こんにちは!波田須です。梅雨明けに涸沢岳(からさわだけ)に登りました。
一読いただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2006.8.4
「涸沢岳(3110m)」山旅
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーS.Hadasu
日時:2006年 7月31日(月) 〜 8月2日(水) 晴、雨後晴、晴 単独行
上高地から涸沢経由で穂高連峰をめざす。横尾山荘に電話して登山道の復
旧を確認、宿泊を予約する。
7/31 JR名古屋駅から中央本線しなの1号で松本へ。松本電鉄に乗り換え
る。終点・新島々駅からバスに乗る。渋滞もなく上高地着。11:30
梓川に沿って上流に向う。明神池に立ち寄り池端で昼食。おねだり鴨
が水からあがってズボンを引っ張る。
....
悠然と泳ぐ岩魚を見ていると塩焼きを食べたくなる。最寄りの嘉門次
小屋で一匹いただく。小屋には岩魚を釣る嘉門次の水彩画がある。この
絵はあのウエストンから送られたもの。
徳沢ではナイロンザイルの切れた前穂の東壁(小説・氷壁より)を見上
げる。上流では豪雨の被害が目に付く。梓川の河原には流木が残り道に
も復旧工事のあとが生々しい。
横尾山荘着 15:00。2段ベッド上段の個室に荷を下ろす。風呂あり。
入浴して夕食。
同じテーブルを囲むAさんは昭和4年、Bさんは昭和14年、小生は昭
和18年生れ。Aさんは若い奥様と北穂高岳を、Bさんは槍ヶ岳を目指し
ておられる。山には年令制限なし。泊。
8/ 1 穂高と横尾の標高差は1400m、中間に涸沢がある。朝食を済ませ小雨
の中を出発 6:00。ここから先は初体験。屏風岩の直下で晴れて雨具を
脱ぐ。
本谷橋を過ぎると本格的な登りになる。前方にのぞく残雪の山々を
励みに高度を稼ぐ。
森林限界を越えれば奥穂高岳がくっきり。意外にも涸沢ヒュッテ手
前に大きな雪渓が残る。豪雪の影響だろう。アイゼンなしだが足跡を
たどりヒュッテのテラスに出る 9:00。
....
スポーツドリンクでミネラルを補給して休憩。見上げる穂高連峰が
雄大。テラスで気さくにサインに応じているのは山岳写真家の白籏史
郎さん。
岩尾根・ザイテングラードまで2つのルートがある。例年ならお花
畑の見られるパノラマルートは残雪に覆われているので雪渓直登コー
スになっている。
雪の少ない涸沢小屋ルートを行く。前穂高岳、吊尾根の稜線を横目に
ザイテングラードに取り付く。雪が消えた斜面ではハクサンイチゲ、シ
ナノキンバイが見頃。
今日の宿・穂高岳山荘到着 12:30。昼食。奥穂高岳はガスに包まれ
ている。ガスと見上げる2段梯子に登頂欲は減退。妥協して山頂まで
20分の涸沢岳に登るが槍ヶ岳、大キレットは見えず。
下山ルートを検討する。相談員に伺うと岳沢は小屋の倒壊で登山道
が未整備、白出沢はアイゼンが必要。「涸沢に下るのが安全ですよ」
とのアドバイスを頂く。
夕日に期待してヘリポートに上るとジャンダルムが焼けている。山
小屋布団のスシ詰で泊。
/ 2 朝食を済ませ再び涸沢岳に登る。朝もやの中に槍ヶ岳、大キレット
北穂高岳が見える。笠ヶ岳方面の展望も良い。
同じルートで下山開始 6:30。ザイテングラードでのすれ違いに気を
使う。横尾山荘で休憩して上高地バスターミナル着 14:00。小さな冒
険を終える。はじめての涸沢で穂高連峰の輝きに魅せられた。
完
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