『アリス Alice in the right hemisphere』読み始め。
冒頭から飛ばす飛ばす…やっぱり、読み出すと止まらない。何だろう? 何なんだろう? って先が気になって仕方がない。けどこの小説は先読みする気にならない…悪い意味ではなく。何故?
今のところ起こってる事態があまりに異常過ぎて、この小説がどんな地点に着地しようとしてるのか、着地出来るのか、見当もつかないけれど。
楽しみ楽しみ。
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さて、『アリス Alice in the right hemisphere』読了。
一気に読めました。読まされました。
書いてあることはものすごく観念的で、同じ表現が何度も何度も出て来て、登場人物の説明はひどく難解で、ともすればどうしようもなくワケがわかんなくなっても不思議じゃない内容だったと思うのだけれど。
『quarter mo@n』よりは『レフトハンド』に似た雰囲気で、どっちも良かったんだけどこういうのの方が好き。
95年8月、東晃大学医学部研究棟通称「瞭命館」にて、60名を超す人間が同時に意識障害を起こす惨事−『瞭命館パニック』−が発生。
7年後−国立脳科学研究センター地下に秘密裏に建設された「ドーム」にて、「比室アリス」が覚醒する…。
冒頭からガンガン異常事態が発生してくれて読み応えがあります。説明、理論に明け暮れる中盤〜終盤は読む人によっては退屈極まりないかも知れませんが、私は面白かった。
そして終章。
それまで物語を満たしていた圧倒的な『絶望』が、見事に『希望』へと一気に塗り替えられる数ページ。
感動しました。良かった! オススメです。
どんな描写がネタバレなのやら判然としない話ではありますが…。
「比室アリス」が「ドーム」で保護・監視されながらも、それでも「生かされている」というのは何故かとずっとひっかかっていたのですが…。
終章まで辿り着いてやっと、「比室アリス」が生きている、そのことは多分この物語にとって大きな救いになっているのだと気づきました。
その解釈で合ってるかどうかは別にして。