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『神曲奏界ポリフォニカ ふゅーじてぃぶ・ぶるう』 築地俊彦 GA文庫
「駆け落ちした精霊と神曲楽士を探してほしい」
クルナが受けたタイラニ家からの依頼は一風変わったものだった。早速彼は勝手に作ったチーム・クルナのメンバー(ハイディ、ササヤ、ルーファ)を招集して情報収集にあたる。いつもより少し真面目なクルナに違和感を覚えるルーファだったが、その裏には彼自身にも深い関わりを持った“ある事件”が関係していた……。
神曲を音でなく色として「観る」ことができる謎の精霊・エステルも登場し、事態は思わぬ方向へ展開していくことになるのだが……!?
貧乏コンビ、クルナとルーファの“ぶるう”シリーズ第2弾登場!
『神曲奏界ポリフォニカ』シリーズ、ポリ青2冊目です。
全然分厚い本でもないのに読み終えるまでに尋常でないほどの時間がかかりました…。
展開がダラダラし過ぎで退屈で、ぶっちゃけ読むのが苦痛でしょうがなかった。
三分の二ほど読み進めて今回の事件の背景みたいなのがちょっと説明されるあたりで一瞬だけ面白くなって、後は再びグダグダな状態に…ポリ青好きな方には大変申し訳ないのですが私にはこれでもかとばかりに合わない作品でした。
何と言うか、こういう小説がいかにキャラクターの魅力によって成り立っているものかってことを考えずにはいられなかった。クルナ、ルーファ、ササヤ、ハイディ、リグルス、フレーラ、その他諸々。この作品には私がコイツ好きだーっ! と思えるキャラが何故か一人もいないので、余計に読むのがしんどくて…。
あとこの作者さんの文章があまりにもあっさりし過ぎてるのも合わない一因かと。終盤で暴走状態のセニアとの戦闘シーンが一応あるワケですが…一応、あるワケですが…はぁ…。まあ、文章や描写の好き嫌いは人それぞれですから、私とは合わなかった、ということで。
普通のシリーズであればこんだけ合わなかったのだから次巻からは私は遠慮させていただきます、ということになるのですが、ポリフォニカだからなぁー…全部読んでないとわからなくなりそうで、怖くて途中で読むのやめられないんですよ。
赤とか白とか、単色だけで読んでて完璧に物語として成立してるならいいんですが、ポリフォニカッて結局はそうじゃないんだもんな…他の色の登場人物が出て来たりするし、混ざってる部分がちょっとだけだとしてもその背景を把握しておきたい、ので読むのをやめられないのです。
これって全部の作品がひとしく面白いときは全部で楽しめる素晴らしいシステムなのですが…ねえ…。
でも正直なハナシ現在のところポリフォニカで追いかけたいシリーズは黒だけって感じです。
他の色にも頑張ってもらいたい…もう本当に頑張ってもらいたい…。
20070711
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