こんにちは波田須です。飯田線の新城駅を起点とするJRのさわやかウォ
ーキングに参加して風切山に登りました。一読いただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2001.10.28
「風切山(356m)」ハイキング
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーS.Hadasu
日時 : 2001年 9月 23日(日) 晴 単独参加
洒落たタイトル「21世紀の風切りに・・・風切山を歩こう」に惹かれ参加
を決める。名鉄で豊橋駅に出て、ハイカーで満員の飯田線に乗り替え新城駅
へ。駅前で地図を受け取り出発 10:10。桜淵公園から風切山に登り、三河東
郷駅に至る約11kmが今日のコース。
駅前の昔ながらの懐かしい町並みを通り抜け、広い通りに出て市役所前を
通過、豊川に出て右岸を上流に向うと桜淵公園。三河の嵐山と呼ばれる桜の
名所だが今は堤に咲く彼岸花が川面に映える。清流は淵を作りゆったりと流
れ我等に安息を与える。美しき流れなり。
旅先での忘れ難き川に金沢の浅野川と犀川がある。愚息の下宿に泊り何度
か川岸を散歩した。北陸の古都を育んだ二つの川は、旅人にも郷愁を感じさ
せる優しき流れであった。
我が町にもふるさとの川・乙川がある。市街を東から西へ横切り、お城下
(しろした)を流れて矢作川に合流する。その水は飲料水となり、広い河原は
桜祭りや花火大会の舞台になる。また殿橋付近、乙川沿いの心休まる風景は
ふるさと自慢のひとつ。
笠岩橋で豊川を渡る。橋から下流に目をやれば本宮山がくっきり。旅の帰
り、豊橋からの名鉄電車の車窓に姿を見せるあの山は「もうすぐ我が家です
よ」と知らせてくれるふるさとの山。
桜淵公園内に復元された茅葺きの釜屋建民家を見学する。江戸〜明治初の
この地方の農家で左が母屋、右が釜屋。二つの棟が直角にずれているため
真ん中に雨水を流す樋がある。
公園から30分ほど林道を上り登山道への分岐点に着く。しかしハチのため
立ち入り禁止。昼食後、迂回路から登山道に入り植林の中を行くと山頂。
二等三角点の標石があり、西側が少し開け三河湾の展望がある。
山頂からは三体がセットになった石仏の点在する山道を下る。老人福祉セ
ンターに出て立岩観音に参拝。荒沢の滝を見て下ればあぜ道に出る。たわわ
に実った稲穂に色づき始めた柿、山家の秋は楽しい。
家康ゆかりの禅寺・勝楽寺に参拝。寺の門前では合唱隊がカネトを歌い
ハイカーを歓迎。こんなサービス(?)は初めて。境内に歌声が響きさわやか
な気分。寺に隣接する三河東郷駅でゴール。14:00
6両連結の臨時列車に乗り帰途につく。父に釣りを習った早川や幼なじみ
と遊んだ伊賀川は汚れてしまった。しかし有名になった水質保全運動「矢作
川方式」のおかげで支流・乙川には鯉が泳ぎ、大河はよみがえりつつある。
石川啄木著「一握の砂」より
ふるさとの山に向ひて
言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな
かにかくに渋民村は恋しかり
おもひでの山
おもひでの川
完
追:風切山の名は冬に設楽原を吹き抜ける強い北風を切り分ける山の意。
追:カネトは飯田線の開通に貢献したアイヌの測量隊をたたえる合唱劇。
追:「流域は一つ、運命共同体」を合い言葉とする矢作川方式については
町づくりのホームページ「NAGURS'S HOME」を参照下さい。
http://www.townnet.com/tsunagu/yahagia.html
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