SUNSET 99 Live SASEBO Vol.11  @佐世保市干尽公園野外特設ステージ   10/7/’01

干尽公園というところは、海を見下ろす高台にあります。
なだらかな斜面になっていて、椅子はなく、そこにそれぞれがシートを敷いて見るようになってます。
そのせいか、会場全体がのんびりした雰囲気です。

このライブは、今年で11回目を数えるという恒例のイベントですが、こちらの会場で行われるのは今年が最後なんだ
そうです。

● 国府弘子 トリオ ザ ターザン
  国府弘子(P) / 須藤 満(B) / 村石雅行(Ds)

国府さんのピアノを生で初めて聞きましたが、友達いわく「今日の出演者の中で一番男っぽいピアノ(笑)」です。
音が前へ前へと出て来るようなピアノです。ファンの方からリクエストをもらって一番多かった曲、てことで、エマーソン・
レイク&パーマーのプログレの曲(題名忘れましたが..)なんかもやってたし、かと思えば「この野外の雰囲気が弾いてて
とても気持ちいいのでこの曲を」ということで、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の曲をソロで弾いたり。
村石さんの激しいドラムにも意外と(!)合ってたし、須藤さんはいつものことながら長〜いベースソロ^^;をステージ前まで
出てきて聞かせてくれました。

● 五十嵐はるみ グループ
   五十嵐はるみ(Vo.) / 青柳 誠(Kb. Sax) / 田中裕士(P) / 佐藤"ハチ"恭彦(B) / 平山恵勇(Ds)

去年デビューしたJAZZボーカルの方です。初めて聞いたのですが、写真からは想像したいたのと違って、割とかわいらしい
声をしてます。「スイングしなけりゃ意味がない」とか「イパネマの娘〜ONE NOTE SAMBA」「Alfie」といったスタンダードから
ユーミンの曲をJAZZ風にアレンジした「Chinese Soup」、竹田の子守唄をアレンジしたものといった、彼女ならではの個性的な
曲が並びます。聞いていてなかなか気持ちよかったです。

● SEMBA BOX
   仙波清彦(Ds. Per) / 村上"ポンタ"秀一(Ds) / 佐山雅弘(P) / 村田陽一(Tb) / MECKEN(B)

仙波さんの印象が強すぎて、何の曲をやったのか覚えてないんですが^^;
今回、仙波さんは主にドラムを叩いてました。とにかく、実力者ぞろいのメンバーなので、一見みんなバラバラのことを
やっているようで、それがなぜかうまーくまとまっているという...あいかわらず佐山さんのピアノは美しいし、アクション派手
だし(笑) 特筆すべきは、仙波さんとポンタさんの「愛のDUO」!ダブルドラムの共演なのですが、全く性質が違うふたりなので
見ていておもしろかったです。一度引っ込んだものの、お客さんの拍手でまた出てきて、このおふたりは互いのドラムセットを
交換して叩いてました。仙波さんもポンタさんも、互いに相手のモノマネまでやってました。ポンタさんゴキゲン(^o^)

● SUNSET SPECIAL SESSION
    青木智仁(B) / 浅野祥之(G) / 村石雅行(Ds) / 塩谷 哲(Key) / 勝田かず樹(Sax)

この頃になると、すでに周りは暗くなってまいりました...
客席側に向かってRhodes、ステージ中央に向かってグランドピアノが置いてあります。ステージ左からピアノ、ドラム、ベース、
ギターで、中央にSax。演奏した曲は

 ♪-1 : KATSUTA L.A. (仮) / K. Katsuta
   勝田さんの曲ですが、まだ題名がついていないんだそうです。
   SALTさんは、Rhodesに向かいます。のっけから身体を揺らしながら弾いてます。モニターの音を気にしてます。
   村石さんのドラムは、音が固め。青木さんのベースは、あいかわらずベキベキと響いています。   
   勝田さんのSax は、いつも割と高音を強調してグイグイと引っ張っていくので、その音が空に突き抜けていく感じで、
   野外にとても合ってました。舞台袖でTOKUが見ているのが気になる私(^_^;)

 ♪-2 : Song for Bilbao / Pat Metheny
   SALTさんの選曲。以前もどこかのセッションで聞いたことがあります。
   「日も沈んでいい感じになってきました。きれいだな〜(笑) パット・メセニーという偉大なギタリストを、みなさんご存知
   だと思いますが、非常に簡単な構成の曲なんですが、奥が深い、という。こういう曲を作ってみたいですね」

   少々ラテンが入ったような、軽やかなピアノ。メロディはSaxが奏で、続いてギターとSaxがハモります。
   ピアノソロ。今日は中=>低音を強調か?キメのフレーズで、椅子から跳ね上がるSALTさん。
   顔は見えないけど、今頃歯を食いしばったような表情で弾いているのでしょう。かと思えば、高音部を転がるようなピアノ。
   ちょっとあごを引き気味で弾く、いつものSALTさんの演奏スタイル。ある意味、とてもSALTさんらしいソロ。
   Saxソロ。この曲ではちょっと音を抑え目かな。バックがサビの印象的なフレーズを繰り返す。ピアノはフレーズを微妙に
   変えている。野外とはいえ、今日はピアノがよく聞こえる。ドラムも少し抑え目だが、時々「バシッ!」と激しく大きい音が
   出るのが村石さんっぽい。

 ♪-3 : Watch Your Step / S. Shionoya
   力強いドラムの音。ギターのワウ、青木さんのベースがかっこいい。SALTさん、ブッチャーさんと笑い合っている?
   SALTさんのカウントで始まる。すでに身体が揺れてます。勝田さんのSaxが全体を引っ張っている。ピアノは上の方から
   ガンガンと下りてくる。その隙間に入るドラムがかっこいい。ピアノソロでは、SALTさん跳ねまくっています。
   ウラ拍に突っ込んでくる和音がSALTさんぽい。勝田さんのソロ。勝田さんにつられて、ピアノもベースも激しくなる。
   Aメロにもどる寸前の一瞬のブレイクと、スネアの「スコーン!」という抜ける音が気持ちいいいです。
   この曲は、ピアノとSaxが交互に暴れていました。

 ♪-4 : Bumpy Street / T. Aoki
   青木さんのアルバム「Experience」の中でも、個人的にとても好きな曲です(^o^)
   ピアノのイントロに、シンバルが絡んでくるところがいいんですよね。CDではウラメロの部分もSaxがやっていましたが
   今回はギター。ピアノのソロは、ちょっと抑えた音でメロディはしっかりと聞こえる。口ずさみながら、力が入ると身体
   までも傾く。ドラムとの相乗効果で、どんどん音も大きくなる。Saxソロからギターソロへ。この曲には、ブッチャーさんの
   哀愁のあるちょっと暗めの音がよく合います。

 ♪-5 : NC Shuffle / T. Aoki
   青木さんのセッションでは、盛り上がる時の定番の曲です。
   シャッフルなだけに、跳ねる感じが気持ちいい曲です〜。あまり動かない青木さんも、心なしか揺れているようです。
   軽やかに細かく転がる歯切れのよいピアノ。全部の楽器が気持ちよく跳ねて、すごく幸せな気分です。

この5曲です。短いっ!(^_^;)
アンコ−ルの拍手も沸いたのですが、そこはこういうイベントのため叶わず....
この顔ぶれでまたセッションやってくれたらいいのに。


● TOSHIYKI HONDA SPECIAL SESSION
   本多俊之(Sax) / 辛島文雄(P) / 石橋敬一(B) / 大坂昌彦(Ds) / TOKU(Vo・Flh)

このメンバーですので、いい意味で安心して聴けます。本多さんの曲が中心でしたが、それぞれのソロがかっこいいの
なんのって!本多さんの音は、勝田さんとはまた違ってなんか大人〜、って感じだし、ピアノの辛島さんの音は繊細で美しいし、
石橋さんのウッドベースが派手ではないけどズシズシと響いてくるし、大坂さんのドラムはいつもながら歯切れがいいし。
(個人的に、大坂さんのブラシ使いが好きです)
TOKUさんは、2曲目から登場。このメンバーは、イベントの数日前にもセッションをやっていたらしく、いい雰囲気です。
TOKUさんは、いつもながらいい声です〜。TOKUさんは、歌うときに客席をじーっと見回しながら歌うのですが、シャーデーの
「KISS OF LIFE」の時に口ずさみながら見ていたら目が合って笑ってくれたような気が... <= 気のせい??(^_^;) 
最後に、バート・バカラックの「I Say a Little Player」を演奏したのですが、本多さんのSaxとTOKUさんのフリューゲルホーン
の共演はすばらしかったです!!客席からの拍手がなりやまなくて、急遽アンコール。
本多さんが手塚治虫さんの映画の音楽を担当したということで、その中の曲「There'll Never Be Good-By」を演奏。
ここでもTOKUさんのボーカルにうっとり....(すみません、TOKUさんばっかりで。好きなんで^^; )

イベントが終わったときには、すでにあたりは真っ暗で、昼間は暑いぐらいだったのにすっかり寒くなってました。
出演者の方々は、みなさんすばらしくて、いろいろなタイプの音楽を聴くことができてとても楽しいイベントでした。



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