こんにちは。波田須です。北アルプス表銀座を歩きました。一読いただけ
れば幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2008.7.29
「大天井岳(おてんしょうだけ 2922m)」山旅
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーS.Hadasu
日時:2008年 7月21日(月)〜25日(金) オール晴 単独行
7/21〜22 旅ノート「燕岳」に掲載済み
7/23 5:30 朝食を済ませて燕山荘をあとにする。稜線上の縦走路をゆるや
かに下る。
前方に立ちはだかる大きな山塊は大天井岳。槍ヶ岳のピラミッド
今日は雲隠れ。
....
蛙岩を過ぎると大下り。イワギキョウの咲く岩場を上り返し平坦路
を行けばコマクサの大群落が見られる。
砂礫の急斜面は上から下まで見渡す限りのコマクサである。これだ
けあっても白いコマクサは見当たらない。
燕山荘からの縦走路を振り返り、切通し岩の鎖場を通過して大天井
岳の登りにさしかかる。
<右>槍ヶ岳、<左>常念岳の分岐からは左側の山腹を急登して大天荘
(だいてんそう)前に出る。9:00
ザックを小屋にデポして大天井岳の山頂へ。縦走路の先に常念岳が
見える。小屋周辺では黄色のミヤマダイコンソウが目立っている。
ホットコーヒーを注文して休憩。
....
あとは(大天荘〜常念小屋)下るのみ。ヤレヤレ気分で歩いていると
突然「バタバタ」「クークー」と雷鳥の親子が出現。ヒナ3羽確認。
東大天井岳の直下で昼食。カールを下り横通岳まで来ると常念岳が
大きい。眼下の鞍部には常念小屋。広場に集まる中学生を横目に小屋
にチェックイン。13:40
学校登山で小屋はにぎやか。昼寝して夕食前に周辺を散策。ここに
もコマクサ。見上げれば常念岳への登りはきつそう。泊。
/24 連日の寝不足で体は重い。無理せず常念岳往復を断念。小屋で下山
後のタクシーを予約すると「温泉のある山宿」と常念坊を紹介される。
小屋を出ると槍ヶ岳、大キレット、北穂高岳、奥穂高岳の稜線が鮮
明。しげしげ眺めて一の沢ルートで下山にかかる。6:30
....
急降下のあとは沢沿いを下る。雪渓が残り沢の流れは清冽、クルマ
ユリ、ニッコウキスゲなどの花が見られる。
....
学校登山とすれ違う。先生の号令で道をあけてくれる。丸太橋の架
かる大小の沢をいくつも渡り、森を下る。登山口着。10:00
予約タクシーで宿・常念坊へ。2階の洋室にザックを降ろし、まず
入浴。生き返って昼食、昼寝で体調も回復。
宿の主人Kさんは山岳ガイド。宿の客(年配女性1人)を常念岳山頂
へ導きもどられた所。Kさんが訓練する大型犬は冬山の遭難現場で活
躍する救助犬。泊。
/25 朝飯前に散歩。赤松の美林をながめて松尾寺へ。寺の本堂は室町時
代末期の建立で重要文化財。
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Kさんの送迎車で穂高駅へ。駅前で自転車を借りて大王わさび農場
を訪ねる。
....
わさび田は寒冷紗で覆われている。水車小屋や道祖神を見ての帰り
道、安曇野に移り住んだ写真家・田淵行男記念館に入館。朝焼けの赤
い槍ヶ岳が印象に残る。
駅にもどり山旅を終える。コマクサの咲き乱れる表銀座は花街道で
あった。残雪に輝く孤高の槍ヶ岳も忘れ難い。 完
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