
☆ DSL-3.3 日本語対応版.
少し趣向を変えて LiveCDの Damn Small Linux 3.3日本語対応バージョンを古いノートPCにインストールして使えるかを試してみました. 機種は,富士通の FMV-5133NU5/Wで10年位前のノートPCです.CPUは Pentium 133MHz,メモリは本来標準では 32MBだったのでしょうが,48MBに増設されています.ハードディスク(HDD) は標準で2GB位のディスクが搭載されていたものと思います.HDDは入っていませんでしたので手持ちのHDDを入れることにしました. このノートPCは HDDを 8GBまでのものしか認識しません, 8GBのハードディスクを持っていませんので 10GBのハードディスクをHGST(日立)のFeature Toolを使って8GBに制限して使いました.まず最初に,DSL-3.3 日本語対応版の dsl-3.3-jp.isoと dsl-3.3-xxxx-jp.iso.md5をライブCDの部屋からダウンロード (DL)します.
※ DSL-3.3 日本語対応版を DSL-3.3-jpとし,ダウンロードをDLと表記します.$ less dsl-3.3-xxxx-jp.iso.md5 (一応 dsl-3.3-xxxx-jp.iso.md5 MD5をチェック) fee9d7adef20b9d1e7f0f891e16a2f78 $ md5sum dsl-3.3-jp.iso (MD5 のチェックサム) fee9d7adef20b9d1e7f0f891e16a2f78 (dsl-3.3-xxxx-jp.iso.md5のコードが合ってるか確認) $ su (スーパーユーザーへチェンジ) password ***** (パスワードを打つ) # cdrecord -v speed=24 dev=/dev/hdb dsl-3.3-jp.iso (speed=24は CD-Rの速度 /dev/hdbはCDドライブ) # (ドライブの構成によっては/dev/hdcかも)cdrecordが,古いバージョンの場合は ↓
# cdrecord -scanbus (scanbusでCDドライブ番号をサーチ)
Cdrecord 2.0 (i686-pc-linux-gnu) Copyright (C) 1995-2003 g Schillin
…
scsibus0:
0,0,0 0) 'RICOH ' 'CD-R/RW MP7040A ' '1.6.0 Removable CD-ROM
0,1,0 1) *
0,2,0 2) *
…
# cdrecord -v dummy speed=4 dev=0,0,0 dsl-3.3-jp.iso (CDドライブ 0,0,0で書き込みテスト)
…
# cdrecord -v speed=4 dev=0,0,0 dsl-3.3-jp.iso (speedはCDドライブの速度に合わせる)
# superformat -B /dev/fd0 hd (フロッピディスクのフォーマット) # chmod u+x sbminst (実行許可をあたえます) # ./sbminst -t us -d /dev/fd0 (フロッピディスクをドライブにセットして実行) Are you sure you want to install Smart BootManager into drive /dev/fd0 [y/n]? (yと打ってEnter) Installation successful! #
次に,FMV5133NU5/W のフロッピディスクをFDドライブに入れDSL-3.3-jp のライブCDをCDROMドライブに入れてスイッチオン
※ BIOSはフロッピドライブをファーストブートに設定,フロッピディスクは書込み禁止にはしない
Boot Menu
Flags Number Type Name
---------- --- -- NONE Quit to BIOS
---------- --- -- NONE Poweroff
---------- --- -- NONE Reboot
---------D FD0 0 NONE Floppy
---------D HD0 0 NONE Harddisk
---------D CD0 0 NONE CD-ROM ←(CD-ROMを選択してEnter)
----a----- HD0 1 FAT32 Primary 1
(↓ CD-ROMを選択すると以下の表示がでる)
=======[ Infomation ]=========
Save the changes (y/n)? ←(yを打ってEnter)
================================
(↓ 次にChanges savedが表示される)
========[ Infomation ]========
Changes saved. ←(ここも Enterキーを打つ)
================================
←(この画面が出たらEnter)
DSL-3.3-jpが立ち上がったなら XTerminalで コマンドの
fdiskを使ってHDDのパーテションを作っておきます.fdiskの操作はこちらを参考にしてください.
デスクトップ内でカソールを適当な位置で マウス右ボタンをクリックして,
アプリケーション > ツールス > HDへインストール を選択します.
そして,次に以下のような画面が出ますので順次指示に従って設定していきます.
(例では, hda1にfat16, hda2にext3, hda3にLinux 未設定fs, hda4にswapをセットしてあります)
windows がインストールされているか,叉は,windows のパーテションがあるか 訊いてきます.
最後にリブートを yと打ってEnterで DSLのインストールは終了です.* リブート後 PCは GRUBが立ち上がり DSLを選択すると DSL-3.3-jpが起動し非力なPCでも何とか作動するようです.
( 再起動途中で, rootとユーザ dslのパスワードを訊いてきますから任意のパスワードを打って進行します)
$ sudo -s # mkswap /dev/hda4 # swapon /dev/hda4※ DSL-3.3-jp では, スワップパーティションの作成操作は不要かもしれません, DSL-3.1では必要でした.
インストールが済んだら次にネットワークを設定してインターネットに継げてみましょう.
手持ちのPCMCIA ネットワークカードにBUFFALOのLPC-PCM-CLXと,IO DATAのEXT-PCMカードがあります.DSL-3.3-jpでは,BUFFALOのLPC-PCM-CLXはPCスロットに挿すだけで自動認識してくれます.IO DATAのEXT-PCMは /etc/pcmcia/configを設定しないと認識してくれませんので設定方法をあげておきます.$ sudo -s # cardctl ident | grep "product info:" product info: "IO DATA", "ETXPCM", "3.0", "AX88190" (プロダクトコードを表示) # vi /etc/pcmcia/configviエディタで /etc/pcmcia/configを開いて870行目あたりに以下を書込みます.
card "IO DATA ETX-PCM Ethernet" version "IO DATA", "ETXPCM", "3.0", "AX88190" bind "axnet_cs"設定が終わったら再起動をして
# ifconfig -a
で eth0が立ち上がってるか確認します.ハードウエアの設定が済んだら次はデスクトップのDSLpanelのアイコンをクリックして開きその中の Netcardconfigを開くと,
Use DHCP broadcast?
<Yes> <no>と,訊いてきます.<yes>を選ぶとルータ側がDHCPでIPを振っているならば即 web上にアクセスできてインターネットに継ります.
ルータがDHCPの設定をしてない場合は,Netcardconfigを <No> と答えて以下のように設定します.Please enter IP Address for eth0 192.168.1.2 (ネットワーク上の任意のIPを振って Enter) <Ok> <Cancel> ----------------------------------------- Please enter Network Mask for eth0 255.255.255.0 (ネットマスクのIPを振って Enter) <Ok> <Cancel> ----------------------------------------- Please enter Broadcast Address for eth0 192.168.1.255 (ブロードキャストのIPを振って Enter) <Ok> <Cancel> ----------------------------------------- Please enter Default Gateway 192.168.1.1 (ゲートウェイのIPを振って Enter) <Ok> <Cancel> ----------------------------------------- Please enter Nameserver(s) 192.168.1.1 (ネームサーバのIPを振って Enter) <Ok> <Cancel>
以上を設定してDillo等でインターネットで webを散策してお楽しみください.
※ 次回にPCを立ち上げたときは,XTerminalで /etc/init.d/networking start とコマンドを打つとDillo等でネットに継ぐことができます.しかし,毎回立ち上げる毎に /etc/init.d/networking startと,コマンドを打つのは辛いので…… torsmo 2>/dev/null & fi sudo /etc/init.d/networking start #※DSL-3.4では sudo /etc/init.d/networking restart) uim-toolbar-gtk-systray & …※追記.
…… torsmo 2>/dev/null & fi sleep 10 && sudo /etc/init.d/networking restart #※(DSL-4.0rc1) uim-toolbar-gtk-systray & cade $DESKTOP in …
DSL-3.3でGIMPとEmacs そして,FDcloneをインストールして使いたいので apt-getしました.
パッケージをインストールする前に パッケージのアップデートをした方が良いようです.その際,# vi /etc/apt/sources.list と,打って下記に変更します.
(woodyを#でコメントアウトし oldstableのコメントの#を外します お間違いのないように)
#deb http://archive.debian.org/debian-archive/ woody main contrib non-free deb http://ftp.us.debian.org/debian/ oldstable main non-free contrib #deb http://mirror.aarnet.edu.au/debian oldstable main contrib non-free #deb http://mirror.linux.org.au/debian oldstable main contrib non-free #deb http://mirror.usc.edu/pub/linuxdistribution/debian/ oldstable main contrib non-free※追記
#deb http://archive.debian.org/debian-archive/ woody main contrib non-free deb http://ftp.debian.org/debian/ sarge main contrib non-free #deb http://ftp.us.debian.org/debian/ oldstable main non-free contrib #deb http://mirror.aarnet.edu.au/debian oldstable main contrib non-free #deb http://mirror.linux.org.au/debian oldstable main contrib non-free #deb http://mirror.usc.edu/pub/linuxdistribution/debian/ oldstable main contrib non-free
sources.listの設定変更が済んだら apt-getを実行します.
# apt-get update (パッケージのアップデート) …… # apt-get install gimp (GIMPのダウンロードとインストール) … # apt-get install emacs21 (Emacsのダウンロードとインストール) … # apt-get install fdclone (FDcloneのダウンロードとインストール) …
以上でGIMP, Emacs, FDcloneのインストールが完了します XTerminalを立ち上げて
$ gimp &デスクトップにアイコンを張り付けて使い勝手を向上させたいと思います. (例はGIMPで ~/.xtdesktop/gimp.lnkを作っての設定)
$ cd .xtdesktop $ ln -s /usr/share/gimp/2.0/images/wilber-icon.png wilber-icon.png $ vi gimp.lnk
gimp.lnkファイルの記述 ↓
table Icon Tyep: Program Caption: Gimp Command: gimp Icon: .xtdesktop/wilber-icon.png X: 73 Y: 309 Status: anchor end
* FTPサーバに編集したhtmlファイルなどをアップロードする際, PROFTPを使いたいので apt-getしました.
# apt-get install proftpd … # cd /usr/sbin # ln -s ftp pftp (/usr/sbin/ftpにリンクを張る) # pftp hoge.ftp.com (早速 pftpを使う,例は hoge.ftp.com) Connected to hoge.ftp.com 220 @honyara FTP Server (Version 1.2) ready. Name (hoge.ftp.com:foo): ojyamasimasu (ログインネームを打つ,例はojyamasimasu) 331 Password required for ojyamasimasu Password: ******* (パスワードを打つ) … ftp> (サーバにログイン中)2007/05/15 [ntp追記]
* PCの時計の時刻を正確に合わせたいので NTPサーバに同期をとる ntpd と ntpdateコマンドをapt-getしました.
# apt-get install ntp … # apt-get install ntpdate …ntpdateコマンドを使って NTPサーバにアクセスし時計を正確に合わせてみました.
# ntpdate 130.69.251.23 (今在住の一番近いところのNTPサーバ のIP) … # hwclock --systohc (ハードウェア−クロックにセットした時間を同期)以上で,PCが1/100秒くらいの正確な時刻を表示してくれることでしょう.
◎ ロースペックなノートPCをセカンドやサードマシンとして予備的に又は遊び感覚で使うにはお手軽です.このFMV-5133NU5/Wはファンが付いていなくて とても静か,パフォーマンスには劣るかもしれませんが,それなりに作動します. 各種のソフトをDSL-3.3-jpにいろいろ入れてのHDD占有容量は 570MB位ですから非常にコンパクトであると思います. : ^)
新しいPCをお持ちの方でしたらDSL-3.3は超軽快に作動することでしょう.*****
DSL Wiki http://www.damnsmalllinux.org/wiki/index.php/Main_PageDillo Wiki http://geom.math.metro-u.ac.jp/wiki/index.php?Dillo