『ガンパレード・マーチ』ノベライズ第6弾。5121小隊初陣、その直前と直後の出来事。
このノベライズシリーズを読んでるとガンパレって「青春」だなあと思います。皆が皆それぞれに不器用で、ぶつかり合って傷つけ合って、でも少しずつ歩み寄って互いを認めて。いつ死ぬとも知れない戦時下なのに青春しちゃってる連中。作者さんが一人一人のキャラをとても大切に描いてくれてるので、ファンとしては安心して読み進むことが出来ます。
私はガンパレキャラの中では唯一新井木だけがどうしても苦手なんだけれど、その理由が新井木を加藤と比較した一文のおかげでちょっとわかった気がする。それで新井木もほんとは悪い奴じゃないんだなって…いやでも結局彼女だけは特別扱いされてるからなー。別に私が歩み寄ることもないよなー(苦笑)。
今回のゲストキャラ、九州総軍の赤い旋風荒波司令はなんか色々と素敵でしたね…眼鏡とメイド服…ッ!! 入院してもベッドサイドに部下(女生徒ばっかりかよ)はべらせてるし。いやすげえゲストが出て来たもんだなあ。一話限りで引退と言わずに続くシリーズでも活躍して欲しかったけれど、他の隊のエースパイロットがいると5121小隊の活躍が霞んでしまうから仕方ないのでしょうね。
しかしこのノベライズシリーズの行き着く先は何処なんだろう…OVERSのいない世界だけど速水君の過去はやっぱり思い切りワケありのようだったし…これからどんどんシリアスな深いところに行ってくれると良いなぁ。