島田一男氏の『女捜査官』を読んでます。
科捜研の面々は出て来なくなっちゃってちょっとさみしいけど、『迷宮捜査官』で馴染みの捜査一課の刑事さん達が出て来てくれるのが嬉しい。
そんな中、今回初登場した刑事さんの中にすごい人が。
泊蓮乗(とまり・れんじょう)刑事。
実家が寺だったか何だったか…大学も確か仏教に関係のある学部を出てらして…仲間からは「和尚」って呼ばれてる(笑)。
犯罪者を逮捕することは『仏罰』、警察官は仏の手足となる仕事。っておっしゃってます。
大学時代に仏教画の模写をしていたので容疑者の似顔絵も書けるし、「和尚」なのに空手の有段者で犯人を手刀で昏倒させたこともある。
私の頭の中には、引き締まった筋肉を持った、すらりと長身の、スキンヘッドで精悍な顔つきの若い僧が浮かんでますがやっぱり間違いなんでしょうか(夢見すぎ)。
あと山崎刑事って人も出て来て、この人が仲間内から「鉄」って呼ばれてる。名前に鉄の字は入ってないんですが、この刑事さん、以前ピストルを所持した犯人とやりあったときに、至近距離から狙撃されて左手首を粉砕され、切断せざるを得なくなり鉄の義手をつけてるんですね。それで仇名が『鉄』。すげえ仇名だよ。
で、この「鉄」さんも、左手がそんな目に遭ってるにも関わらず、微塵も怯まずにその犯人を見事取り押さえたって言うんだから…今回初登場の刑事さん、強すぎ(笑)。
おかげで主人公のはずの婦警さん二人が霞みまくり、ね…。
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さて、『女捜査官』読了です。
…なんか関係者の毛髪や陰毛を集めてるうちに事件が勝手に解決してました。推理というほどの推理はなく、謎というほどの謎もなく、まぁ途中で刑事さん達の目の前でガス爆発が起こって容疑者が二人も吹っ飛ばされるのが派手で目新しくはありましたが、解決部分で何が起こったのか私にはよくわかりません…共犯者の女性、頭、悪すぎやしないか…?
これだけ毛の話ばっかり出て来るんだったら、科捜研の徳丸技官を出してくれたらよかったのに…。
ともあれいつものごとく読後感は非常に爽やかです。ミステリとして読むとちょっと弱い感じがするのは否めませんが(最近のミステリがこだわり過ぎてるだけなんだろうか)面白い小説であることに変わりはありません。
で、解説に目を通したら、前作『国際捜査官』と『女捜査官』の間に『現場捜査官』ってのが出てるらしくて…それが、科捜研の面々が登場する短編集なんだって…! 『現場捜査官』、持ってない…読みてぇ…徳丸技官や浜松技官の活躍をもう一度…!
今日ブックオフで探したけどなかったよぅ…。