こんにちは波田須です。前立腺全摘除術で入院時の闘病記です。
何かの参考になれば幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2009.6.7
「前立腺がん闘病記(3)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーS.Hadasu
闘病記(1)は旅ノートに掲載済み
闘病記(2)は旅ノートに掲載済み
2009. 2.19〜3.11 入院前の検査。採血(自己血輸血用 400x3回=1200cc)。
麻酔医から全身麻酔と硬膜外麻酔(術後の痛み止め)の説明
同意書署名。
書店で関連書を読むと「前立腺全摘除術は近年安全な手術の
ひとつとなっている」の記述あり。病院から提示された"入院
診療計画書"を精読。
3.13 7階の個室へ入院。山上の病院なので景色が良い。持参薬チ
エック、器具を用いた呼吸練習、採血、低残渣食の勧めなど。
3.14(土) 1階ロビーでコンサート(岡フィル室内オーケストラ)。
3.15(日) 隣接の総合公園を散策して気分転換。
3.16 肺活量測定、下剤(1L)を飲む、除毛、夕食後は絶食。
先生(主治医)の説明をカミサンと聞く
開腹して前立腺、精嚢、リンパ節、神経を切除、膀胱と尿道を
縫合してカテーテル(バルーン付)留置。術後は勃起不可。
リスクはいろいろあるが同意書(手術、輸血、血栓症)署名。
3.17 浣腸。弾性ストッキング(血栓予防)装着。水分は9:00まで。
手術室に入ると先生から「緊張してますか」と肩をたたかれ
落ち着く。12:00〜17:00 手術
手術室からもどるとしばし朦朧としていたが(カミサンの言)
先生から「取れましたよ」と前立腺を見せられ覚醒。
点滴と酸素吸入に管4本(鼻、創部、尿道、背中)で身動き困難。
レントゲン撮影。自己血800ccが点滴で体内にもどる。
3.18 体温、血圧は毎日測定、回診。ベッドに座る。水分OK。
3.19 食事(流動食から)始まる。血栓予防の"歩け歩け"で[室内]を
歩く。膝がガクガクして心もとない。
3.20 トイレで初のお通じ。歩行範囲を[病棟内(7階)]に広げる。
3.21(土) 不快な弾性ストッキングを脱ぎたいとナースに申し出ると
「その歩き方ではまだダメです」
3.22(日) 点滴終了。歩行範囲を[院内(1階の診察ロビー)]に広げて
売店を訪問。談話室で同病のBさんと話す。頻尿からがん
が見つかり手術は24日の由。
3.23 弾性ストッキングを脱ぎ、残る不都合は尿道管のみ。
3.24 朝食前に毎日1階ロビーを散歩。ガラス張りの天井から青空
を見上げる。この吹き抜け空間は気持良い。
....
3.25 先生から「病理検査ではがんはなし」
3.26 造影検査で縫合OK。尿道管を交換。骨盤底筋体操を始める。
3.27〜28(土) 尿道管を途中で塞ぎ、膀胱に尿をためる訓練。
目標は300ccだが尿が漏れ出し200cc止まり。
3.29(日) 尿道管は抜けたが尿が多量に漏れる。パッドを常時装着し
て排尿日誌をつける。
3.30 尿漏れは無意識のポタポタと腹圧(咳など)によるヌルヌルの
2種類。しかし就寝中は漏れ少なく、2時間おきぐらいで目
が醒めてトイレで排尿できる。
3.31〜4.2 ナースが排尿日誌を集計し「半分ぐらい漏れてますね」
先生から「排尿中に尿を止めて見て下さい」
深夜に試みたが止められるのはせいぜい1秒間。
骨盤底筋が弱いのだろうか?
4.3〜4.8 先生「薬飲んでみますか」
投薬(バップフォー錠と塩酸エフェドリン散10%)あり。
尿漏れ改善には体力回復も重要と思い、リハビリのつもり
で山桜咲く隣接の広い公園を毎日1時間ほど散策する。
....
前立腺の切除は排尿システムの変更でもある。尿漏れの
完治には時間がかかりそう。
....
4. 9 先生「明日退院です。今後は外来で診ていきます」
4.10 退院
<その他>
(1) 前立腺をスライスして調べる病理検査では小さながんは見つから
ない場合がある。
(2) 小生の7日後に手術したBさんは尿漏れ微小で先に退院された。
個人差は骨盤底筋の差なのだろうか?
(3) 日中、尿はほとんど漏れるが、深夜はトイレで排尿できて一安心。
(4) 頼れるドクター、親身で世話して下さったナースには感謝です。
旅ノート「闘病記(4)」につづく
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