今は『ヴィシュバ・ノール変異譚 黒霧海域の章』を読んでます。
ずっと前にブックオフで3冊50円セールをやってたときに全巻棚にあるのを見ておきながらも一度そのまま帰宅し、どうしても気になってその日の閉店間際にまとめ買いして案の定「大当たり」だったシリーズ。
黒髪碧眼の紳士ガディル・リュストと白銀の織姫マルーシュ・ミモリの物語。
ガディルという人が色々謎で実は人外っぽくてマルーシュ(少女)に激しく独占欲で精神的に大人で料理もお菓子作りも上手くて、ロボでないのが惜しまれます(…)。
『楽園』といいこのままいくと日記の方向性が変わってしまいそうで心配です。
で、私は基本的に文章に擬音が入ってるのが嫌いな人なんですが、この作者さんの擬音の使い方は上手だな、と思ってます。
+++
『ヴィシュバ・ノール変異譚 黒霧海域の章』読了。
最初の『ヴィシュバ・ノール変異譚』から始まって、『「緑陰」の章』『影盗人の章』『木の音色の章』に続くシリーズ4冊目。
「白銀の織姫」マルーシュ・ミモリの保護者的存在ガディル・リュスト氏はかなりワケありな方らしく(まだちゃんと説明はされてないのですが何かすごいみたいです。皆がガディルを畏怖してます。マルーシュ以外。)毎回毎回マルーシュに敵対する相手を恐怖のどん底に叩き落してくれる素敵な紳士(…)なのですが、今回もものすごかったですね…。
今回の敵は幽霊船の船長(『残虐ゴーブ』なんて怖そうな名前)だったんですが、ガディルを目にした途端まぁこの船長が狼狽するわ逃げ惑うわ。読んでて哀れになるくらい。
追い詰められた敵はマルーシュを人質にとったりもしたんですが…その際、マルーシュの肌にほんのちょっぴり、剣で切り傷をつけてしまい…そしたらガディルがぶち切れた(笑)。せっかくとった人質を放り出して敵が逃げ出すくらいの剣幕で。何なんでしょうガディルって…。
『影盗人』でトウセツがマルーシュに手を出したときも、トウセツが気の毒になるくらい怒り狂ってたしね…一応マルーシュも何かワケありみたいなんだけど、絶対、そっちが理由じゃないよ(苦笑)。
『海龍』と『パール』のカップルもチョイ役ではあれなかなか良い感じでした。パールを守るためならガディルにだって刃向かうんだよ海龍は。