1997.11
林道・植の畑線支線の、模式地の合の沢層の露頭。正面の谷は相の沢本流。
構造的下位の、松ヶ平変成岩の泥質片岩と合の沢層(酸性凝灰岩)の境界。断層で境される。(ハンマーの位置)
淡緑色酸性凝灰岩の露頭。南部北上や黒瀬川帯のデボン系にも、このような岩相が頻繁に見られる。
凝灰岩内部に、層理が見える場合もある。西にゆるく傾斜していて、断層境界を裏付ける。
じさ原の東、弓折沢の上真野川との合流付近。上野層(ペルム紀前期)の模式地の西側。この沢を登ると、上位の大芦層、弓折沢層(ペルム紀中期〜後期)が露出する。
転石の石灰岩。たくさん見えるのは主にウミユリの節片。古生代のウミユリは浅海成で、重要な造礁生物だった。現在は深海に細々と生息(トリノアシなど)。
”薄衣式”礫岩。花崗岩レキ(白いレキ)は重要。日本ではジュラ紀以前の花崗岩はきわめて少なく、もちろん阿武隈でも確実なものは知られていない。供給源がどのような場所であったか、問題になる。
レキ岩中の火山岩レキ。大きな斜長石斑晶が目立つ。