバリケードを立てて設置しているが、その向こうにはチケットを持たない人たちがスタジアムに入ろうとしている私達に声援を飛ばす。「頑張って応援してきてね!」といったところか。自慢げな気持ちというか、なんか悪い気もする。いや、悪くないんだ、ちゃんとチケット手にいれたんやし・・・・ちょっと高かったけど(^^;
入場ゲートでは入念な荷物チェックのあとボディチェックをされる。金属探知器に反応する小銭や携帯電話はあらかじめ配られたビニル袋に入れておかなければならない。でも思ったより混乱なく不快な思いをすることもなくスタジアムに入場、いよいよピッチを見渡せる場所に近づいた。

係の女の子にチケットを見せて場所を確認する。いわゆる「カテゴリー2」らしい。ピッチを見渡すと目の前にコーナーポストが見える。女の子が手に直接書いたメモを見ながら「あそこらへんです」と大きく指さしながら発した声がなんとなく曇っていたのだが、その理由が5秒後に判明した。
私達の席は、チュニジア応援団のど真ん中だったのだ。

長居スタジアムはすべてが青一色で染まっていたが、その中でほんの1筋、上から下まで赤く帯状にチュニジアサポーターが陣取っている。その真ん中の席2つがどうも心斎橋のチケット屋に流れたらしい。
参った。。。日本の応援ができない。「ニッポン!ちゃちゃちゃ(手拍子)」ができない。。。(^^;(^^;(^^;
席に近づいた私達2人に「ここはお前らの席じゃない。向こうだ」とたぶん言ってるんだろう。言葉はわからないが表情がそう言っている。そんなこと言ったってここの席やし、しゃーないやん!
とにかくどうしようもないので(心斎橋まで戻って文句をいうわけにもいかんし)あきらめムードで席についた。となりのチュニジア人のおじさんの体臭がひどい(^^; 「チュニジ!(ちゃちゃちゃ・・の間合い)チュニジ!(ちゃちゃちゃ)」の声援も慣れない(^^; ま、これぞワールドカップ!とその国際的な雰囲気も楽しむことにした。が、問題は他にもあった。
なにしろチュニジアにサポーターはそこにしかいない。試合前のセレモニーが始まるまでの練習時間、チュニジアサポーターのパフォーマンスを撮影すべく、グランド中のカメラマンがやってくる。真下のピッチから望遠で写真を撮る。
・・・これはまずい、テレビにも映るぞ(^^; ・・・にもかかわらず、となりの某部長はおかまいなしにビデオを回し続けている(さすがに心臓が違う)。
さて試合前の練習、両チームともにさすがにうまい。これぞ世界レベルなんだろう。ピッチは思ったより小さく見える。でも実際に90分あそこを走り回るのは並大抵の体力では無理なんだろうな。スタジアム中を何周も何周もウエーヴが走り日本サポーターのポテンシャルが最高潮に達してきた(2名を除いて(^^;)(ウエーブもしたかったよなぁ(^^;(^^;(^^;)

チュニジアの意味不明(だって何言ってるのかわからん)の応援に埋もれながらセレモニーが終了し、とうとうキックオフとなった。

前半は日本がほとんどボールを支配しながらも両チームに決め手がなく「0−0」で終了。日本は引き分けでも決勝トーナメントに進出できる、でもせっかく見に来たんやから(高いチケット買ったんやから)「0−0」は愛想がないよな。
後半はサイドが入れ替わり目の前のゴールは楢崎が守ることになる。1点差で負けてもOK(決勝T進出)やから、チュニジア応援団の手前もあるし、目の前でチュニジアのゴールを見たくなってきた(おいおい)

戦前の私の予想は3−1でチュニジアの勝ち。日本は毎試合ごとに上手くなってるので1点は入れると思った。しかし先日のチュニジアの試合を見るに個人技+縦の攻撃の早さは日本の手に負えないのではと感じた。日本の決勝T進出をはばむ2点差負けが、甘くない現実なのでは、と予想した。
できたら(そら日本に期待するけど)どっちでもいいから点を取ってや!と無責任な思いの中、後半戦が始まった。
話はそれるが、その昔雑誌で興味深い記事を読んだことがある。
ゴールの瞬間の写真を、ヨーロッパで撮ったものと日本で撮ったものを比べるとぜんぜん違う!・・・という内容だ。
コールポストをまさに通過する瞬間のボールを必死の形相で阻止しようと空中に浮かんでいるゴールキーパー・・・の図を想像してほしい。
問題はバックに移っているサポーターの表情。ヨーロッパで撮るとサポーター全員がバンザイをし喜んでいるのが写っている。日本で撮ったものはバックのサポーターが席に腰掛けたまま・・・というのだ。
最近になってプロリーグができた日本では、サポーターもまだサッカーをわかっていないらしい。要はボールがネットを揺らして初めてゴールとわかるのだそうだ。
それに比べて欧州ではサポーターも目が肥えており、シュートするかしないうちにゴールを予感できるとのこと。
後半3分、代わったばかりの森島が左から飛び込み、無理な体勢からも右足でシュートを放った。
(まだネットが揺れていない・・・)という不安を感じながらも、森島が右足で蹴ったボールの方向を見た瞬間、私はガッツポーズで立ち上がっていた。(立ち上がりながら本当にネットのことを心配した(^^;)
ほとんど同時にスタジアム中の青色が立ち上がった。日本先制!!
いや良かった良かった。日本が点を取った。それと、確かにネットが揺れた!
別に私のサッカーを見る目が肥えていたわけではない。あの瞬間スタジアム中の時間が止まったように思う。そして日本人サポーターの気持ちがひとつになった気がする。自然に私を立ち上がらせた何かが存在していた。
喜びが落ち着いた時、我に返った私はチュニジアサポーターの中でガッツポーズをしている自分に気がついた。喜びをぐっとかみしめだまって席についた(^^;
2−0 日本勝利。中田のシュートも見られた。チケットを買って良かった。
ミーハーな気持ちが長居に行かせたのも事実であるが、常日頃思っていた、一度代表のサッカーをスタンドから広く見てみたい!という念願も果たせた。
○世界の中田がどこで何をしているのか?
○キーパーがいつごろからシュートに対する構えの準備をするのか?
○オフサイドラインは本当に上がったり下がったりするのか?
・・・やはり生で全体を見るのはおもしろい!
そして何よりも思った以上に日本代表は上手だった。
祝 日本代表 グループ1位で決勝トーナメント出場!
チュニジア人との国際交流(^^;
敗戦後、私の目を見てお手上げのポーズをした彼に、思わず片手を差し出していた。がっちりとお互いの検討を讃える握手。まさにワールドカップを生で体験した瞬間。
体臭はちと大変だったが、紳士的な彼らにヨーロッパ文化の片鱗を感じた気がする。
サッカーとは関係ないけれど
長居を埋め尽くした若者がほぼ全員で「君が代」を歌い出した。ちゃんと歌詞を知っているんだなぁ!!(歌詞の意味は知ってるのかしらん?)
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