こんにちは!波田須です。春を呼ぶ北近江の盆梅展(3会場)を訪ねました。
一読いただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2002.2.23
「盆梅展と長浜散策」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーS.Hadasu
日時 : 2002年 2月 16日(土) 晴 夫婦で散策
一度見たかった長浜の盆梅。長浜市の近郊、浅井(あざい)町と山東町にも
盆梅展のあることをインターネットで知る。3会場を巡る便利なシャトルバ
スも運行中。JR岡崎駅で青空フリーパスを購入して米原行きの新快速に乗
る。
一宮あたりから伊吹山を楽しむ。左の車窓に姿を見せた純白の頂は岐阜を
過ぎると右側に移り次第に存在感を増す。列車は柏原駅を過ぎると伊吹山の
山麓を北上する。今日は快晴、山頂から裾野まできれいに雪化粧した名山を
堪能できる。
近江長岡駅前からシャトルバスで山東町の「鴨の里盆梅展」へ向う。料金
は3会場の入場料込みで1500円。雪景色の中、10分ほどで三島池近くの会場
グリーンパーク山東に着く。一段と大きくなった伊吹山を見上げて館内に入
ると地元の愛好家が丹精された盆梅が並ぶ。紅白の花が咲きそろい良い香り
が漂う。
幹が太く年代物の盆梅は畑で育った梅。伺えば探し求めた老木・巨木を
3年がかりで準備して鉢上げされる由。しかし根づかせるのは容易ではない
ようだ。以前訪ねた鈴鹿市「魚半楼」の盆梅展で聞いたご当主の話を思い出
す。「古木探しに畑を回ると梅殺しが来たと言われてしまうんですよ」
バスではガイド嬢ならぬ年配のボランティア氏・ガイド爺、ガイド婆の話
を拝聴する。当地は盆梅の盛んな所。長浜が有名になったが(日本一?)実は
浅井が本家で長浜は分家とか。浅井町の故高山七蔵翁が長浜市に寄贈された
40余鉢の盆梅が長浜の出発点だから。姉川を渡り20分で「浅井盆梅展」の
会場・ふれあいの里着。
ここの盆梅展は地元の名人・高山重左夫妻が寄贈された50鉢が中心。長政,
お市と命名された盆梅が寄り添う。古武士の風格を持つ長政は白梅、優雅な
しだれ紅梅がお市である。壁の貼紙には徒然草から引用して『梅のにほひに
ぞ、古の事も立ちかへり、恋しう思ひいでらるる 』とある。
梅の思い出と言えばおふくろの味、梅干しと梅酒。相棒は子供の入試合格
祈願でしばしば参拝した天満宮の小梅林。転勤先で幼子の手を引き家族で訪
れた熱海の梅林も忘れ難い。
長浜駅の手前で途中下車して「国友鉄砲の里資料館」を見学。展示は火縄
銃と鉄砲作りの工程。銃を手に持てばずしりと重く撃ってみたくなる。大阪
の陣の大量注文で発展、江戸初期の最盛期には700人の職人が70軒余の鍛冶
屋で働いていた由。
長浜駅前でバスを降りる。北国街道の古い町並みを散策し、大通寺参道に
沿う食堂で昼食。注文は名物あんかけ汁の「のっぺいうどん」。この町は2
度目だが町並み整備が進み観光客も増えた。盆梅展の今が旬なのだろうか?
....
旧長浜駅舎鉄道資料館(日本最古の駅舎)に隣接する慶雲館が盆梅展の会場
となっている。庭を見渡せる畳の部屋に老木の盆梅が並ぶ。「不老」と名付
けられた古木は樹齢400年。濃ピンクの花が満開、見事である。老木にして
花忘れずとか・・・
長浜〜米原間は青空パスの区間外、米原までの切符を購入し帰途につく。
歩く旅にしては歩数が伸びなかったが、盆梅展で春の足音を聞いた。
『うめ一輪一りんほどのあたたかさ 嵐雪』 完
追:三つの盆梅展の開催は 1/10〜3/10 の2ヶ月間。ただしシャトルバス
は 2/1〜2/28 間のみ。
追:魚半楼は近鉄鈴鹿市駅前の割烹旅館。盆梅は 1/25頃より3月中旬頃。
[Top Page]
|