トップページ
バックナンバー目次
華奴の「短歌あの日この日」 バックナンバー
2004年6月
6月 30日(水)
マウス手に嚔三回つぎつぎと亜種のウイルスの警戒メール
林口 僥子 (つるばら十号)
HP見ただけで感染、個人情報バラまきウイルス急増中
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000403-yom-int
「 ウイルスは、インターネットエクスプローラーの欠陥を悪用して感染する。
マイクロソフト社は、まだ完全な修正ソフトがないため、閲覧ソフトのセキュリ
ティーを「高」に設定するよう推奨している。」
マックのひとはええなあ。
それに、風邪も流行ってます。こないだの日曜日のあまりの暑さにクーラーを入れて
風邪ひいたという人続出。熱、鼻、咳。警戒警報。
6月 29日(火)
舅の建てしトルコ軍艦遭難碑石屋継がざりし夫と訪い来つ
久保 みどり (水甕 2004.7)
トルコ軍艦遭難碑のとこ 行ったことあるある! 串本、大島。海金剛という太平洋の豪快な濤を前にして、龍笛の稽古してん。気持ちええでえ。笛の音に 鳶が寄って来たよ。な、なにもんじゃ? って。旅に龍笛を持って出かけていた時期があった。最近、そう言えば、サボってるし、、、、また、旅先でやろうか、、、。
6月 28日(月)
馬になりそびれて涼し初夏の暮れ顎をぬらし水を啜りぬ
島田 幸典 歌集『no news』
わ、この歌 めっちゃ男前な歌やわあ。水も滴るいい男ってわけじゃなくて、よ。そうだ、わたしの<男前歌>集めしてみよっかな。
きのうの宝塚記念 三連複 大当たり やりましたー!! って、私はなんもわからなくて、便乗してるだけなんだけど、5人で6000円買ってたから、248,400円やでえ。わあ、すごい。すごいやろお。 お馬さんの走るとこ見たいなあ。 淀のポプラの背伸び背伸びの気持ちいい風の吹く頃。
6月 27日(日)
群をなし人を殺めるドラマ見き「忠臣蔵」また「新撰組」
安田 義昭 (水甕 2004.7)
今の物差しで見ると、確かにわけわからんよな。人殺し。邪魔者を消すのが義?
6月 26日(土)
走ること威嚇すること生きること全力なりてエリマキトカゲ
大森 悦子 (水甕 2004.7)
私の二十代、傍から見れば笑いも誘うが、本人はもう必死に悲壮なまでに全力で走っていた。どんくさくって、仕事にひーひー、悲惨な日常。基本的にはある意味今も続いている。と思っていたが、ある場面では、ずいぶんと違った印象を人に与えているものなのだと知って驚いた。なんかごっつい余裕で生きてるみたいな。それって、単なるおばちゃんの開き直りだったりして、、、、。しかしながら、それもまたよし、年を重ねるのは悪いことばかりでもない。生きて年を重ねることは、必ず変化をもたらす。二十代のある時、「みんなどうしてちゃんとオトナの顔して余裕で生きてるの? なんでなん? 私は幾つになっても四十になったって きっと どうしたってそんな顔して生きていけそうにないよ。」と訴えると、当時四十代の人は言ったものだ。
「大丈夫。だれでもみんななれるんや。生きて年を重ねる、生きて来た、それだけで、自信になるんやろうなあ。心配せんでもええ。生きて行ったらええねん。」
そのことばは 私が身をもって証明した。わたしも ちゃんとおばちゃんになれました。
6月 25日(金)
手のひらに豆腐をのせていそいそといつもの角を曲がりて帰る
山崎 方代 歌集『右左口』
今年の水甕全国大会は、まひる野の大下一真氏をお迎えしての講演、生の山崎方代さんのエピソードをたっぷり聞くことができた。嘘つき放題の方代さんだったんだね。とってもじょうずなウソで人を幸せにしたんだって。ふしぎなひとやったんやなあ。
今日、ファイルしてる時、係長が「これ、ふたりで食べて。上でもらって来たのだけど」ってチーズケーキをくれはってん。で、即刻ファイリングは中断、いそいそと傍の椅子に座って、もぐもぐ、、、、おいしいねえ、、、、。と、そのとき、相方のお嬢さんが ふと漏らすようにこうつぶやいた。「みずのさんって、自由人やね。」 え?! え? なんやそれ? おとといも バイト仲間にこんなこと言われた。「みずのさんって 悠々自適やね。肩に力入ってなくて、いいよ、ステキよ。」 へ?! ふたりとも嫌味でもなく なんかすご好意的に言うてくれはったんやけど、、、、へ???? わ、わたしって、そーんなにお気楽そうなんや?! ま、たしかにそっかあ、、、、。ま、ええこっちゃ なあ? (同意を求める) あんんん?? しかし、わたし、職場じゃ、めいっぱいせっせと一生懸命仕事してるだけやのにねえ。 な、な、なんで? なんかまるで この豆腐の方代さんみたいなお気楽イメージらしいよ。
6月 24日(木)
事およそ思はしからねどタイガース勝ちてゆふべの風わたるなり
藤井 幸子 歌集『落屑』
本日は藪投手にアクシデント。藪から棒の初々しい勝利投手は桟敷原。
大会のときに隣り合わせた藤井先生、阪神ファンなんだ。お住まいは芦屋だもんな。昨夜の阪神どうだったのかしら? なんて聞かはったもんねー。わあい、上品な阪神ファンも居てはるんや、と感動。
6月 22日(火)
葬送の労ひに賜びし緑茶にて君の痛みを啜りてゐるよ
藤井 幸子 歌集『落屑』
まさにまさに。
6月 21日(月)
虹立ちて道ゆく人に叫びたし虹よにじ虹ほら空見ねば
華奴
台風一過の夕暮れ、7時過ぎ 見事な虹が出ました。始めは ちょこっとした柱がぼんやりだったのが、徐々に色が濃くなって、どんどん丈が伸び始め、ついにりっぱなアーチになりました!
昨日、友人の五十日祭に参列。その後の偲ぶ会が、とてもいい会だった。彼のいろいろな場の友人知人がそれぞれが、それぞれの彼の思い出、人となりを語る。それぞれにとっては初めて知る彼がそこにいたりする。遺族親族の方々がこみ上げるものをこらえながら、あるいはすすりながら、また大笑いしながら手を打っったりしながら、聞き入る。あのような素晴らしい法事は初めて。あれこそ法事のあるべき姿だと思う。その彼と一緒に見た虹もでっかい虹だったなあ。西山の空に、大きな虹だった。
6月 19日(土)
もうもうと煙を吐きて貨車が過ぐ生駒を越えゆくローカル線
椎名 恒治
生駒を越えゆくローカル線って? 煙を吐いてたのはいつ頃のことなんやろな。
昨日の落語会で 桂梅団治の「煙」っていう新作落語。梅団治は鉄道マニアなんだって。
文福の相撲好きみたいに、趣味をネタにできるのってええなあ。一口に鉄道オタクと言っても
いろいろだそうで、模型好きが 模鉄、乗るのが好きな 乗り鉄、写真を撮るのが好きな撮り鉄、
音を採るのがすきな採り鉄、というそう。モテツ、ノリテツ、トリテツ
6月 17日(木)
飲み干ししビールの缶を潰しおくわれの存在消しさるごとく
佐々木 則子 歌集『萌黄の鳥』
あ、明日は 資源ゴミの日ぃや。あ、ほんで 明日は 落語の日ぃや。ほんで、たぶんココさぼりそう。
新世紀落語の会 桂 都んぼさんの応援に。応援って、ただ好きで笑いに行くんだけどね。あの詩ボクのときに
お世話になったしファンになったんよね。きぃこちゃんと 笑てきまあす。
6月 16日(水)
椰子の葉の偽装のさやぎこの埠頭の明けをつね征けり声は還らず
近藤 芳美
真鍋三和子著 『ときのかたみ』に 鎮魂碑と題する印象的なエッセイがある。
山口県柳井市に近い熊毛半島の先端に、この歌の歌碑があるそうだ。これを近藤芳美は 歌碑ではない、鎮魂碑だと。
陸軍桟橋とここを呼ばれて還らぬ死に兵ら発ちにき記憶をば継げ 近藤 芳美
偶然 またまた山口で行ってみたいところを昨日知った。香月美術館。香月泰男という画家の美術館。今はタヒチ展をやっているらしいが、シベリヤ抑留体験のシベリヤシリーズや素描もいいな。
6月 15日(火)
水底に咲くあじさゐを想ふまで冷房つよきカフェに籠もれり
大塚 寅彦 歌集『ガウディの月』
しんから冷えてしまうあのかんじ、まったく 水底に咲くあじさゐを想ふまで とはよく言ったもの。
今日から 冷房が入った。今日のようなさわやかだとまだなくても過ごせるけどな。少し前のあの湿度の高い
不快きわまりない蒸し暑いときにこそ入れてほしかったな。あんときゃあ ほんとに融けてしまいそうだったよ。
6月 14日(月)
オフィスの午後の白さや頭(づ)の奥に磁力のごとき眠気ありたり
大塚 寅彦 歌集『ガウディの月』
なんてさわやかないいお天気の一日だったこと。 こんな気候が長く続くといいのになあ。無理やなあ。
6月 13日(日)
エスカレーター下りゆきつつその裏を上りゆく死者のあらむこと想う
大塚 寅彦 歌集『ガウディの月』
そう言えば、ものごとは なんでも表裏、陰陽一対。勝って喜ぶとき、相手方は負けて泣く。どこかがへっこめば、どこかででっぱってるのだ。喜びの裏の悲しみ。阪神、今日は負け。見えざる裏の道理に思いを馳せよう。
6月 12日(土)
教室の窓から飛んで来たものか道に消しゴム・蒟蒻を踏む
華奴
おや? 変わった石ころだ、と思って蹴ってみると、むにゅ、と予想外の感触。あれー?!
なんとそれは 小さな蒟蒻だった。 ん?? そして、また数歩 歩みを進めると、今度は白っぽい小さな変わった石ころ。踏んでみると、これまた ぐにゅっと柔らかい。おお、こりゃ消しゴム。 ここは 小学校の校舎の窓に面した道。しかも神社の参道にもなっているのだが。 これって もしかしてあの教室の窓から飛んで来たんやろうか。給食の筑前煮かなんかの蒟蒻かなあ。小学校で小学生による小学生の殺人が起きてしまった現実。この頃 教室の窓の中が妙に真っ黒に見える。
6月 11日(金)
古傷は担々麺の赤いシミかつての粗相も消ゆるなく増ゆ
華奴
ホテルの部屋のキー ポケットにあるのにないないと大騒ぎ、新幹線のチケットを改札機に忘れたかと顔色を変え、
いつもまた何かやらかしたのではと慌てる毎日。そういう意味でも毎日ほんと綱渡り。昨日も。音訳講習の日、急な入り用のものがあって、にこにこセンターから家が近い私は 「私 家に帰ってとって来るわ」と 調子よお飛び出して、帰り着くと、電子ロックの方の鍵を置き忘れてきて、家に入れない。また慌てて戻るという おまぬけ。はい、今日も今日とて、傘を置き忘れて慌てました。あぶないあぶない、買ってから今日が初めてさす傘なのに。昨日のどっちの料理ショー見て食べたくなって担々麺を食べた、その店に。阿倍野近鉄10F。けっこうおいしかった。今日は 膠原病の血液検査の結果を聞きに病院に行ったのでした。念のためにという検査だったので心配はしてなかったけれど、もちろん大丈夫でした。
6月 10日(木)
ジャカランダジャカランダとて気も漫ろ花の盛りに逢いにゆきたり
華奴
わ、さぼってしまって、あやや、一週間も空けてしまいましたかー。なにしろ、毎日毎日、綱渡りのような日々を送っておりまして、ぎりぎりいっぱい、なにやらかにやら締め切りだとか、、、、あー、とりあえず、今日はやれやれ。
大会二日目の朝は少し雨催い。朝食後のちょっとした時間にホテルを抜けて、宝泰寺へ。わお、こんな大きな木だったのかあ! 写真よりもっと濃い鮮やかな紫の花でした。雨に濡れてよりいっそう鮮やか。 葉っぱは 合歓の木みたいなかんじ。
6月 3日(木) (4日〜6日お休みします。)
撒き菱のごとき鰈の骨なれば舌に味わうおのが血の味
華奴
味蕾は 舌先と喉の奥にもあるそうだ。味によって 感知する場所が違うと言われてきたが、実はそれは間違いで
そんなことはないそうだ。 週末は 水甕の全国大会で静岡行き。 間に合えば、短歌のとこ 少し更新して行こうと思うんだけど。
6月 2日(水)
むく犬が尻尾ふりふり見ておりぬパンの耳待つ鳩の漣
華奴
わんこが 鳩たちに尻尾ふってるの。わんこは きっと にこにこして見てるのといっしょで、しっぽが勝手にふりふりになるのんだろね。わんこは 鳩くんたちを見て、「君たち かわいいね」って思ってるのかな。
なんとも 微笑ましい図だったのよお。わんこのご主人が餌をまいて 鳩が寄ってくるのを、いっしょによろこんでるわんこ。ひとのいいわんこ。