代替法(動物実験に代わる方法)

 

 残酷きわまりない動物実験をしなくてすむよう、さまざまな方法があります。ヨーロッパやアメリカでは動物に対する考え方が、日本よりはるかに優れていることもあり、「動物実験している化粧品は使いたくない!!」という消費者の声を受け、大手化粧品メーカーは次々と動物実験を廃止、代替法に切り替えてきました。 
 「THE BODY SHOP」のように、堂々と「動物実験反対!」を掲げるメーカーは多くはないけれど、イギリスやドイツでは化粧品の動物実験はすでに廃止されているし、EU(ヨーロッパ連合)では、化粧品の動物実験禁止の法律が施行されました。(動物実験された製品の販売禁止が完全なものになるまでは、まださらに数年がかかる見込みです。)日本でも、代替法の研究をしている人たちはいますが、代替法に対する社会の理解の無さ、政府による金銭的援助も少ないため、実用化にいたるまでは遠い道のりのようです。なにもかもやることが超遅い日本・・・

<動物実験代替法の具体例>

アイテックス

ソラマメから抽出した蛋白質を用いた方法。1986年に開発され、アメリカのFDA(食料医薬品局)によって、有効性が確認されています。これはうさぎたちが使われるドレイズテストの代替法です。

スキンテックス

カボチャの皮から抽出した蛋白質を用いた方法。刺激に対して人間の皮膚と同じような反応を示す性質を利用した、皮膚刺激性試験です。 
コロジテックス

コラーゲンでできた人工皮膚に試験物質が接触すると、色変化が起こり、それによって腐食性が測定されます。
アメリカDOT(運輸省)が認可。
フレイム法

1988年、イギリスの医学動物実験代替方基金(FRAME)によって開発された細胞毒性試験法。培養細胞に試験物質を加え、24時間後にタンパク質に着色する性質の試験液を加える。細胞は健康なほど多くのタンパク質を含むため、試験物質の毒性が低いほど強く着色して、鮮明な青色になります。
 ★NR法 

1985年、ロックフェラー大学が大手化粧品メーカー「レブロン」の後援で開発したもの。人のケラチノイド(角質生成細胞)を使用した代替法。
海外では多くの化粧品メーカーが採用しています。 

 

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