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Ri-60
Ri-60 MC PHONO AMP
概要

Ri-60
雑音のトランジスタを使用してMCカートリッジ用の

イコライザアンプを製作しました。

前作Ri-40の発展型で懲りずに全段対称無帰還無帰還型
DCドリフト=気にしない回路です。

写真では真っ青ですが、パイロットランプはブルーグリーンで
渋い色がGOODです。

構成
本機はS/Nをとるため電源部を別筐体にしました。
増幅部

Ri-60本体内部

体増幅部はUK製のアルミダイキャストケースに
収めて、電源をMINI-DINケーブルで供給しました。
ケースには2液ウレタンで下塗り塗装後、アクリル
ラッカーで塗装しました。
2液ウレタンの効果で丈夫な塗膜が形成出来ましたが、
塗装準備に工夫が無かったため仕上がりはイマイチ
でした。
ダイキャストケースは安価で厚みがあるためハンド
ツール類でも精度良く加工出来GOODですが、何しろ
英国製のため蓋のネジすらまともに入らないところが
情けないところです。


増幅基板

 回路基板はサンハヤト両面基板一枚で部品面に大きな足の生えた
部品、半田面に小さな足の無い部品と実装しコンパクトに実装でき
ました。

初段は東芝のLow rbb‘トランジスタ2パラコンプリで合計4バラ
ローム中電力TRのフォールテッドカスコードです。
ロールオフEQ(中央のオレンジのコンデンサー)後中gmFETで
ターンオーバーEQ(中央右の青いコンデンサー)後ハイgmFETで
増幅、OSコンでDCカット後出力します。



基板裏

パターン配置は一点アース、最小ループ面積を基本に引き回しました。




電源部
電源部内部

源は別筐体に詰めこみました。
トランスはジャンクのカットコアでサーマルペレット型の温度ヒューズ
内蔵品です。



電源部基板
電源部の製作した基板です。

右はAC入力基板でラインフィルター、ヒューズ、過熱防止サーモスイッチ
などで構成されています。

左はDC基板で、整流+力率改善抵抗、±24Vプリレギュレーター、
過電流保護ヒューズ抵抗、コントロール回路電源、ミューティングタイマー、
電源ケーブル誤接続保護インターロック回路などが実装されています。

性能、試聴
性能及び一般諸元
型式名称 Ri-60 MCカートリッジ用フォノアンプ
構成 全段対称無帰還式
利得 71dB (1KHz 0.707V)(L,R共)
RIAA偏差 ±0.3dB(20〜20KHz) ±0.1dB(60〜20KHz)(L,R共)
最大出力電圧 6 [V] (r.m.s.)(L,R共)
雑音歪率(THD+N) 0.18[%] (1KHz 0.707V)(L,R共)
雑音電圧 38 [μV] (r.m.s.)(JIS-A) 78 [μV] (r.m.s.)(FLAT)(L,R共)
計測結果について MCフォノアンプで一番心配な雑音はJIS-Aで入力換算-159dBVです。 初段トランジスタのカタログ性能から計算される雑音電圧にほぼピッタリでデザインに大きな誤り は無かったようです。 RIAA偏差も意図した通りでGOODでした。 歪率は終段のFETのK170/J74が足を引っ張っています。 これを懐の深い紫バージョンにかえるともう少し下がるかもしれません。 試聴感 出来たばかりなのでまだ音が少し硬く感じられます。 スネアドラムの立ち上がりが鋭く、ハイスピードサウンド傾向です。

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