概要
|
購入したときより音が異常にヘンなFOSTEX T40RP。
こんな音のヘッドフォン、このまま持っていても仕方がない…。
壊れてしまっても惜しくないので分解、改造してみました。
|
分解
|
T40の内部
T40は簡単に分解できました。ハウジングは細いタップネジ3本で止められ中身はごらんの通り。
右にある小さなRPユニット以外内部には吸音材など一切入っていません。
内部の半田付けは精神衛生上よくない状態。見ないほうがよかった…。
|
吸音材の取付
|
吸音材を取付
さしあたって手持ちの適当なものでくず糸のフェルトを数a角に切ってつめてみました。
さて、結果はいかに…。
|
計測、評価
|
吸音材を入れる前の特性
↑吸音材を入れる前はこうでした。
ノコギリ状の激しいF特は聴くに耐えない代物。
吸音材を入れた時の特性
↑従来型(電圧駆動)アンプ 5712Aでドライブした時の特性。
一見してピークディップが埋まったのがわかります。
試聴してもちゃんとした音になった!!。(チョットうれしい)
吸音材+電流駆動の特性
↑新たに製作した電流駆動アンプPi-50で駆動した時の特性。
高域まで見事にフラットになりました。測定系の素特性が怪しいので高域が本当にフラットかは怪しいですが、
これぞリボン型と言うものででしょう!!(メチャうれしい)
|
試聴、あとがき
|
電流駆動で聴く吸音材入りT40RPは音質的にはコンデンサ型に近い良質なものになりました。
大音量でも容易に破綻しなりましたが、やはり低能率、小許容入力は如何ともしがたいところがあります。
音質はコンデンサ型に近くなりましたが、自然さがあまり感じられず、いかにも鳴っている感じがするのは
悪い装着感のせいか?ほかに理由があるのか良くわかりません。
でも、吸音材が馴染んで来たのか?耳が麻痺してきたのか?日々音は良くなってきています。
トドのつまり、組み立て時に吸音材を組み入れるのを忘れて組み立てて、そのまま売ってしまったと言う事
ではないかと想像しています。
(01年6月5日)
|