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『世界平和は一家団欒のあとに2 拝啓、悪の大首領さま』 橋本和也 電撃文庫
家族全員、特殊なチカラを持ち、なぜか世界を危機から救う役割を押しつけられる星弓一家。
長男の軋人は、かつて自分が倒した悪の組織の首領一家と再会する。その一家、鶴見家の父の修平は無職でしょぼくれ、長女の銀子は父を見限り失踪、末っ子の正志はそんな中すっかり意気消沈しており、家族は崩壊の危機に瀕していた。
長男の啓吾に頼まれ、なんとなく後ろめたさも感じた軋人は、柚島や妹の美智乃とともに彼らの絆を取り戻す手助けをすることになるが───。
悪の組織の“その後”と正義の味方のアフターケアを描く物語。
前巻でちょっとずつ触れられてたネタがうまく使われてますね。
コミカルが空回りすることもシリアスに切り替わるのが遅すぎることもなく、実に絶妙なペース配分で物語が盛り上がってゆくのがイイ感じ。
第1巻が「良いんだけど、何だかなー」な読後感だったため未読状態のまま続刊を買うべきかどうか早めに確認しておく必要性を感じたため、購入済みだった第2巻を続けて読んだワケですが、これは面白かった! 第3巻以降も新刊買いさせていただきたいと思います。
正義の味方にやられてしまったばっかりに、リストラされたサラリーマン状態になってしまった悪の大首領さま。
そんな父親の威厳を取り戻すために頑張ることになる軋人くん。
一家の中心にはカッコ良いお父さんがいなくてはならないのだと思います。
しょぼくれていじけてないで、胸を張れお父さん! 家族みんなを支えしっかりと守ってくれる存在こそが父親。
軋人くんとのラストバトルは強烈にカッコ良かった!
次巻も楽しみに読ませていただきたいと思います。
20070617
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